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「新会社生活は順調だけど…」転職して3ヶ月。女が上司に打ち明けた、ある心配事とは?
イベントの考え方って要素多いし複雑で難しいです…あと、めっちゃピザ出てきません?
と、いうわけでリアルな悩みから始まりました。
イベントマーケティング Advent Calendar 2023の5日目です。
一体いつから東京カレンダーの記事だと錯覚していた…?
ということで、4日目のヤンさんからバトンを頂きまして今回はSCデジタルの藤井と堀野の共著になっております。
藤井のリアルな悩みに答えるべく早速内容に入って行きます。
ピザに関しては、ピザに代わる新しいソリューションの開発と、注文する量の最適化を業界全体で進めていければと考えています。
イベントの量と質の考え方
この記事では「イベントの量と質」について考えていきたいと思います。
なぜならイベントの量と質を考えることで、
全体予算を考えながら、「なにを」「どの程度」「どのように」行っていくか
という、イベントマーケティングにおける戦略を設計出来るからです。
5日目ぐらいで出てくるコンテンツ粒度として、まさにちょうどいいあたりです。
“量質転化”という言葉もありますが、個人的にはイベントマーケティングにおける主催の立場にはあまり当てはまらないと思っています。
だって、闇雲に量を重ねられても相手は飽きちゃいますし、自分も疲れちゃいますよね。その上、お金も時間もなくなります。
どのように結果を出していくか、これを最初にイメージすること(逆にどこがイメージ出来ないかを把握すること)は非常に大事です。
「なにを」
これはイベント・施策の種類を指します。
少し前まではコロナ禍だったこともあり、オンラインの手法(ほぼウェビナー・オンラインカンファレンス)を考えるだけで事が済みました。
しかしオフラインが復調した今、考えるべき施策は以下にざっと挙げるだけでもかなり多くなっています。全部理解して組み合わせ考えるの大変…
オンライン
ウェビナー
オンラインカンファレンス
番組配信
オフライン
セミナー
ミートアップ・交流会
展示会
体験型イベント
さらに変数としては主催か共催か、参加側か、などもあると思います。
また、直近はPivotなどのようにYouTube上にメディアを作り、そこからイベントへと繋いでいたり、NewPeaksさんのSPEAKSのようにテーマ区切りの番組型配信も増えてきており、より組み合わせの多角化が進んだなーという印象。
「どの程度」
量・頻度の話です。ここを上げようとすると「工数」に跳ね返るケースがほとんどです。
ターゲットオーディエンスとの持続的な関係構築をする、ということを考えながら、頻繁すぎても飽和状態を引き起こしますし、稀すぎると関心の喪失につながる可能性があるので「良い塩梅」を設計する必要性があります。
では、どう「良い塩梅」を考えるか。
考えるべくはオーディエンスのニーズ・目的をどのように満たしていくのか、という事ですが、考え方としては「広さと深さ」で考えていくのがおすすめです。
例えば…
広さを出すために、オンラインウェビナーでいつもやっていないニッチジャンルのテーマを取り上げてみよう!だとか、
深さを出すために、オフライン会場で人数限定・SNS公開NGの交流会をやろう!とか、発想としてはそういうことですね。
もちろん立ち返って考えるのはオーディエンスが何を求めているか、なので、そこを収集できる仕掛けを忘れないようにすると良きかと思います。
「どのように」
質の話です。ここを上げようとすると「予算」にインパクトしてきやすいです。
じゃあ「質が高い」って何なの?という定義の話をし出すと、著名な方が講演しているとか、会場がきれいとか、映像・音声がきれい、デザインが良い、UIがリードが取りやすい等々…はちゃめちゃに長くなってしまうので割愛しますが、言いたいことは2点です。
せっかくコンテンツにお金かけるなら、もっと使い回しましょう
オンライン音声をもっと大事に扱いましょう
私はイベントを支援する側なのでよく思うのですが、みなさんけっこう単発単発でコンテンツを考える癖があるようです。せっかくお金をかけた質の高いコンテンツは、1ソースマルチユースすることでイベントマーケ全体での費用感を抑える手段となります。是非考えてみてください。
また、誰でも経験してるであろうWEB会議での相手の声が聞き取りにくくてステレス溜まる問題。あれ、オンラインイベントでも一緒です。
音声メディアの成長に伴い音声のみの使い道もどんどん広がって来てますし、良い言葉として使われていませんが、むしろ視聴者のみなさんが「ながら聞き」出来るぐらいの音声レベルを目指すのが吉だと考えています。
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まとめ
この記事ではイベントの量と質に関するざっくりとした考え方をまとめさせていただきました。
イベントマーケティングに関しては限られた予算の中でこのバランスをどのように取るか=投資対効果を最大限高められるか、というゲームではないでしょうか。
これだけで全て網羅的になっているとは言えないですし、異論反論オブジェクションあると思いますので、是非皆さんの意見をお待ちしております。
相手の好みや興味に注意を払い、心を込めて準備をする
頻繁なデートや連絡は繋がりや親密さを育む一方で、過度な頻度は相手を圧倒してしまったり、関係に息苦しさを感じさせるので
相手のニーズや快適さを理解し、共に過ごす時間の過ごし方・内容を調整する
そうすることで、互いのライフスタイルや忙しさに合わせた適切な関係値・頻度を見つけ絆を深めていく
こうして構造化してみると、まさにイベントマーケティングと恋愛の考え方は同じなのかもしれないです。
イベントマーケティングに関しては、この方向性でやっていくぞ!と決めても、それ以外にも集客はどうするのか、運用はどのように行えばいいのか、開催した後のフォローはどうすればいいの?などなど大量の質問が出てくると思います。
まさにそれを解消すべくこのアドベントカレンダー企画があると思うので、まずは一ヶ月みなさんの記事を読んで、それでも解決しない悩みに関しては東カレを読むか、アドベントカレンダー参加者の誰かに個別相談してみてください!
※同じものをカタチを変えて使い回す1ソースマルチユースというテクニックに関しては、大切な相手の機嫌を損ねる可能性があるので恋愛ではあまりおすすめいたしません。
アドベントカレンダー6日目!
明日はMatchUPで業界専門家や共催企業のマッチングサイトのマーケティングを担当されております池上さんです!
絶対に自分は登壇をしないマーケッターとしてウェビナー登壇に関する記事を書かれるとのことで、非常に楽しみです!
それでは池上さん、お願いしまーす!