趣味のオフ会運営が今の仕事に活きている!?2023年 前期全社MVPを受賞された岡田さんへインタビュー。
今回は、前期全社MVPを受賞された岡田佳祐さんにお話を伺いました。岡田さんはマーケティング部で主にクリエイター向けマーケティングを担当したり、教育向け新規事業の推進を任されたりと幅広く活躍されています。ファーストキャリアのシステムエンジニアから転身されたきっかけについても語っていただきました。
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学校の授業や部活の中でclusterが自然と活用されているように
ーまずはクラスターでの業務内容について教えてください。
clusterのクリエイターマーケティングにおける戦略作りが1つ目の仕事です。戦略を立てるために、色々なデータを見ながら分析をしたり、ユーザーさんへのインタビューを通して仮説検証をしたりしています。
2つ目の仕事として、教育関係の新規事業の推進を行っています。今、国を挙げて注力している「デジタル人材の育成」は、デジタル技術を使って価値を生み出す人材を増やすというのが一つの定義であり、clusterが強く貢献できる取り組みだと感じています。
学校の授業や部活の中でclusterが自然と活用されている状態を目指して、様々な企画を実施しています。
ー具体的にはどのような取り組みをしているのですか?
7月に、文部科学省さんとみんなのコードさんと共同で「教育機関でのcluster利用の無償化」を発表させていただきました。また、先生向けの教育利用ガイド「Cluster Educators Guide」の無償配布を行っています。
【cluster】日本のICT教育を加速するバーチャル空間の可能性 教育向けクラスタートークセッション【文部科学省様、特定非営利活動法人みんなのコード様ご登壇】
他にも大学で特別講義を開催したり、中高生向けにclusterのワークショップを実施したりと、学校側と連携しながら新たな取り組みに励んでいます。
ー教育機関でのcluster利用の無償化はとてもワクワクする取り組みですよね。そして、このような新規事業の推進が認められて、2023年前期全社MVPに選ばれたと伺っています!改めておめでとうございます。
ありがとうございます。全く予想していなかったので、素直に嬉しかったですね。特に教育関係の新規事業の推進は、社内の様々なチームと協力してできた結果です。それぞれの分野でプロフェッショナルな動きをしてくれたメンバーのおかげでもあると実感しています!
誰もがクリエイターになる未来がイメージできました。
ー他にも岡田さんの分析力が評価されたポイントだったんですよね。
ユーザーさんがどのようにclusterを知って、どんな風に定着してくれて、どんな経緯でロイヤルクリエイターに変化していくのか。この問いに対して今までとは違う仮説を提示し、clusterを世に広めるための新たな全社施策の実行に繋がったことが、評価いただいたポイントの一つだと聞いています。
当時は、clusterは元々ものづくりがものすごくできる人たち、つまりUnityなどで自分でゲームを作れてしまうような人たちが集まって、楽しんでいるという仮説だったんですよね。でも実際に100名以上のユーザーさんにインタビューをしてみたら、ロイヤルクリエイターの75%ぐらいがUnityの経験などないことが分かりました。むしろclusterを始めて、他の人から教わったり、自分で興味持ってやってみたりしたら、自分でも意外と簡単にできることがわかってハマっていく人が多かったんですよね。
ーその結果は意外でした・・・
そうですよね。でもこの事実がわかったことで、パソコンに馴染みがない主婦の方や学生でも、誰もがクリエイターに転換できてものを作って売ることができる未来がイメージできました。
僕らが思っているよりももっとハードル低く、クリエイターになる人が増えるだろうと分析を通して気づきましたね。
趣味のイベント運営が今の仕事につながっている
ーclusterの可能性もより広がりますね。ちなみに岡田さんのキャリアについても聞きたいのですが、元々はシステムエンジニアだったんですよね?
はい、新卒で入社した会社ではシステム開発をやっていたので、今と全く違う仕事です。
ただ土日は、オフ会の延長線上で自分でイベントを立ち上げて運営をやっていました。日本で一番大きいノベルゲームのゲームハッカソンで、100人くらい参加者がいて、スポンサーもつけて、DMM本社を貸し切った大規模なイベントを開催したこともあります。
趣味でイベントの運営を続けていたら、本業でもプロダクトのコミュニティやゲームのコミュニティを見ることが増えてきて、今の仕事に繋がっている実感はありますね。
その後、アクセンチュアに転職して具体的な戦略を形に落とすことを仕事で行い、次のキャリアは友人が始めたベンチャー企業で役員だったのもあり、予算作りから労務、webサイト作りと必要なことは何でもやっていました。
そのあたりから本格的に事業企画とは何かというのも分かってきた気がします。
clusterから未来のトップクリエイターを生み出せる仕事
ー趣味が徐々に融合されて今のキャリアになっていったのですね!最後に、岡田さんが思うこの仕事の魅力を教えていただけますか?
これから先どんどん増えるであろう3Dクリエイターさんの中から、有名なクリエイターさん、バズる可能性のある新規クリエイターさんを輩出できるのがこのポジションの面白いところであり、可能性があるところだと思います。
自分の推しのクリエイターさんと一緒にclusterを盛り上げていく感覚が近いですかね。
何者でもない、元々は一般人と変わらない立ち位置にいた方がclusterをきっかけに、クリエイターにチャレンジして、今までと違う未来を歩んでいく。そのようなストーリーに憧れたり、裏方として推しを支えることが好きな人はこのポジションに夢が持てるのではないかと思います。
クリエイターさんをリスペクトして、その価値を最大限向上させたい。そんな想いを持った方が来てくれたら嬉しいです。
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