Club Q オンライン勉強会 「哲学者、加藤和哉さんと哲学対話 Vol.17 嘘を哲学する (2022-3-31)」はいかがでしたか?
「感想」
今回は、山田 洋平さん(舞踊家)の感想です。
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どんな嘘をどんな方法でつくかにその人・その社会の価値観と認識の深さが表れるに感じました。
嘘の良し悪しも価値観によって変わります。真実を伝えるために嘘をつく事もあるわけです。嘘をなんのためについているか考察する事は自分や他人を省みるのに非常に有効な手段ですし、嘘は重要なコミュニケーションの一つであるというのが今回の感想です。個人的には嘘もつけない仲なんて寂しいですね。
まとめるとつまらないので、グルグル考えて楽しめそうな話題を。
①嘘の適用時間と適用範囲
適用時間:その場しのぎの嘘。長期的な視点に立った嘘。
適用範囲:対象が一人か複数か、あるいは社会か。
特に適用時間は面白そうです。どれくらいの時間その嘘が通用するか鑑みてみると色々発見がありそうです。
②ホラ・ハッタリ
法螺吹きは嘘つきではないですよね。嘘つきは餅つきと同じでベタベタしますが、法螺吹きは笛吹と同じでベタベタしないですし。川に連れて連れてかれるかもしれませんが。楽器の中はベタベタかもしれませんが。でも美しい音を奏でてくれるだけマシかな。ハッタリは張った切ったの勝負事ですし。嘘の適用範囲ともいえるかもしれません。
③嘘を楽しむ
嘘を積み重ねて全く矛盾がないような嘘ってもはや芸術の域です。嘘を楽しめるって余裕があるって事です。いつも嘘を楽しめる自分でありたいし、嘘を楽しめる社会でありたいなぁ。
今回もありがとうございました!
以下、内輪ネタ
前回も今回もオンライン勉強会直後に質問に回答しております。理由の一つは野腹さんが終了時間に合わせて質問をしてくださる事。もう一つが終わった後に日本酒一杯やりながら勉強会の反芻をする喜びに目覚めたからです。
今回の日本酒は竹葉しぼりたて生原酒。石川県のお酒です。辛口で切れ味のいい味です。酒器は最近作った自作陶芸。辛口は薄い飲み口の器が美味しいです。甘口は太い飲み口が美味しいと聞いたので、今度試してみます。
日本酒の手の入らないTomioさんやNanaeさんには申し訳ないですね~!
勉強会終了後にみなさんで飲める日を楽しみにしております。
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山田洋平さんの回答は以上です。ありがとうございました!
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