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私の中にあるコントロール思考を投影していた次男
現実が、自分の思い通りになっていないと思うと、コントロールしたくなることってないですか?
たとえばわたしの場合、子どものことをコントロールしたいと思っていました。
うちの次男坊ね、小学四年生なんですけど、まあなかなかの反抗的な息子なんですよ。しかもわたしに対してだけ。
パパが怖いってのもあると思うのですが、わたしとはいつもバチバチになってしまう。
なんでわたしのいうことは聞いてくれず、反抗してばかりなの!?ムキーーー!!ってなって、どうにかしていうこと聞かせたい。わたしの思い通りにしたいと、いつのころからか思っていたんです。
やさしくいってみたり、厳しく叱ってみたり、一回いって待ってみたり、話し合ってみたり、何度もお願いしてみたりとそりゃ~いろんなあの手この手と試してみる。
でもね、いつも結果はおんなじ。
次男とわたしは根本的に性格が合わないんじゃないかと思うこともありました。
どうしたらいいのだ?と日々考え悩み、どんなことに対してわたしは怒っていて、どんなことをいい聞かせたいと思っているのだろうと、紙に書きだしてみたんです。
・学校からまっすぐ帰ってこない
・門限を守らない
・親に反抗(特にわたしに)してばかり
・妹二人にイジワルばかり
・学校でメモを取らない
・配布されたプリントを渡さない
・宿題をしない
などなどほかにもたくさん出てきたのですが、見ていてふと思ったんです。
あれ?これって全部わたしじゃん!!
外で遊ぶのが大好きで真っ暗になるまで遊んでお母さんに怒られてお尻ペンペンされて反抗していたし、勉強がきらいで宿題したとウソついていたし、妹たちにちょっとしたイタズラやイジワルしてはケンカになることもあった。
いま見ている現実世界って、全部わたしが創っている。納得していよーがいまいが。とくに身近にいる人たちって、わたしの投影でもあるわけです。
思い通りにならない次男
↓
自分の思い通りにコントロールしたいわたし
↓
がんじがらめの次男がさらに反抗する
↓
意地になりコントロールしようと躍起になる
↓
ますます思い通りにならない次男
こんな流れになっていた。
自分の思い通りにしたい、コントロールしたい気持ちが、思い通りにならない現実を創っていたわけです。
うすうす感じていたけれどやっぱりそうだったのかと腑に落ちたのが、宮増侑嬉(大石洋子)先生の動画でした。
ただ、わたし自身ちゃんと言語化できていないだけで、コントロールしたい気持ちを手放していたんだなと思ったのがほんの数日前。
イメージ的には、わたしも次男もコントロールなんて必要ないよねと思っていたこと。子どものころのわたしは、本当はお母さんにどう接してほしくて、なんていってほしかったんだろ?と考えてみたことを、すぐに実践。
そしたら翌日からあんなに何度いっても守れなかった門限を時間ぴったりに帰ってくるようになったし、学校からまっすぐ帰って宿題はすぐ済ませるし、妹たちがお兄ちゃんがめっちゃ優しい!とびっくりしてたし、反抗することもなく、ほんとに同じ子か?と驚くほどの変貌ぶり(笑)
一日限定かも…とも思っていたのですが、まだつづいています。
あんなにコントロールしたかったのに、コントロールを手放したらあっという間に変化した。これってどんなことにでも当てはまりそうです。
思い通りにしたいって、思い通りにならなくていや!っていう感情からの願いで、思い通りにならなくていやって思うような現実が創られてたんですよね。それって思い通りになってるわ。ややこしや
潜在意識には特徴があって、主語が抜け落ちて認識できないってことと、感情優先とまえに書いたような気がするんですが(記事が探しきれない)、思い通りにしたいと思えば思うほど執着が増し、思い通りにならなくていやっていう感情が潜在意識にたまっていったってことなんでしょうね…汗
それを次男が投影して見せていただけで、気づいて手放したから、次男がそれをわたしに演じて見せる必要がなくなったというわたしなりの解釈。
侑嬉先生もおっしゃっているように、コントロールしてこようとする相手なんていやですよね。
わたしの人生に登場している人はみんな、わたしの投影だったんだな〜と改めて感じました。
とくに感情が大きく揺さぶられるのは、いつもそばにいる夫や子どもたちのこと。
おもしろいな〜と思いつつ、ほかにも実験していることがあるので、結果が出たらまた書きたいと思います。