2024年8月の読書記録(読書記録その34)
9月に入りました。猛暑日は少なくなるかとは思いますが、真夏日はまだ続きそうです。今月の読書記録です。
8月に読んだ本
『恋できみが死なない理由』最果タヒ
『仕事の辞め方』鈴木おさむ
『地球星人』村田沙耶香
『本当にやりたいことが見つかる100の質問』キラーケン
『おうち起業で経験・実績0からでも稼げるKindle出版プロデューサーというはたらき方』鈴木ケンジ
『なぜあなたは天職を見つけられないのか?』ぽんつ
『35歳からの自己分析』城梨沙
『自分を見つけるための私への76の質問』星空ワークブック
『「心からやりたいこと」に出会える本』はちあやか
『自信がない人でも転職して収入を2倍にするちょっとすごい話』たまさん
『けんごの小説紹介』けんご
今月紹介するのは:『地球星人』村田沙耶香
恋愛や生殖を強制される世間に馴染めず、そんな世間を生きる人々を工場と例える奈月。34歳になり、夫と性行為を含めた一切のスキンシップをしない婚姻生活を送っている。
小学生のころ自らを魔法少女だと信じていた奈月には、自らを宇宙人だと信じていた従兄弟の由宇がいて、遠く離れているところに住んでいるものの、秘密の恋人同士であった。
とある出来事をきっかけに2人は疎遠となったが、大人になって夫も交えて再会。しかし由宇は地球星人(普通の社会人)に洗脳されかけていたのだった。
「普通とは何なのか」を問いかける村田沙耶香さんならでは、まさしく「これぞ村田沙耶香!!」と言わんばかりに「結婚生活、子育て、恋愛、社会、世間、常識。それらの本質とは一体何なのか」と社会の歯車として生きていることへの疑問を問いかけている作品。
この作品も村田沙耶香さんなりの性への考え方や想像(セクシュアリティとかジェンダーとか言われるのだろうか)が炸裂しているが、今回は小学生同士の性行為が描写されており、呆気にとられた。
さいごに
今回はショートVerのような感じで終わりましたね。紙の本や小説をいつも以上に読めていないからかもしれません。
ではでわ
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