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初めての長編小説。―大変だけど楽しい。という話

 こんにちは。透瑠と申します。去年の4月ごろからnoteにて小説を投稿するようになりました。この投稿では、タイトルの通り、最近取り組んでいる長編小説の執筆について、つらつらと思いの丈を綴っていきます。駄文です(笑)。

 noteを始めてから、小説を書くという面白さにとり憑かれ、去年の10月ごろから謎にイケる!と思い、ついに手を出しました。長編小説に。

 書いていったらあれよあれよという間に字数は増え続け、年末に一旦書き終えたとき、気づけは10万字となっていました。

 ……10万字!!

 これほど長い話を書いたことがあったでしょうか。自分でも驚きでした。が、それ以上に驚いたことは、まったくもって話の完成度が微妙だったことです。

 むむっ……と思って再度書き直したり付け加えたりをしたら、2月の頭には、20万字になっていました。

 ……20万字!! いつのまに10万字増えたんだろう。しかし、この10万字が加わっても、話の完成度はやはり微妙でした。

 …………。

 いや~、初めて長編小説を書いていますが、長編小説を書かれている方、めちゃめちゃ尊敬します。これは体力と精神力がいりますね!

 自分が表現したい世界を、しっかりつじつまが合うように構成するのが、ものすごく難しいです。

 長編小説は、短編小説と違って、自分との闘いって感じがします。
 日々継続して積み重ね、それが仕上がるまで何度も試行錯誤し、完成まであきらめない根気と気力が必要だと。

 でも、長編小説を書く魅力は、登場人物たちや彼らの世界に、めちゃめちゃ愛が生まれることだなぁと個人的には思います。

 もちろん、今までの短編小説の登場人物たちもすごく好きなのですが、それとは比にならないくらい、私は今自分が構築している小説の世界と、その登場人物に愛着がわいてしまっています! 控えめに言って大好きです(こんなことを書くと引かれそうで不安ですね(笑))

 さて。

 今までは、とにかく早く完成させなくては、と謎に焦り、謎に自分を追い詰めていた感がありました。ですが、最近は、ひとまず時間がかかっても自分が納得のいく形でひとつ、物語を仕上げよう。という感じで気持ちを楽にしてやっていこうと思えました。

 というのも、最近、私が敬愛するサカナクションの「怪獣」という曲のリリースがありました。作詞を行ったサカナクションのボーカル、山口一郎さんは、79パターンもの歌詞を書いた結果、最終的に20パターン目かと何パターン目かの歌詞を組み合わせて曲が完成したのだそうです(本人が配信で話されていました)。

 その時、自分は推敲を何度行っても話が完成せず、暗礁に乗り上げていた気分だったのですが、

「山口一郎さんもこんなに悩んで、そして素晴らしい曲を生み出したのだから、自分が悩むのも当たり前だな」

って妙に(謎に?)納得したんですよね。そして、自分も思う存分試行錯誤しよう! やり切ろう! と思えました。

 あと、この「怪獣」、曲と歌詞がよすぎなのですが、その話は長くなるのでここでは割愛します(笑)。

 
 長くなってきたのでこの辺でまとめます。

 結論は、長編小説を書くのは大変だけど、楽しいよってことです。
 私はこのチャレンジを、絶対に完遂し、書き上げたいと思います。

 今書いている話が面白いのか、人に受け入れられるのか。一人孤独に書いているとそんなことも頭をよぎります。が、ひとまず自分が書きたいと思うもの、面白いと思うものを信じ、書ききりたいと思います!
 (ダークファンタジー的な世界観になりつつあります(笑))

 良い兆しとして、分裂と統合を繰り返していた登場人物達の人格が、最近ようやくまとまってきました(笑)

 もし万一、私の次の話を待たれている素敵な方がいらっしゃったら、申し訳ないのですが、もうしばらく、温かい目でお待ちいただけると幸いです!

 時間はかかっても完成したら必ず投稿しますので……。

 この投稿を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
 これからも日々、着実に文章を積み上げていきたいと思います。
 よろしくお願いいたします!



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