天体撮影法のインプットから雲写真のシステムプランを考える
天体撮影の基礎をインプット
SkyWatcher STARQUEST80が手に入りましたが、残念ながら天候不良のためまだファインダーを覗くところまで至っていません。
そこで、本来の目的である「雲写真」を撮影するために
この天体望遠鏡とデジカメをどう接続するか考えてみます。
天体観測はいくらかやって来ましたが、
天体撮影は全くやったことが無くて、まずは基礎的な知識を
インプットするところからはじめます。
あくまでも「雲写真」のための撮影知識ですが・・・
天体望遠鏡を使った主な撮影方法は3種
天体望遠鏡を介して天体撮影をする方法は3種あります。
①直焦点撮影
天体望遠鏡の接眼部(アイピース未装着)に一眼レフ、ミラーレスカメラの
本体をアダプターで接続して撮影する方法。
天体望遠鏡の対物レンズをカメラレンズとして撮影する。
②拡大撮影
天体望遠鏡の接眼部(アイピース装着)に一眼レフ、ミラーレスカメラの
本体をアダプターで接続して撮影する方法。
アイピースで拡大して撮影する。
③コリメート撮影
天体望遠鏡(アイピース装着)のアイピース部にカメラ(レンズ装着)
のレンズを当ててアイピースを覗く形で撮影する。
どのカメラでも撮影できる。スマホでもOK。
天体望遠鏡で「雲写真」はコリメート撮影に決定!
直焦点撮影と拡大撮影では一眼レフカメラかミラーレスカメラが必須に
なりますが、コリメート撮影ではカメラの機種は選びません。
現在、「雲写真」で使用しているカメラは
SONYのRX100でコンパクトデジカメ(コンデジ)ですので
お金をかけずに天体望遠鏡で「雲写真」ということで
ここは③コリメート撮影を選択することにします。
現在の機材でコリメート撮影した場合の撮影倍率
SONY RX100 光学ズーム倍率・・・・3.6倍
SkyWatcher STARQUEST口径80ⅿⅿ 焦点距離400㎜
アイピース10㎜・・・・40倍
アイピース25㎜・・・・16倍
アイピース10㎜の場合・・・40×3.6=144倍
アイピース25㎜の場合・・・16×3.6=58倍
となります。
「雲写真」用に追加予定のアイピースでも倍率を出しておきます。
アイピース2.5㎜・・・・160倍
アイピース4㎜・・・・100倍
アイピース2.5㎜の場合・・・160×3.6=576倍
アイピース4㎜の場合・・・100×3.6=360倍
コリメート撮影では実際の望遠鏡の倍率よりも
高い倍率になります。
コリメート撮影に必要な機材
それでは、コリメート撮影に必要な機材を調べてみます。
カメラは手も現在使用中のRX100を使用することにします。
コリメート撮影は手持ちでの撮影も可能ですが
キッチリと光軸を合わせるにはやはりアダプターが必要です。
そこで、色々リサーチした結果、
スコープテック ユニバーサルデジタルカメラアダプター
を選択することにしました。
作りが堅牢で光軸を合わせるための微調整するための
微動機能が付いています。
結局必要機材はこのデジタルカメラアダプターのみ
という事になります。なんというコスパ!
あと、関連する機材としては
●スカイウォッチャー 90度正立プリズム(正立像にする)
●Vixen 天体望遠鏡用アクセサリー 補正レンズ 2倍バローレンズ
(倍率を2倍にする)
●スカイウォッチャー ウルトラワイドアングルアイピース 2.5mm
(倍率160倍)
●スカイウォッチャー ウルトラワイドアングルアイピース 4mm
(倍率100倍)
現在の「雲写真」システムの構築予定はこれで決まり。
天体観測を楽しみながら徐々に買い揃えて行きます。
また、購入後は開梱レポートを投稿します!
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