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川 越 旧山崎家別邸の美しいステンドグラス

 庭も含め、いろいろな文化財に指定されている川越にある建物です。にぎやかな観光名所の近くにありますが、あまり知られていないのか人が少なく、ゆっくり見学できます。

 3年前に行った時の写真から、ステンドグラスの部分をまとめてみました。表題の写真では壁にステンドグラスが反射し、一瞬2ヶ所にあるような錯覚を覚えるくらいあざやかでした。 

川越の老舗菓子屋「龜屋」の五代目である山崎嘉七氏の隠居所として、大正14年(1925)に建てられました。保岡勝也設計で和洋折衷の建築と風情ある庭園が印象的です。平成12年に主屋・茶室・腰掛待合が市指定有形文化財となり、平成18年に建物部分が市へ寄贈されました。平成23年には庭園が国登録記念物(名勝地)に登録され、令和元年には母屋が国重要文化財(建造物)に指定されました(茶室・腰掛待合は附指定)。

小江戸川越ウェブ・スポット情報「旧山崎家別邸」より
2021年11月に訪れた旧山崎家別邸の入り口
家の模型もありました。和室と洋室のある家です。
奥に見えるのがバラのステンドグラスです。


食堂の窓にバラの花束がありました。部屋の内側の窓なので
光があまりあたらないのがちょっと残念でした。別府一郎 作


ちょうど光が入ってきて、周囲の壁に反射してきれいでした。
小川三知 作


一番大きなステンドグラスが階段ところにあります。
作品名は『泰山木とブルージュ』らしいです。小川三知 作


縦長の細いステンドグラスで青いガラスがいくつも縦に連なっています。
青がすてきだったのでアップで撮りました。
廊下にあったので作者は小川三知らしいです。


客間の窓にもかわいらしい花のステンドグラスがありました。
別府一郎 作

             (2021年11月20日撮影)

休館日、アクセスについては川崎市の案内をご覧ください。


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