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アメリカ富豪、世界初の民間宇宙遊泳に成功!【宇宙最新ニュース】

アメリカ富豪、世界初の民間宇宙遊泳に成功!

2024年9月12日、アメリカの富豪ジャレッド・アイザックマン氏と、スペースXのエンジニア、サラ・ギリス氏がついにやってのけました!なんと、世界初となる民間人による宇宙遊泳を成功させたのです。この快挙は、宇宙空間で最も危険とされる宇宙遊泳において、民間企業が新たな歴史を刻んだ瞬間でした。

ポラリス・ドーンミッションとは?

今回の宇宙遊泳は、スペースXの「ポラリス・ドーン」ミッションの一環です。アイザックマン氏をはじめ、4人の民間人が参加。彼らを乗せた宇宙船「ドラゴン」は、2024年9月10日に「ファルコン9」で打ち上げられ、5日間の宇宙滞在が予定されています。


そして驚くべきことに、「ドラゴン」は最大高度1400キロメートルまで上昇!これはアポロ計画以降で最も地球から離れた地点に達した有人宇宙船です。人類の新たな挑戦がここから始まっています。

宇宙から見た「完璧な世界」

宇宙遊泳が開始されたのは、英国時間12日午前11時52分(日本時間午後7時52分)。最初に宇宙船の外に出たアイザックマン氏は、壮大な宇宙を目の当たりにしました!彼は地球を見て、「ここから見る地球は間違いなく完璧な世界だ」と語りました。これは誰もが一度は見てみたい絶景ですよね。

続いて、ギリス氏も宇宙船の外に出ました。2人は約15分ずつ交代で宇宙服の機能や状況を報告。まさに歴史的瞬間がリアルタイムで世界に配信されました!

従来とは違う?革新的な宇宙遊泳

今回の宇宙遊泳では、従来の方法とは一線を画すアプローチが取られました。なんと、宇宙船全体が宇宙空間にさらされた状態だったのです!これまでの宇宙飛行士たちは、エアロックを使って安全に外に出ていましたが、今回はまったく違う挑戦が行われたのです。

クルーは「プリブリーズ」と呼ばれる減圧症を防ぐためのプロセスを2日間かけて準備。そして、船内を減圧し、宇宙空間に近い状態での宇宙遊泳がスタートしました。

さらに、今回使用された宇宙服は驚くべき技術の結晶!ヘルメットには「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」が搭載され、宇宙服に関するデータが視界に表示されます。SF映画さながらの光景が、現実となったのです。

宇宙旅行はもっと身近になる!?

指揮官を務めたアイザックマン氏は、クルーの中で唯一過去に宇宙へ行った経験を持つ人物。今回のミッションは、彼にとっても新たな挑戦でした。スペースXやNASAなどの宇宙開発機関は、今後さらに民間企業の力を借りて宇宙飛行のコストを下げることを目指しています。

とはいえ、まだまだ宇宙旅行は高額!一般の人々が気軽に宇宙に行ける未来はもう少し先ですが、この成功はその第一歩です。いつか、あなたも宇宙へ行ける日が来るかもしれません!


引用元: Billionaire completes first private spacewalk


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