朱鷺メッセから見た風景。
昨日はちょっとした待機時間が出来たので、久しぶりに朱鷺メッセ31階の展望室へ行ってきました。
昨日の新潟はとっても良いお天気だったので、最高の展望台日和でした!
ご存知無い方も沢山いると思うので、まずはじめに朱鷺メッセについてご紹介させて頂きますね。
朱鷺メッセ(正式名称:朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター)は、
信濃川の河口付近、新潟市中央区の万代島(ばんだいじま)にある複合一体型コンベンション施設です。
地上31階建、高さ140.5m(塔屋を含め143m)の朱鷺メッセは新潟一どころか、まさかの本州日本海側で一番高いビルなのだそうです。
…ホントかな?←
朱鷺メッセを構成するのは、さまざまなイベントやライブなどが開催される展示面積7,800平方メートルの無柱空間の展示ホールや、
国際会議も行われる会議室のほか、企業のオフィスやホテル日航新潟などがある万代島ビルです。
全国の日本酒好きさんにもファンが多いという、
新潟の酒蔵が大集合する新潟の一大イベント『にいがた酒の陣』が開催されるのはココなんですよ♪
コロナ渦で3年連続中止でしたが今年2023年は復活するそうです\(^o^)/メデタイ
また、今年5月に開催されるG7サミット『G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議』はこの朱鷺メッセで行われるんだとか(゚∀゚)スゴイ
そして、万代島ビル31階にある「Befcoばかうけ展望室」も新潟の観光名所に名を連ねています!
ばかうけ強火担の方、
もしいらっしゃいましたら是非行ってみてください(笑)
いつでも彼らが貴方を待っています!
朱鷺メッセは渡船(わたしぶね)の形をイメージして作られており、ちょうど信濃川に作られた人工島(万代島)の突き出した部分いっぱいに作られているので⇩
対岸から見るとまるで信濃川の上に浮かぶ船のように見えるんですよ!🛳
どうですか?
結構、船に見えますよね?(。>﹏<。)ワクワク
建造物にあまり詳しくないいつきでも、外観、内装色々驚くことの多い造りの建物なので、建造物の好きな方は楽しめるんじゃないかなぁと思います。
そして、朱鷺メッセと言えば。
何を置いても無料で行ける31階の展望室でしょう!
もし、いつきが新潟に観光に来た県外の方に勧めるとしたら、新潟は美味しいもの、素敵な田園風景は沢山あるけど万人にウケる観光スポットはあまり無いので、朱鷺メッセ展望台は必ず入ります。
展望室は床から天井までの全面窓で、明るく広い空間が印象的です。
その窓からは新潟の街のパノラマビューを楽しめます。
地上125mからの眺めは新潟市街地や日本海をはじめ、天気が良ければ沖合に浮かぶ佐渡島(さどがしま)や粟島(あわしま)も望めるんですよ。
今日は天気が良かったので、いつきも2つの島を見ることができてテンションが上がりました♪
こちらは展望室西側。
海の奥にうっすら佐渡島さんがいらっしゃいます!
カーフェリーで2時間30分、ジェットフォイルで67分。
往復一万円超えで、行きたくてもなかなか行けてない佐渡島さんですが。
こう見るとなんか近い!
そしてこちらは北側。
一級河川信濃川(しなのがわ)の終点、海への注ぎ口。
そう考えると、とても感慨深い風景です。
そして、この河口のまっすぐその先に、肉眼では粟島さんが見えています。
引きだと流石に無理だったので、拡大!
うっすら!
ほんとに、うっすら!
見えたあなたは、きっと今日良いことあります(笑)
お次は、
上の信濃川河口から、少し手前に視線を戻して。
朱鷺メッセの乗っかっている万代島の先っちょです。
この一番先頭にある白い建物、新潟から佐渡島への玄関口『佐渡汽船のりば』です。
ちょうど佐渡島からフェリーが帰って来ましたね!
写真右手の対岸にある新潟市歴史博物館(みなとぴあ)から、佐渡汽船の大きなフェリーが行き交う姿を見ることができるので、船好きの方やお子さんとのお散歩におすすめです。
お次は東側。
眼下に広がるのは新潟市東区方面。
東区は工業関係の従業員数・事業所数・出荷額が新潟市8区中1位の区とあって、やはり大きな工場が目立ちます。
そして、奥に堂々と広がる山は五頭山(五頭連邦)。
五頭山と書いて“ごずさん”です。
5つの峰を持つことから、そう名付けられたそうです。
ちなみにコチラ、
五頭山のある阿賀野市公式マスコットの“ごずっちょ”ちゃんです。
まんま五頭山型でかわいいです(笑)
手は白鳥の飛来地である瓢湖(ひょうこ)があるので、きっと白鳥ですね。
五頭山の山懐にある出湯・今板・村杉の三つの温泉地は五頭温泉郷と呼ばれています。
最近だと、いつきはキャンプでお世話になりました。
最後は南側。
手前から2本目の橋が国指定重要文化財“萬代橋(ばんだいばし)”
6連のアーチが美しい。
水の都新潟を象徴するシンボルです。
木橋だった”初代萬代橋”の架かった明治19年当時、信濃川は現在の約3倍(770m)もの川幅があり、信濃川流域には1本も橋が無かったそうです。
そんな中で、大変な大事業の末に完成した萬代橋は、近代新潟の発展を支える礎となりました。
ですから、歴史的にも新潟にとって大変重要な橋なんだそうです。
先日、新潟市歴史博物館でそれを知り、萬代橋のありがたみが倍増しました。
大人になってから改めて行く博物館、面白いですよね(^^)
話を戻して、
その萬代橋を渡った対岸に広がるのが新潟市の中心部に位置する古町エリアです。
かつて花街(かがい)として栄えていました。
小路に一歩足を踏み入れれば、現在もその風情が残っています。
また、古くは北前船の寄港地として日本有数の商業都市として栄えていました。
今でこそ、新潟駅や万代シテイなどを抱え、再開発の進んだ新潟駅北側の万代(ばんだい)エリアに押され気味ですが。
長く新潟の中心地として発展してきた街なので、名所、史跡などの歴史的な観光名所が多いエリアでもあります。
古町通(ふるまちどおり)と、本町通(ほんちょうどおり)・柾谷小路(まさやこうじ)の一部にはアーケードとモールがあって、雪の季節も傘なしで歩けるようになっています。
歴史のあるお店と新しいお店がバランス良く共存していて、素敵な町並みです。
そして、写真の左側に視線を移すと…
この風景が広がっています。
ちょっと見えづらいけど、向かって左の川沿いには新潟県庁舎があります。
その先、ずっと奥の方は、
田園が広がる緑豊かな地区である新潟市の南区、西蒲区が広がる方向です。
この景色を最後に持ってきたのは、いつきの一番好きな風景だからです(^^)
信濃川を川上に辿ってその先、奥に見えるふたつの山は“弥彦山”と“角田山”です。
(詳しくは他にも大小数個の山が連なっているそうなのですが、いつきは子供の頃からふたつの山だと思って育ったので詳しい説明はご容赦下さい)
“るろうに剣心”の作者、和月伸宏先生は新潟県のご出身で、作中にも県内の地名が入ったキャラクターが数多く登場しているのですが、
この弥彦山にある弥彦神社は、その中の明神弥彦くんの名前の由来となっています。
いつきは、このふたつの山が大好きなんです。
越後平野はずっと平くて、高い建物もあまり無いので、
海沿いにこんもり並び立つこのふたつの山は、結構離れた場所からでも見えるんです。
ビックリするほどの海沿いに、この一点だけに結構な高さの山が2つだけあるこの地形を、
子供心にいつも不思議に思ったものです(笑)
ちなみに弥彦山の標高はスカイツリーと同じ634mです。
周辺には弥彦神社や寺泊、岩室温泉に角田浜、ワイナリーなど。
海沿いのドライブにもってこいのエリアなので、遊びに行くことも多く。
新幹線や高速道路、国道8号線を通る時など、行き帰りずっと片側に見えているので。
いつきは県外などから帰って、この2つの山を見ると、
『新潟帰ってきたー!』
という気持ちになります。
そんな感じで、子供の頃から気づけば近くにあった山なので、とっても愛着をもっています。
変な話ですが、地元の友達みたいな感覚を持ってます(笑)
何より、だだっ広い空間にふたり肩を並べて仲良く並んでいる姿が、とても可愛くて好きなんです。
人生のすごく落ち込んだ時期に、ちょうど毎日のように車から見ていたのですが。
晴れ渡る広い青空をバックに、田園風景の中、いつも変わらず長閑に佇むこのふたつの山の美しさに、何度励まされたかわかりません。
春夏秋冬、とっても素敵な顔を見せてくれるんですよ。
書き始めたら、あれもこれも書きたくなって長くなってしまいました。
お付き合い頂きありがとうございます!
いつきから見る朱鷺メッセ展望台からの景色は、こんな風に見えています。
県外に遊びに行った時に、その土地の展望施設から見渡す景色も新鮮で楽しいけれど。
たまには、
自分の住む土地の展望施設から改めて街を見渡すのも良いものですね。
最後に、展望室にあった展望MAPを載せておきますね。
興味のある方は見てみてくださいね♪
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