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プロダクト目線で健全に開発されるようにチーム作りを

こんにちは!クラウドサーカス開発部です。今回は、福岡開発拠点でセクションマネージャー兼Fullstarプロジェクトマネージャーを担う寺田さんにインタビューをしました。
これまでのキャリアやチームビルディングについて語っていただきました。

ーーそれでは、よろしくお願いします!まずは自己紹介も含めてこれまでのキャリアについて教えていただけますか?

寺田:はい、Fullstarのプロジェクトマネージャーとセクションマネージャーを担当している寺田です。情報システム系の専門学校を卒業後、ずっとWebデザイン、プログラマーとして働きました。
クラウドサーカス(以下、CC)に入社するまでは、主にクライアントワークをメインに様々なプロジェクトに携わってきました。ホームページの予約システムの開発、マッチングサイトの開発、スマホアプリ開発、金融系の業務システムや口座開設システムの開発などです。サーバー開発の案件が多かったこともあり、PHPの経歴が最も長く、かれこれ15年になります。

SESで業務していた頃は、プログラマーからプロジェクトリーダー業務まで経験しましたが、プロジェクトマネージャーという立場での業務をしたことがありませんでした。30代になってからPM業務に携わりたいと考え、CCに入社しました。福岡では自社サービス開発をしている企業が多くないため、自社プロダクト開発でマネジメント業務を担える比較的稀有な環境に魅力を感じ、入社を決めました。入社後は、最初LESSARの開発をプログラマーとして担当し、その後Fullstarチームのプログラマー兼リーダー、リードテックとなりました。現在はFullstarのPM兼セクションマネージャーとして、プロジェクトと開発組織のマネジメントを行っています。

ーーPHPを15年も経験されているんですね!

寺田:はい、話していて私が一番驚いています(笑)。様々なプロジェクトに携わり、多くの言語を経験してきましたが、結局PHPを使った案件が多く、LESSAR開発もFullstar開発もPHPを採用していることもあり、気づいたら15年も触っていました。

ーーそうなんですね。ところで、なぜプログラマーとしてキャリアを積もうと思ったんですか?

寺田:中学生の時に行われた職業診断兼職業体験でテスト結果として出てきたのがプログラマーで、その結果をそのまま目指すと決めて今に至ります。

ーー天職という感じですか?

寺田:いや、そうとも言えないのかもしれないと思い続けてきた部分があります。実際、プログラマーをやっていても、そんなに得意ではないと感じたことも多々ありますが、ただ、やると決めたので「もう最後までやります!」という感じで継続してきました。いろいろありましたが、プログラマーとして開発したものは特にWebが最もユーザーの反応や変化の見え方が分かりやすく、楽しい感覚を得やすかったから続けられたのだと思います。

ーー目に見えてわかるWebの世界と対比しているのが、メンバーマネジメントなのではと思いますが、ここの差についてはいかがですか?

寺田:私が細かく見てしまっている部分もあるかもしれませんが、メンバーの人としての変化が日々見えるのは楽しいと思います。開発とは違った楽しさがありますが、メンバー自身に良い変化が現れること、そのフォローができたこと楽しみとして感じられています。

ただ、現時点では社会人としての初歩的な部分の変化を見られているから感じやすいのかもしれません。そもそも、私がマネジメントをしてみたいと思ったのも、エンジニアという職種が社会人としてエンジニアにこそ、信頼に足るビジネススキルが必要だと感じており、そこに該当するプログラマー/SEを取りまとめる人こそ非常に重要な役割を担うのではないかという考えがあったからです。
例えば、エンジニアが「明日やります」や「この時間までにやります」と言ったことは確実に完了しなければならないと思っています。「エンジニアだからできなくても仕方ない」という状態はよくないと考えていますし、社会人として当たり前にできていなければならないことをしっかりと実行していることは、最低限必要だと思っています。

だからこそ、私自身、エンジニアとしての技術力だけでなく、ソフトスキルと言えるような部分も兼ね備えた人になろうと思いました。明文化はされていませんが、それがCC開発部のセクションマネージャーに求められている部分だと感じていて、「CEGだからしょうがない」と言われたくなくて、チームのメンバーマネジメントをするように意識しています。今話した内容を前提として、無理な働き方になったり、意見を言いずらい雰囲気にならないようには心掛けています。

実際、小さなことの積み重ねが、エンジニアサイドと事業サイドとの関係構築に影響してきます。私たちエンジニアにやるべきことは、細かい約束を守ったり、社会人として当然のことをしっかりと実行し、対等に開発ができる環境を構築することだと考えています。

ーー確かにプロダクト目線からしたら、些細なことで自分が適当に扱われるのは嫌ですよね。寺田さんは事業サイドのことまで考えているように思いました。セクションマネージャーとして、今後、Fullstarに期待している部分について教えていただけますか?

寺田:そうですね…最近は、ありがたいことにユーザー数が増えてきているので、本当にスタートアップ企業の急成長プロダクトのように感じています。ここからはしっかりとキャズムを超えて、多くの企業に浸透させていかなければならないフェーズです。

Fullstar開発チームとして、今後、ユーザー側の意見は取り入れつつ、事業としてしっかり利益を積み重ねて、さらに開発の柔軟性とスピードを上げていければと考えています。例えば、プランを変更するのではなく、オプションを少しずつ複雑化させて日本人が好きなカスタマイズできる幅を増やし、より価値を感じていただけるプロダクトにできたら面白いのではないかと思っています。

「一度、使ってもらえば「やめるメリットがない」と顧客に感じてもらえるように、今後も様々な開発にチャレンジしていきたい」

今のFullstarは手作り感が強く、例えば、「Aという対応が必要な顧客がいるからAの対応する」というような状況です。スケールを見込んでいるからかそ、 この状況を仕組みで解決ができないか少し先を見て解決策を考える必要があると思います。今後は、より効率的で、柔軟性も保てるような開発アプローチを模索し、チームの成長がFullstarの価値向上に大きく影響すると考えています。


良い開発をするためにソフト面まで大事にする姿勢がとても勉強になりました!
次回は、「より効率的で、柔軟性も保てるような開発アプローチを模索していく」ために、様々な世代のメンバーが揃うFullstar開発チームの個々のメンバーマネジメントについてお話ししていただきます。

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