小さくて 大きな生命。
こっちの端から、あっちの端まで。
丁寧に見る。
ゆっくり見る。
さあ、今日も、
朝いちばん、
庭と語らう時間だ。
晴れの日も、雨の日も。
庭は、毎朝、違う顔をしている。
と、同時に
こちらの心模様が
晴れでも、雨でも、曇りでも、
変わらずに迎えてくれる。
この夏は、
若苗色のルドベキアが気に入って、
手をかけていた。
ある朝、見ると
ルドベキアの花びらが千切れている。
どうした?と思いながら、
しばらく そのままにしておくと、
数日後、
小さなバッタが、花びらにいた。
食べていた。
その瞬間、
いっしょに生きてるんだなぁ、と思う。
そして、
「なんで、手入れした花を食べちゃうの〜」
と 思わない自分に しばし驚く。
この気持ちは、なんだろう?
わたしは、この花が好きで、
花びらの色が好きで。
バッタは、この花が好きで、
花びらの味が好きで。
バッタも 私も、
ちっぽけで、大切な生命で。
おんなじだ。
と わかったら、嬉しくなった。
笑ってた。
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆
できれば、写真や絵、
音や映像の力は借りず、
筆一本(つまりは、左の親指)で綴りたい。
#cloudy009
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