「ママ〜みぃて〜あの人…」と指をさされた話
noteの記事作成画面を開くと、「こんばんは。今日もお疲れさまです。」と書かれている。
それだけで気持ちがほっこり。
いつも労ってもらってる気持ちになるんだよね。
こちらこそ、いつもありがとうございます、と、ついついいってしまう。
それだけでnoteを開いてよかったなって思えるって、幸せだな〜。
ここ最近、小さなことでも幸せだと感じることが増えてるからなのか、幸せオーラに包まれてるといわれた。
マスクだから安心してたのだが、妄想してはマスクの下でニヤついていたのが目に出てたのだろうか。少しだけ気恥ずかしかった。
マスクの下で思い出したのだが、少し前に、ウォーキング中に人の目を気にしていたという記事を書いた。
いまはもう気にすることなく歩いてるのだが、今日のウォーキング中、わたしの進行方向の先に親子がいるのが見えた。
それ以外は誰もいない。
だんだん近づいていくと、3〜4歳の女の子であることがわかる。
その子が道に座り込んでいたのだが、わたしを見ておもむろに立ち上がり指をさした。
「ママ〜みぃて〜あの人…」
すかさず母親が何かをいおうとしてる子どもの言葉の先を制するように、わたしに向けて指している手を取り「行くよ!」と半ば強引に歩かせた。
すれ違う瞬間まで子どもはわたしから目を離さない。
母親は気まずそうに子どもを引っぱる。
日焼け防止のフルフェイス的な帽子にサングラスといういでたちのわたしは、子どもの好奇の目をそそったのだろうか。
「しめしめ」
そう思いながらフルフェイス的な帽子の下でわたしの目尻はさがり、口角があがっていたのはだれも知らない。
子どもは正直だ。
思ったことは口からすぐ出てしまう。「こんなことは、本人を目の前にしていっちゃいけません」ていうのは、大人から何度もいい聞かせられ、やがて本音を口にしなくなる。
いや、正確には、"本人を目の前にして本音をいうことは悪いこと"になってしまうのだ。
だからかげ口が生まれるのだろうか?
あ〜。わたしもそんな風に子どもに教えてる一人だ。それはわたしも親から教えられてきたこと。
きっと、さっきの母親のように、子どもがいわんとしてることの先を読み、いわせちゃいけないと、気まずい想いを抱えながら制するのだろう。
でもよく考えてほしい。
子どもは正しいのだ。
そう、あきらかにわたしの風貌は、変な人なのである。笑
人生ではじめて目にするいでたちの、人間なのか宇宙人なのかよくわからない生物を目にしたのだ。
驚くのも無理はない。
すごい発見をしたのだから、ママにも見てほしい欲求があふれ出ても仕方ない。
子どもは正直なのだ。
変だと思えば変っていうし、怖いって思えば怖いという。泣きたければ泣くし、笑いたきゃ笑うのだ。
だから、「ママ見て〜、あの人へんだよ〜」「しぃぃぃ、そんなこといっちゃいけません」って教えてる親も本当は心の中で変な人と思っているのだから、「ほんとだね〜」と同意して一緒に笑えばいいのでは?と思ってしまう。
いや、常識的に考えてもそれは間違いなのだが、正しい教えってどんな風に教えたら正解なんだろうね、という疑問を抱いたできごとである。
でもわたし的には、その子がとてもかわいかったという話。
うふふ、あそこまでハッキリと指さされたのって、いつ以来だろう?
Revenge Day48クリア