見出し画像

2021 共通テスト 数学ⅠA振り返り

こんにちは。最近共通テストがありましたね。ということで今回は令和3年共通テスト本試の数学1・Aの話です。

自分としてはセンター試験とほぼ内容が同じかな、と思っていたのですがそんなことはありませんでした。大きく異なったのが、会話(とはいえ見せかけ)、その場で立式させる系の問題、選択問題が増えたことです。この増えた分の問題解くにあたってはそれこそ「問題文から読む」ことが必要なのです。「知識で殴る」という方法もあるかもしれませんが、その方針の場合はかなり頑張ることになりそうです。


では内容を見てみましょう。大問1の〔1〕はセンターのときとほぼ変わっていません。〔2〕は(1)は三角形だけ気にすればいいのです。最後の△AIDは正方形の性質も気にしなければいけないですが。(2)はとても難しく書いてありますが余弦定理を図形で表したような問題になります。(3)、(4)も正弦定理を使って面積を出せばよいはずです。…びっくりするほど遠回しですね。要求するものは高校の数学1・Aの内容であるにもかかわらず直接教科書の知識を使うような描写がありません。それは難しいという理由もとても分かります。


大問2の〔1〕は与えられた条件を基に式を立てるという内容です。高校数学で文章題っぽい文章題を見るのは希有なので、これには驚きました。簡単そうではありますが文をきっちり読んで計算するのが必要ですね。〔2〕は昨年以前のデータの分析とは大きく変わらないみたいでした。しかし、分量が増えていたので時間配分を考える必要がありますね。


さて、次回は選択問題3問の話をします。よろしくお願いします。


画像1
画像3

clue zemi の詳細・お問い合わせはこちら↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?