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2021共通テスト数学ⅠA大問3~5

こんにちは。今回令和3年共通テストの数学1・A、大問3~5の概観を見ます。

大問3は(1)こそセンター試験と同じですが、(2)以降が大幅に違うみたいです。計算の方法もそうですが、確率の性質も分かっておく必要がありそうです。同じ事を数式だけではなく日本語でも説明、記述できておくのがいいでしょう。

大問4は整数問題です。確率よりはセンター試験の色を残しているように見えます。(2)までのことを「一般化」すると以降の問題を解けるのでしょう。

大問5は図形です。前半戦は習ったことをそのまま利用して解く問題ですが、最後の問題が正誤問題で見慣れないものとなります。これも数学上の規則を日本語化してみるのが最善の手であると考えられます。(高校範囲までなら基本は日本語で言い表すのは激ムズではありません。)

さて、この選択問題ですが、2問を解くことになります。これにかけられそうなのは大問1問あたり12分くらいです。ここまで分量が多い問題だと、最後まで行かなくても目標時間を過ぎたら別の大問に行った方がいいと思います。

最後に、共通テストの数学1・Aを見た感想ですが、筆者には「数学の皮を被った国語」の問題に見えました。計算問題があってもその本性を隠し切れていません。来年以降共通テストを受ける人は読解力を身につける、活字とかに慣れるということも受験勉強と同時進行でする必要があるのだろうかと思います。

次回は共通テストの数学Ⅱ・Bの必答問題についてです。よろしくお願いします。

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