小さな約束を大切にできるかどうか
以前誰かの話で、お金を貯蓄しておくよりも、信頼を貯蓄している人のほうがこれからの時代には強い、というような話を聞いたことがある。
確か7つの習慣にもそんなような話があった気がするけど。
特に、ここ最近そのとおりだなぁと感じることが増えてきた。
例えば、ちいさな約束もおろそかにしないこと。
これって信頼を積み重ねるためには、とっても大切なことと思う。
「また会おうね!」
「今度ごはんしようね!」
「次は誘うね!」
リップサービスってすぐわかるようなこともその一つ
「後で●●しようね」
「来週は●●に行こうね」
「何時頃に帰るね」
家族だったり子どもとの約束だったり。
ちょっとしたことを守るって、
結局その人を大切にしているかどうかなのだと思う。
小さい約束を大事にできない人とは信頼関係が築きづらいし、
関係性もうまくいかなくなる。
そんな小さい約束のひとつ、「時間を守る」って、なぜだか私にはとても大事なこと。
多分それは私の価値観の優先度の高いことの一つなんだろうけど。
私にとっては、「いつも遅れる人」「待たされること」がとってもストレス
もちろん、自分が遅れるのも待たせるのもとてもイヤ。
いつも遅れてくる人って、
「出がけに電話がかかってきちゃって・・・」とか
「ちょうど電車が行っちゃって・・・」とか
言い訳の前にまずは、「お待たせ!ごめんね。」だと思うんだけどな。
わざとじゃないのかもしれない。
ちゃんと間に合うように準備してたのに、たまたま私との待ち合わせの時ばかり、なにかしらのトラブルが起きちゃうのかもしれない。
相性がよくないのかも・・・。
でも、本当はこちらを下に見ているから、ちょっとぐらい待たせたっていいよね、っと思ってるのかも。きっとそうだ。
最終的には、そこに行きつく。
そして、そんなことを考えてしまう自分に対しても、
嫌になって気持ちが下がる。
でも、最近は、やっと、そういう人とは距離を置くのも一つの手。
と思えるようになった。
ちいさな約束を大切にできない人は、もっと大きい約束も大切にできなくて、いつか裏切られる可能性もありそう。
他人の時間を奪っていることに、気づきもず、
遅れても悪びれもせず、いいわけばかりで配慮もないような人なら。
そんな人と付き合い続けるメリットは何?
他人は変えられない、とはよく言ったもので、
ストレスためながら我慢する必要があるのかな?
そう気づいたら、自分が変わるしかない。
少しづつ距離を置いて離れていけばいい。
だけど、忘れてならないのが、「自分は同じことしてないか?」ってこと。
やっぱり自分がされてイヤだなと感じたことを、
他の人にはしないようにしないとね。
時間だけじゃない。小さい約束も口にしたのなら大切にする。
ひとつづつ、ひとつづつ。
そして、その積み重ねが信頼残高につながっていくのだろうな。
特に、身近な人との約束ほど、うっかりや、ちょっとなら、って甘えることはしないように。
気づいたら信頼残高がゼロになってた、なんて笑えない。
今更ながら、あらためて、そう肝に銘じて、小さな約束こそちゃんと守ろう。