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ひとり娘の育て方〜バレリーナから東大〜

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ひとり娘が生まれてから、引っ込み思案でこわがりだった娘が、家族での外国生活、バレエとの出会いを通じて自立心や自己肯定感を高めていった過程を書いていきたいと思います。少子化の現在、…
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#こどものことば

⑤文字とのつきあい

 娘が生後7ヶ月から通っていた保育園は、独自色の強いおもしろい園でした。たまたま当時の自宅に近く、歩いて送り迎えができるということだけで選んだのですが、入園してみると、東京都内であるにもかかわらず、子どもたちを毎日戸外ではだしで泥んこで遊ばせたり、長いお散歩があったり、園で提供されるおやつや昼食も材料から吟味するなど、いわゆる「こだわりの」保育園でした。自然に触れ合わせて育てたいという保護者の支持を次第に集め、認可が降りる時期にはかなりの競争率だったと聞きました。娘を通わせよ

④子どものことばとの出会い、つきあい方

 前の章で書きましたが、とにかく娘には新生児のときからできるだけ話しかけていました。そして毎日の絵本と歌の時間。そのおかげか、娘が言葉を覚え話すスピートは早かったように思います。子どもによって成長するスピードはそれぞれですから、早ければ良い、と一概に言えませんが、言葉を覚え、それを使いこなしていくさまを見るのは、親としてとても楽しいものです。  娘が最初に覚えた言葉は、残念ながら「ママ」でも「パパ」でもありませんでした。子どもは生まれ落ちた瞬間から、親の大きすぎる期待を裏切