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放送大学で心理学を学ぶ
社会人学生になっていました
昨年の4月、放送大学に入学しました。
主に心理学を学んで、もうすぐ1年になります。
ここ数年、様々な人と関わる機会が増えた中で、人の心理に興味を持ったのが理由のひとつでした。
本を読んだりすることで断片的な知識は得てきましたが、一度体系的に学んでみたいと思い、大学に入りました。
大学の選択肢はいくつかありましたが、地方在住で仕事も子育てもある身では、通信以外は難しく…。
放送大学であれば、県内に学習センターがありスクーリングもそこで可能になるので、私でもできそう。
「選科履修生」という、1年単位で更新する学生種で入学しました。
1年更新にしたのは、果たして通信制大学でやっていけるのか、仕事と両立できるのか、飽きっぽい私が1年後も心理に興味を持ち続けていられるのか、自信がなかったからです(;'∀')
仕事との両立は余裕なはずなのですが、なかなかやる気が出ないということは多々ありました・・・。
通信の難しいところかと思います。
授業の視聴が追い付かず試験前に1.5倍速で視聴する、ということをやっていました。
やり始めると、「やればこんなに面白いのに!」と思うのですが。
自分を律するとは、なんと難しいことか。
継続入学
それでも、何とかやれそうだという感触はあったので、
今年の4月からは継続入学をして「全科履修生」になる予定です。
4年以上在籍し、卒業を目指す形になります。
複数年在籍するなら、そちらの方が学費的にもお得なので。
全科履修生になるためには高校の卒業証明書が必要なため、先日、30年ぶりに高校に行ってきました。
30年ぶりなんて、自分でもびっくりしちゃいましたが、高校の雰囲気は昔と全然変わらない感じがしました。
申請書類を書く時、卒業年度を覚えていなくて焦りましたが、便利なサイトのおかげで助かりました。
ありがとうマイナビさん。
全科履修生には編入制度があるので、私の場合は大学の成績証明書を取得して3年次編入することも可能でした。
ただ、学士を既に持っているので今回は卒業が目的ではないし、カリキュラムに沿ってもう一度最初からやった方がいいなと思い、編入はしないことにしました。
卒業するためには基礎科目も履修する必要があり、中には外国語や数学などの科目もあります。
今年のやりたいことに「英語」をあげていたので英語の授業を取るつもりでしたが、心理学の専門科目で理系の知識が必要な科目があったため、急遽数学に路線変更をすることに。
大学の来年度の授業を検討中
— くーき (@Clover_isl) January 30, 2025
気になる科目の説明に
「数学・物理・化学・生物学の知識が備わってると良い」
と書いてあって躊躇ってる( ´Д`)
※高校では文系で地学選択
※生物分野のテストで細胞分裂の図が描けず赤点を取ったことがある
無謀な気がしたので、1学期はまず数学の入門科目を履修することにした
— くーき (@Clover_isl) January 30, 2025
がんばろ💪
数学は高校で勉強したのが最後でしたが、あまり得意ではなかったので、大学入試の時は「2次試験に数学がないところ」が条件だったんですよね・・・。
そんな私だけど、大丈夫かな。
私の好きなQuizKnockの鶴崎さんがそんな私にちょうど良さそうな本を書いていたので、これでいったん古い記憶を呼び戻したいと思います。
30年ぶりに数学をやる私にちょうど良さそうな本を鶴崎さんが出していたので買ってみた📘 https://t.co/dDzSOFERCf pic.twitter.com/H2YJUdCx27
— くーき (@Clover_isl) January 31, 2025
心理学を1年学んでみて
学習はまだ概論の段階ではありますが、いろいろと得られたものがありました。
・数年前から、自分の性質や家族との関係性について向き合い続けてきたのですが、その答え合わせをすることができました。
その都度気になる情報を手に入れては手探りでやってきたけれど、一応、やってきたことは間違ってはいなかったようです。
・自分が育った家庭の嫌いな点がいくつかあったのですが、それについて、心理学的に説明がつくということを知りました。
だからと言ってそれを肯定的にとらえられるわけではないけれど、私が家族に対して不満に思う点について、そうなるのも仕方なかったのかな、とは思えるようにはなりました。
・心理を学んだからといって人の気持ちがわかるわけではないし、人の気持ちは随分いいかげんなものだということがよくわかりました(学ぶ前からそう思っていたけれど、やっぱりそうなんだなと思いました)。
なので、「他人の気持ち」という、把握できるはずがないものに依存し振り回されるのは得策ではなく、まず自分の気持ちに目を向けて大事にすることを一番に考えるのが良いなと思いました。
ただ、理解することが難しい人に出会った時に、そこに至った事情があることをなんとなく推察できるようになったので、理解できない考え方を許容できる幅が広がりました。同意はできないけれど相手の考え方は尊重する、という感じです。
何のために学ぶのか
人生を楽しむため、です。
心理職に就いたり資格を取ったりすることは今のところ考えていませんが、もしかしたらこれを活かすミッションがそのうちやってくるかもしれませんね。