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「ドイツ文学における哀しみの女たち」

哀しき運命をたどりつつも、懸命に、誇り高く生きた女性たちの物語
NHKこころをよむ10月〜12月全13回
毎日曜6時45分〜7時25分【聴き逃し配信あり】案内人は、ドイツ文学者久保哲司さん。

https://www4.nhk.or.jp/kokorowoyomu/

 ゲーテ『ファウスト』に登場するグレートヒェン、シラーの戯曲『オルレアンの乙女』の気高き聖女ジャンヌ、ヴェデキント『ルル』2部作の“ファム・ファタル”ルル。

 ドイツ文学には、悲恋と哀しき人生を運命づけられた女性が多く現れます。それぞれの作品をていねいに読み解くことを軸に、“悲運の女性たち”の多様な生きざまを通してドイツ文学の奥深さに迫ります。

 取り上げられる作品は、オペラや歌曲に縁のある作品ばかりです。
該当するクラシック曲を流しながら、秋の夜長にラジオを聴くのはいかがでしょうか。

1.アンティゴネーから始まる
2.グレートヒェンの生命の輝き
ゲーテ『ファウスト』(一)
3.女性的なるものはわれらを導く
ゲーテ『ファウスト』(二)
4.不思議少女ミニョン
ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』(一)
5.ミニョンの白い衣
ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』(二)
6.メアリがエリザベスに会っていたら
シラー『メアリ・スチュアート』(一)
7.歴史と人間の真実
シラー『メアリ・スチュアート』(二)
8.風変りな少女ジャンヌ
シラー『オルレアンの乙女』(一)
9.使命と感情のあいだで葛藤する女
シラー『オルレアンの乙女』(二)
10.自動人形オリンピア
ホフマンの三つの物語(一)
11.悪魔的な女ユーリエ/ユーリア/ジュリエッタ、音楽の化身アントーニエ
ホフマンの三つの物語(二)12.さまざまな名をもつ女ルル
ヴェデキント『地霊・パンドラの箱』(一)
13.女と男の希望へ
ヴェデキント『地霊・パンドラの箱』(二)

参考)アルバンベルク組曲「ルル」。指揮&歌はバーバラハンニガン。

https://www.youtube.com/watch?v=XatVOukxxtE&t=635s
注)2021年10月22日の過去記事です。

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