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中国・四国巡りの旅(広島~四国~岡山)

未踏の県が、あと少しになってから、まとめて行けるルートを考えているうちに、夫が四国一周がしたいと言い出した。
私も、四国は愛媛と香川が未踏県、さらには岡山も行ったことがない。(通ったことはある)
夫は高知が未踏だというので、今回は未踏県の制覇を兼ねて四国一周を企ててみた。

今回のルートは、以下の通り
●1日目
羽田~広島(飛行機)
おのみち~しまなみ海道(レンタカー)~今治城~道後温泉
(途中大三島の大山祇神社へ)

●2日目
松山城~内子町~四万十川~足摺岬~そうだ山温泉

●3日目
桂浜~大歩危小歩危~祖谷のかずら橋~徳島(駅前泊)

●4日目
鳴門海峡(渦潮)~びんびや~田村神社(香川)~金刀比羅神宮~
父母が浜~丸亀(レンタカー返却)~JRで瀬戸大橋(夕日)~倉敷(駅前泊)

●5日目
倉敷観光~岡山空港~羽田(飛行機)

ざっとマッピングすると以下のような感じ。

立ち寄った主なスポットをつないだ地図
ぐるっと回ってきました
(徳島には何度も行ってるのでお気に入り❤がたくさん!)

1日目

羽田発8:30のANA。
離陸が遅れて、広島空港には10時ころ着。
予約していたレンタカーを借りてGO。車はFitでした。
まずは、お昼に尾道ラーメンを食べようと、尾道市街へ立ち寄り、ラーメン店の立ち並ぶエリアへ。
Googleで見つけた「しょうや」という店に入ると、後から続々とお客さんが・・・なかなか人気の店のよう。


口コミで人気の黒チャーハンもつけてみた!確かにおいしい♪


さみしい商店街

食後に商店街をぶらっと散歩するも、シャッターの閉まった店が多く寂しい感じ。平日とはいえ、地方の商店街はこんな感じなのかなぁ。。。と思いながら尾道を後にして、一つ目の目的「しまなみ海道」をとおって「大三島」の「大山祇神社」へ


こんな感じで島々をつないでます
多々羅大橋



ここは樹齢数百年という大楠がご神木として鎮座していて、木と対話している女性がたたずんでいた。神社の奥の院にはさらにものすごい大楠が生樹の御門として、奥の院の参道になっている。
ここをくぐって奥の院まで。



ものすごいパワーで、行ってみたかったところを体験でき、御朱印もしっかりもらってきた。

生樹の御門

そこからは、またしまなみ海道を抜けて、今治まで。
途中立ち寄った「来島サービスエリア」では、大橋をながめられる絶景スポットもあって、ミカンのソフトクリームを食べて、ちょっと一休み。


今治までついて、せっかくなので「今治城」を見学。

入場券で、本殿以外にも2つの櫓を見ることができた。中は博物館になっていて、武士の鎧兜や、武器、火縄銃等が展示されていた。よくこんなにたくさん保存されているものだなぁ、と感心。
またお城の仕掛けなども紹介されていて、かなり見ごたえがあった。


今治城


今治城から道後温泉までは20分ほど。
17時ころホテルにチェックインすると、夕食の時間を聞かれたので、比較的すいているという19時半に予約し、夕食の前に町並みを散策。


椿の湯
空の散歩道からの眺め



重要記念物の道後温泉本館は、改修工事がまだ終わっておらず、一部工事用の柵が残っていたが、ほぼ全容を見ることができた。
近くの丘の上にある「空の散歩道」という足湯まで上がると、上から道後温泉本館をながめることができる。
夕暮れ時で、ちょうど日没のタイミングでもあり、とても美しかった!



宿泊したのは道後館という温泉旅館。
古くからある旅館のようで、昭和のころの宴会場なども残りつつ、夕食は料理長の凝った和食懐石。
食事処は半個室となっていて落ち着いた雰囲気でいただくことができた。

食後しばらくしてから温泉(大浴場)へ。
タイミングが良かったのか、大きなホテルのわりに誰も入っている人がおらず、独占して入ることができた。

2日目

翌朝は、ロングドライブに向けて、早めに起き、7時に朝食。
すませたら、まずは松山城へ。


駐車場が少なくて、少しばかり手間取ったが、ロープウェー乗り場の近くでコインパーキングを見つけて、山の上にある松山城を目指す。
ロープウェーは10分間隔、リフトはずっと動いているというので、すぐに乗れるリフトを選択して、山頂まで。
お城まではそこから少し徒歩で上るのだけれど、こんな山の上にお城を建てるなんて、昔の技術では相当たいへんだっただろうなぁ・・・

昨日の今治城も素晴らしかったけれど、やっぱり松山城は別格!
じっくりみていたら想定外に時間がかかってしまったけれど立ち寄ってみてよかった!(その数日後には、がけ崩れが起きたりして大変だったみたい)

松山城を出発して次なる目的地は、町並みが保存されているという内子町。松山から四万十川沿いに、足摺岬まで行くルート上にあるので古い町並み好きの私としては、立ち寄りたいスポットだった。


知られざる美しい町並みの内子町
途中にあった庭園の素敵な家

お昼は・・・高速を降りたところにあった道の駅「三間」
ちょうどガソリンもいれないと、、、ということでそこで休憩がてらうどんをいただく。

そこから下道で四万十川沿いに下っていくのだが、ここが国道?というようなすれ違いもぎりぎりな細い山道が続く。
途中いくつかの沈下橋を見つけて、河原まで下りてみると、透明に澄んだ水が本当に美しい!そして鶯がすぐそばで鳴いていて、遊大な自然にしばしうっとりとしながらまたさらに川沿いを下っていく。


美しい四万十川
透明度がすごい!四万十川

足摺岬まではさらに下道をだいぶ走らねばならない。。。

何とか足摺岬に到着したのが17時。
ここから宿までは、まだ100キロ以上ある!!

ということで、宿に電話を入れて、今足摺岬にいて、そこから向かうことを伝えると、到着後すぐに夕飯になるかもしれませんと言われる。。。

ナビとにらめっこしながら宿に向かうも、ずっと下道かと思っていたら、建設途中の高速道路が使えたり、ナビの通りのつもりが、道がちがったりと迷いつつ、何とか18時すぎに到着!チェックインすると、パワフルで元気な仲居さんがスーツケースを二つ担いで離れの部屋に案内してくれた。

本館と離れの間に大浴場があり、夕食は本館とも別の建物の個室に通される。お食事は、頑張ってる感じの創作料理だったけれど、昨日のホテルの食事と比べてしまうとちょっと申し訳ない感じ。
(決して悪くはなかったけど!)

その代わり、お風呂はとても素晴らしかった。
こちらも、ひろ~い大浴場を独り占めして、露天風呂も満喫。川のせせらぎを聞きながら、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
ちなみに夫は、酔っぱらっていたこともあり、夜は部屋の露天風呂にはいって大浴場は翌朝のお楽しみにしていたみたい。

こちらの温泉宿は、「そうだ山温泉 和」という山の中にある全室離れの旅館。お部屋も広くて、ベッドも大きく、専用露天風呂もある離れはとても素敵。翌日の徳島までのアクセスを考えて高知県内で良い距離感の宿を見つけるのにちょっとばかり苦労したけれど、なかなかよい温泉旅館を見つけられたと満足!

3日目

翌3日目は、桂浜へ。
以前訪れた時は、坂本龍馬記念館から眺めただけで、砂浜に下りる時間がなかったため今回は、砂浜へ。



お決まりの坂本龍馬像も撮影して、徳島へ向けてGo!
何度も訪れた徳島なのに、行きたいと思いつつ行けなかった「かずら橋」へ。

細い山道を進むと、さすがに観光スポットなので大きな駐車場があり、そこから5分ほど歩いて渓谷へ。
かずら橋は一方通行になっていて、反対側へまわりいざ足元を見ると下が透けてみえてドキドキ・・・
携帯をもって渡ったけれど、手すりから手を放すことができず、一歩一歩しっかり歩いて渡り切った。


かずら橋を渡りそこから山道を抜けたら、途中の道の駅でいのしかバーガーをいただく、そしてそのまま高速へ。
そこからは徳島駅前までびゅーんっとひとっ走りで夕方にはホテルにチェックイン!


まだ夕食には早かったので、阿波踊り会館まで散策。
3年ぶりくらいの徳島駅前は、なんだかますます閑散としていてさみしくなっていた。
阿波踊り会館の1階でお土産を買い込み、晩御飯は予約していたお気に入りのお店へ・・・
以前友人に連れて行ってもらった、外れのないお店で美味しい地元のお料理に舌鼓♪


4日目

だいぶ長くなってきちゃったけれど、この日は、朝イチで渦潮を見に鳴門へ。早い船だったので、そんなに乗る人は少なめでよかった!
初めて見に行ったときは、大潮で渦が100個くらい見れたのだけど、この日は中潮。それでも迫力ある大きな渦をいくつかは見ることができてよかった!水中から見る船にも乗ったことがあるのだけど、やっぱりうずしお汽船がおすすめかな!




その後は朝ごはんに、渦潮から車ですぐのびんびやへ。
10時開店で10:10についたけどすでに長蛇の列・・・でも、朝からお酒飲んで長居する人はいないので、回転もよく、15分ほどで入れてよかった!

そのあとは、高松方面へ向かい、行きたかった「田村神社」へ
ナビに従っていくと、なかなか見つからず、クルマが通れそうもないような道が表示されていた。
仕方ないので近くのスーパーに車を停めて、そこから歩いて行ってみると、裏参道だったようで、たどりついてみればものすごい龍がいる神社だった!

境内には、七福神や十二支、さらには桃太郎伝説もあって、エンタメ要素も濃いめで楽しめる感じ!


そこを後にしたら、次は香川に行くなら絶対外せない金刀比羅神社へ。
駐車場は近いところは高く少し離れると遠いとのことだったけれど、500円で駐められるところが結構あり、参道からさほど離れていないところで空きを見つけて登って行った。



江の島の参道と似てるよ、、、という声に励まされながらも、785段の階段をひたすら上っていったわけだけれど、ものすごい暑さにへとへとになり、さすがに奥の院まで行く元気はなく、本宮までであきらめ。。。
休みどころが解放されていたので、そこで一休みしてから降りる途中にあった讃岐うどんやさんで遅めのお昼をいただいた。

レンタカーを返すまではまだ時間もあったので、そこから父母が浜まで足を延ばしてみた。
日本のウユニ塩湖といわれているだけあって、浅瀬が続く海岸は、かぞく連れで大賑わいで、映える写真は撮れなかったけれど、一見の価値はあるかな?

父母が浜をあとにして、丸亀まで。
途中でガソリンを入れて返却したいと思ったものの、ガソリンスタンドがない!Google検索しながらいっても、あったと思うと閉まってる!
ということで振られること数件。結局レンタカーを返却して、実費精算してもらうことにしました。スタンドで入れるより多少割高(180円くらいだったか?)だけれど、これだけあちらこちら探し回って無駄足になるなら、最初からそうすればよかった・・・

丸亀駅前は本当に何もない!!
夕陽を見るために乗りたいと思っていた列車まで1時間ほどあるので、駅近のカフェで時間つぶそうと思ったけれど、カフェなんてない!!

仕方なく、唯一見つけた中華屋でコーヒーの代わりにビール、ケーキの代わりに餃子を注文して、時間つぶすことに・・・

そして、ようやく列車の時間となり、丸亀から瀬戸大橋を渡って、岡山~倉敷へと到着。
あいにく瀬戸大橋を渡っている間は、くもっていて夕陽は拝めず。
渡り切ったあたりでようやく雲が切れて、きれいな夕焼けを見ることができました。

倉敷での様子は別の記事にて。





































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