特級呪物の見極め方

このnoteは、性善説で生きている優しい人、商売をやっている人、クライアントビジネスをやっている人など、不特定多数を相手する人にとって一生役立つものになるでしょう。

これを知っているだけで「コイツ、やべぇヤツかも」とアンテナがたちます。そして、そのアンテナはかなりの高確率で当たります。

ここ数日、久々にカスタマー対応なるものをしたのですが、100%の確率で知人センサーは当たりました。

商売や仕事の付き合い上、どうしても避けられない場合を除いて、この言い方をしてくる人は高確率で特級呪物なので知っておいて損はないと思います。


さて。

その特級呪物の「見極め方」についてお伝えします。


もしあなたと面識がない、または付き合いが浅いのに
「○○○○なんですが」
でLINEや発言が終わる人は、特級呪物の可能性が極めて高いです

例)「○○○○したいんですが」
例)「○○○○を聞きたいんですが」
例)「○○○○が欲しいんですが」


どういうこと????

と思いますよね。もちろん解説します。


まず、この特級呪物の文章は、文章として完結していません。
なんなら、途中で終わっています。

まともなビジネスマンや相手に敬意をもって接する人であれば、続きがあって然るべきです。普通に考えると、このメッセージに対する回答は「で?」です。


「○○○○したいのですが、●●●●していただけませんでしょうか?
「○○○○を聞きたいのですが、詳しいお話を聞かせてもらってもよろしいでしょうか?
「○○○○が欲しいのですが、申込み方法を教えていただけますでしょうか?

一般的な文章ではこのようになります。
文章の前半が自分の希望、後半が他者へのリクエストです。

ここでもう一回、特級呪物と一般的な文章を比較してみましょう。

特級呪物
「○○○○したいんですが」

一般的な発言や文章
「○○○○したいんですが、●●●●していただけませんでしょうか?」


特級呪物はコンタクトの初手から、自分の希望しか伝えていません。

それどころか、文章の「下の句」を相手に察しさせて言わさせようとしています。突然、短歌をはじめているわけです。これだけでもう呪いの気配がプンプンです。

突然、短歌を読み出し「下の句」を相手に要求してくる。しかもファーストコンタクトで。

もしあなたが平和な日常を送ることを望んでいるのならば、ここですぐに気づかなければいけません。


「もしや・・・特級呪物では?」と。


では、もう少し考察を深めて、なぜその人が特級呪物になったのか?について解説していきたいと思います。

まず、一般社会で生活していく中で、自分の希望だけを伝えて満足のいく暮らしを送るのは困難です。スーパー美人で愛人、とかでしたら話は別ですが。


「自分がしたいことがあるときは、ちゃんとお願いをする」


これは、幼稚園児でもできます。


では、なぜ特級呪物はスーパー美人でも愛人でもないのに、そのような振る舞いをしながら生きてこれているのか?

それは・・・

周りにそれをやってくれる過保護な人(主に親であることが多い)、家族、部下、友人などがいるからです。


つまり、特級呪物は、自分の希望を言えばそれを叶えてくれる人が周りにいて、それを「当然」だと思っているから、他人にもそのように振る舞うのです。


やってもらって「当然」と思って、あなたに近づいてきているんですよ?

しかも、ファーストコンタクトから。

あなたは自分の身を守るために一秒でも早く「コイツは特級呪物だ!」と気づかなければいけません。


特級呪物は、あなたにストレスと余計な仕事を与え続けます。

そして多くの場合、特級呪物は経済的に豊かではありません。他人に価値提供していないので当然の結果です。


だからもし、あなたの目の前に特級呪物があらわれたら、あなたの取るべき道は2つです。

① 関わらない、逃げる

② もし①が不可能なのであれば、特級呪物だと理解した上で、あなたにストレスがかからない付き合い方をしていく(決して戦ってはいけません。特級呪物は鋼鉄のメンタルを持ち合わせていますので、あなたが疲弊してしまいます)


あなたの目の前に特級呪物が現れないことを祈って。

知人より。

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