見出し画像

『きらきら星』の原曲

 私の中では「キラキラ」というのは好きな言葉だ。有名なのは歌の『きらきら星』のキラキラ。でも、キラキラネーム以来、少し皮肉を込めて使われることも増えた。・・ギラギラと言ってしまうと角が立つ?

 キラキラは元々いい意味の言葉だ。雨上がりの道がキラキラ光っていたり、木漏れ日がキラキラ揺れていたり、職場の新人の表情がキラキラしていたり・・・。語源は雲母の輝きから来ているらしい。

 キラキラで『きらきら星』を思い出し、Wikiをのぞいてみた。 え? モーツァルトの曲じゃないの? 日本での歌詞はすっかり童謡になっているが、元は18世紀フランスのシャンソン、悩ましい恋の歌詞。それをモーツァルトが編曲したのが『きらきら星変奏曲』。

 言葉、表現は時代と共に変わるもの。しかたがない。時がたてば、いつかどこかで素直な使い方の「キラキラ」がまた増えるだろう。

 

いいなと思ったら応援しよう!