振り返りインタビュー「2年で100回開催したVRイベント、これからも開発とユーザーの架け橋に」|cluster公式番組「Hello Cluster」 イベントレポート【3/15】
バーチャル空間で行われる、clusterをもっと楽しみたい方へ贈る公式イベント「Hello Cluster(ハロクラ)」。
ハロクラは今回で2周年、100回目の開催でした。
ほぼ毎週開催してきた公式イベントですが、せっかくの機会なので、いつものレポートに合わせてPMのhtomineさん、MCのswanmanさんに「ハロクラのこれまでとこれからについて」お話を聞いたインタビューも掲載します!
100回記念振り返りインタビュー(htomine×swanman)
──ハロクラをはじめるきっかけはどういうものだったのでしょうか?
swanman
前進として「くらラボ」という番組があったのですが、その番組は僕一人でずっとやっていました。そこから2020年3月にスマホ対応・常設ワールド機能のリリースに合わせてリニューアルしようという話があって、そこで名前も何もかも変えて、htomineさんもプロダクトのことを伝えてもらうために出演してもらう今のハロクラの形式ができあがりました。
htomine
もともとclusterではcluster SDKというものを使ってイベント会場をアップロードできたのですが、それを今のCluster Creator Kitという形にアップデートしてユーザーが常設のワールドをアップロードできるというのがその時の大きなアップデートでした。
そこでリリース計画の一部としてユーザーイベントをやっていこうとは考えていました。前職でもユーザーミートアップをやっていたこともあり、最初はベータ版をユーザーに触ってもらうオフラインイベントを考えていました。
しかし、リリースの方向性が変わったこととコロナ禍によって前提が変わってしまったので、オフラインイベントをできなくなってしまったんです。
ただ、やはりユーザーとの接点を持ってclusterのことを伝えていく機会はデザインしたいと思っていました。その時にちょうど話が動いていたハロクラにPMとして出演すれば、プロダクトのことを伝える機会をつくれるのではないかと思い、ハロクラになってからは僕も出演するようになりました。
──100回と聞いてどうですか?
swanman
ハロクラはナンバリングしないというルールがあって、その理由はナンバリングがしてあるとはじめての人が入りづらくなってしまうからです。なので、僕らも今まで何回かは気にせずやってきました。
100回に気づいたのは偶然で、たまたま今までの開催回数を調べたら「そろそろ100回なのでは」と気づいて、そしてちょうど二周年と100回が同じタイミングだったことが分かったんです(笑)
htomine
純粋にそんなにやったかなという感じはしますよね。
swanman
3桁もやった実感はないですよね。
htomine
僕もこういう継続的に開催するイベントは過去に別の会社で担当していたこともありましたが、せいぜい3ヶ月に1回程度で合計10回くらい、というペースだったので、イベントを毎週続けているのはもしかしたらすごいことなのではないかと思っています。
swanman
企業がやっているVRイベントとしては多い方かもしれませんね。
──思い出の回はありますか?
swanman
イベントで100人表示できる機能を先行テストした時に、数字としてたくさん来てもらってるのは知ってましたが、実際に目にすると新鮮な驚きがあった回は思い出深いですね。
htomine
この回がというわけではないですけど、以前の会場ではclusterアイテムを仕込んで試すということをしていて、あれが結構楽しかった覚えがありますね。会場にめちゃめちゃ大量のしゃちょーが出てくるとか。
インタラクティブなところがclusterならではな感じがありました。
swanman
ああいうアイテムを組み込む回で、夏のアイテムを募集している時に会場の反対側が砂浜になってた回とかありましたよね。
htomine
今は固定ですけど、当時は会場を毎回変えてるようなイメージはありましたね。
──最初の方と比べて変わったところはありますか?
swanman
とみねさんが最初からいる率が下がりましたね(笑)
htomine
前はリハから行ってたのにね(笑)
やっぱり参加者の数が増えているのは大きいですかね。
swanman
最初の頃と比べると、4倍くらいになってますね。
htomine
100人表示でそれが実感しやすくなったのもありそうですね。
swanman
僕らには見えないゴーストもいるので、もし100人以上見えるようになって数百人とかになったら緊張しちゃいそうですね(笑)
htomine
人が増えたからといって、雰囲気自体は変わらずにかしこまらずやれてる気がするのはいいかなと思っています。
よりclusterを深く知ってもらう場所にしようと途中で改めて意識し始めたんですけど、告知コーナーでその部分をユーザーの皆さんと一緒にやっている感が出てきたのはいいことだと思っています。
初期のハロクラはこちらから発信している印象が強かったのではないかと思うんですけど、今はユーザーもコミットしやすくなっているのではないかなと思います。
──ハロクラをこれからどうしていきたいですか?
htomine
clusterにとってクリエイターは特殊な存在というよりは「誰でもつくる側になれる」、そして気づいたらつくる側になってる楽しさの体験ができるようにしていきたいと思っています。
ハロクラの告知コーナーで喋ることもつくる側になることだと思いますし、誰もが「自分もちょっと喋ってみよう」と自然と思えるような、参加しやすい場所にしていきたいですね。また、clusterに新しく来た人たちが「こういう人たちがつくっているなら楽しめる」と信頼してもらえる場所にしていきたいなと思っています。
swanman
開発している人たちと一週間に一回直接会える場所はあまりないと思うので、今後も続けていきたいですね。そして、その近さが好きになってもらえるといいですね。
***
こんばんは!clusterスタッフです!インタビューはいかがでしたでしょうか?
100回も続いているVRイベントに関わるというのはなかなかない経験なので、改めて身が引き締まる内容でした。
それでは、cluster公式番組「Hello Cluster」3/15の開催レポートをまとめましたので、見逃した方は要チェックです!(過去のイベントレポートはこちら)
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