母になると我慢するのが当たり前?
近年、わが子の幸せを願う親向けに
たくさんの子育て本が出版されています。
ですが、これらのノウハウは全て
ママ自身が満たされていて、
心のバランスが安定していることが、
大前提で書かれていると思うのです。
今、多くの40代~50代の女性が
「本当の自分探し」に翻弄されています。
子育てが落ち着き、
時間的余裕が出てきた
多くの女性たちが陥りがちな闇。
ふと気づいたら
【本当にやりたいことが分からない】症候群
というものがあるようです。
私は今、WEBマーケッターとして
活動しており、日々
FacebookやInstagramなどのSNS広告、
Youtube広告などを、運用してます。
私が請け負っている広告案件は
主に心理学や哲学、起業支援などの
講座プログラムです。
数十万円ほどの高額なものも多く、
ある意味人生をかけた決断を迫られ、
【本来の自分の人生】を取り戻すべく
多くの方が悩みもがいている現場を
目の当たりにしています。
かくゆう私も、その対象の一人でした。
子どもが産まれてからは、
我慢するのが当たり前すぎて・・・
いつの頃からか、
壊れそうな自分の心を守るために
無意識的に感情にフタをして
辛いことも辛いと感じない術を
身に付けていた気がします。
転勤妻で、頼る両親も近くにいなかった。
本当は働くことを諦めたくないけど、しばらくは無理
ゆっくりお風呂につかりたいけど、今は無理
1人の時間が欲しいけれど、もう少しの辛抱
こんな葛藤を抱えながら、
この子のためなら耐えられる!
と、ほぼワンオペ育児を
根性だけで、なんとか
乳幼児期を乗り越えてきました。
深い海の底を潜水してた感覚
そして、
ようやく末っ子も幼稚園にあがり
堂々と自分の時間が持てるようになった
と思ったら、
何かがオカシイと気付きました。
ずっとやりたいと思っていたはずの、
ジム通いや、大人の習い事。
友人とランチ、映画にショッピング …
何をやってもシックリこないし、
本当にやりたいことが分からない。
水面から顔を出し、思いっきり深呼吸を
と期待していたのに、空気が吸えない…
あれだけ1人になりたいと思っていたのに、
ダラダラと録画していたTVドラマを観て
過ごすだけで、気づけばお迎えの時間帯。
「チッ、もう帰ってくるのかよ」
と、日に日にヤサグレ感が増すばかり。
何もかも、彩を失ったグレーな世界だった。
今思えば、「我慢している」自分を
無視し続けることは、同時に、
全ての感情(情熱やワクワク感)も
手放すことだったんだと思います。
心のバランスを崩してしまうと、
良い子育てをするのは難しいものです。
心には余裕がなくなり、
言うことを聞かない子どもに
すぐ感情的になってしまったり、
執着しすぎるから
なおさら悪循環を生み、
夫婦関係も最悪。
当時の私は、
小手先の「子育て術」ばかりを
学んでいて、それを伝える
わたし自身の生き方について
考えたこともありませんでした。
子どもに幸せになって欲しい
と願うばかりで、
自分がオカシクなっていることに
気づけなかったです。
あなたは最近、
大声で笑えていますか?
子どもを愛するなら
それと同じくらいに
自分を愛することを忘れないで。
根性だけじゃ、
愛のエネルギー循環は
いずれ枯渇しちゃいます。
もちろん、幸せな思い出も
たくさん大切にしていますよ。
でも、今回はあえて闇の部分に
フォーカスして
【ママたちが自分自身を大切にする】
意識しないと忘れがちなポイントを
お伝えしました。