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自分のチームの動きさえ把握できればいい、という方のためのチーム単位の働き方DX

国がやれテレワークだなんちゃらと言ってるから、やってみた。確かにテレワークは通勤がないなどメリットも大きい。会社もそれに倣って、全社で働き方を改革しようと頑張っているようだ。でも、正直にいうとマネジメントとしては部下の動きさえ把握できて、みんなが楽しく仕事してくれれば、それでいいんだよなあ....課長だし。そうですよね、国とか会社単位ではなく、仕事はチームで行われているんだ!(踊る大捜査線的な笑)ということでチーム単位でできる働き方DXを考えていければと思います。

DXの本質は....

DXというバズワードばかり耳にし、それがなんたるかを知らない方は多いと思います。(私も) 「DXをしていくなら5Gだ、クラウドだ、IoTだな」などと現場の我々が考えても無駄です。DXはそんな難しいものではありません。ズバリ、これだけやればDXを終えることができます。

時間と距離の無駄をなくすこと

以上です。

1.まず通勤や移動をなくすべし
これはみなさん実感いただいていると思います。ない方がいいに決まっています。しかし、「会議とか打ち合わせは対面だからさ〜」といって出社していますね。これも最上限にしましょう。ポイントは「未来の話だけリアルに集まってする」=クリエイティブなアイデア出しの時です。報告会やいつものメンバーと行うものは不要ですが、違う部署のメンバーと会話することで違う視点を取り入れる目的がある場合のみリアルに出社すべきです。

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2.自身に最適な働き方を選べるようにすべし
テレワークをするためにどんなツールがいいのかばかり考える人が多いです。確かに大切なことですが、より大事なことは、一律出社!や経理部は出社で営業はテレワーク!などのように職種ごとで分けないことです。大事なのは「その人」の特性や状況で判断することです。介護や子育てでテレワークを希望する方や、同じく介護や子育てでも集中できないから出社したい人もいます。

3.心理的安全性を確保すべし
管理職になって数字の管理ばかりしている人いますよね。今月の売り上げはどうとか、進捗がどうとか...でも本当に大事な仕事はチームの心理的安全性を確保することです。このチームなら間違ったことを言ってもいい。失敗してもいいんだ!とメンバーが思えているかを意識してみてください。1on1などを通じてお互いの人間関係を深めていきましょう。

4.成果の基準は明確にすべし
今までであれば、「職場で一生懸命に頑張っている姿」が評価の対象になっていました。しかし、テレワークでそれがわからない以上、数字として見えるもので成果するしかありません。多くの企業では、ジョブディスクリプション(職務記述書)がありません。職務内容や責任の範囲、難易度、スキルなどが書かれたジョブディスクリプションがあれば、どんな仕事をして、どんな結果を出したら評価されるかが分かります。

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1部ですが、こんなイメージです。私に期待されていることを言語化してお互いに認識します。

5.縦割りからゴチャゴチャへ
上記の環境を整備したら、

部長

課長

一般社員

の縦型組織から、

部長、一般社員、課長、違う部署

のコミュニティ型組織へと組織のあり方を変えていきましょう。色々な人が職種や役職の垣根を超えてゆるく繋がりあう。そのためにはメンバー各自は最適な働き方を選択し、メンバー意外ともコミュニケーションをとり、チームの心理的安全性が確保されている必要があります。

さらにワンランクアップ

何も最新のITツールを使う必要がないことがご理解いただけたと思います。ツールや日々の数字云々よりも、メンバーが快適に働ける環境を作るのが管理職の本当の役割です。さらに、お手軽にチームでできる働き方DXはないかと思った方は以下の記事がおすすめです。日本では、エンジニアチームの働き方として認知されていることが多いですが、DXを実践する上での組織がどうあるべきか参考になります。

次回は「アジャイル組織」についても解説したいと思います。

チーム単位でもっと手軽にできる

テレワークでマネジメント苦労されていますよね。わかります。一番の理想は従来のオフィスでのように働ける環境があることではないでしょうか。なので、仮想オフィスという形でリアルなオフィスと同じようにコミュニケーションが取れる、いやオフィス以上の空間を提供しています。相手の出勤状況やステータスの把握、気軽な雑談などが可能です。ご興味ある方は以下からぜひお越しくださいませ。


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