街中に突如現れるカラフルな鬼たち！ 「節分サプライズ」（東京都豊島区）
大人が本気！？のユニークな節分
2月のある日、豊島区のまちなかに突如現れる色とりどりの鬼たち！特に告知されたイベントではないのに、急に始まる節分の豆まきに、通りがかった人々は驚きつつも笑顔に。
最初は戸惑って引き気味だった道行く人々も、次第に楽しそうな雰囲気に包まれ、子どもたちは全力で鬼退治に参加。まちの誰かと誰かが、名前も知らないままにつながる、強気で愛情深い「おせっかい」のひとコマが広がりました。
鬼たちが登場したきっかけ
このカラフルな鬼たちのサプライズ豆まきは、もともと地域の保育園の節分イベントを盛り上げるために始まったものです。
しかし、コロナ禍をきっかけに豆まきもオンラインに移行してしまいました。そこで鬼役を担っていた大人たちは「頼まれてもいないのに」勝手にまちの鬼役を引き受けたのが始まり。
赤・青・黄色、それぞれの好みのスタイルで鬼に扮した一団が、通りすがりの人たちを驚かせながらサプライズ豆まきを決行しました。
通りすがりの小学生たちは、突然の豆まきに大興奮！「全力でぶつけていいの？」と豆を投げつけながら、「鬼はー外！」の掛け声が響き渡ります。自転車で移動中の鬼たちに、タクシーの運転手さんも「鬼？今、そういうの流行ってるの？」と笑顔で話しかけてくれ、鬼たちは「はい！流行ってるんです！」と笑顔で答え、偶然の会話が生まれる瞬間も。
街に広がる「鬼友だち」の輪
サプライズ豆まきを楽しんだ子どもたちの中には、きっと「次は自分が鬼をやりたい！」と思う子が出てくるはずです。周りで見守っていた大人たちもいつの間にか巻き込まれ、気づけばまち全体が「鬼友だち」であふれていくかもしれません。
この節分サプライズが続いていけば、5年後には豊島区に100人くらいの鬼が現れる日も近いかもしれませんね（笑）。
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