(151)「分かっているけれどやめられない」
立派な中毒
人は「中毒症状」になっていることに気づかず「好物」だと勘違いしている。
「中毒」と聞いて、
誰もがイメージするのは「麻薬中毒」。
「麻薬」の味を知ってしまうと、抜け出すのは個人の意思では非常に難しいようだ。(私には経験がないので分からないけれど…)
歯がボロボロになろうとも、肉体が壊れようとも止められない。
中毒とは
「脳が侵されて制御が効かないもの」
「タバコ」や「アルコール」も同じ。
以前
「咽頭がんになって声を失ってもタバコを吸う気持ちが僕には分からない!」
と、耳鼻咽喉科医&スポーツドクターの門倉義幸先生がおっしゃっていた。
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実は、
「砂糖の中毒」も「タバコやアルコール中毒」のレベルと同じ。
「中毒」になるのは「砂糖」だけじゃない。
「炭水化物」もその一つ。
「パンが食べたい」も「中毒」。
「中毒」かどうか見抜く方法は、
・食べると止まらなくなる。
(チョコレート一粒食べるはずが箱ごと食べてしまう)
・食欲がものすごく増進してしまう。
・翌日も食べたくてたまらなくなり、そのことばかり考えてしまう。
・食べると「脳」が落ちつく。
「中毒性になる食べ物」は非常に多い。
薄味にすると、ごはんが進まなくなります。それが本来の量で、濃い味にするといくらでも食べられてしまうのが「中毒」。
「甘いものは別腹」
というけれど「別腹」ではなく「中毒性」があるので欲しているだけ。
「血糖値を上げる砂糖」は体を壊していく。「麻薬」と同じ。
「分かっているけど止められない」は
立派な「中毒症状」よ。