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注意⚠️GQuuuuuuXを見て走った、長い上に思い上がってる完全な独り言だから💦
アニメは大好きです!とは決して言わないジャンルなんだけど、何となく節々で出会う作品はあってしまう。
昔は仕事だから、その場にいても押し負けない様になんて。だから無駄に活かせもしない知識に詳しくなってしまった。
そこに自分の嗜好は無かった気がしてたけど、1stガンダムに関しては自ら知ろうとしたと思う。
大体ちゃんと観たって言えるアニメは、サンライズ作品と聖闘士星矢しかないもんなあ。
アニメなんてのは複雑じゃなくて、型にハマった役割をキャラクターと呼ぶんだと斜めに見ていたのに、ガンダムはどうも生理のある人間がいるみたいだった。
だから富野由悠季小説まで読んでしまって、生理どころかSEXさえも求める登場人物たちを架空とは言えなくなった。だってドラマとは、物語とは、人間を存在させる事だ。
その衝撃の結果、自分の創作の師みたいにある存在は富野小説だけになっていた。
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全4話からなる新撰組物を書いていた時、自分には何も無かったからただ一生懸命でいた。まともな時代劇シナリオではなかった。SFめいていたのかもしれないが、キャラクターたちの人生を背負っている気分はあった。鮮烈に非常識な背景にあっても人間であると叫びたかったんだと思う。
そこにはストレスやジレンマがあったなあ。
その頃エヴァンゲリオンは既に人気だとは知っていたけど、見たいとは思ってなかった。理由は色々ある。でも周りがどうしてもと勧めるので、一気にTVシリーズを見た。
そして自分の作っていたシナリオを打ち切る事にした。
エヴァのあるシーンと全く同じ表現が予定されていたし、ラストがあまりにも似てしまっていたからなんだ。
ガッカリしたんだよなあ、、似た事を考える人はいるんだなぁと。そしてこの世界は初めに発表された物が正義で、後はパクりやブームに乗る物でしかないと知っていた。
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去年後半はあまりにも素敵だと思うアニメやドラマばかりに出会えた。こんな年はもう無いかもなあーなんて思っていた。
で、本年ド頭に、まさしく頭をハンマーでぶん殴られる様な衝撃に会った。
GQuuuuuuX、またガンダムで、また、、
いや!だからね!今回も直前まで観に行くつもりは無かった。去年のSEED Freedomでガンダムは違う発展をして続いて行くと自分の中で結論は出ていた。
もうガンダムは違うんだなと割り切っていたんだから。
今回はネタバレを踏む前に、小出しにされている情報を見てまさか?と思ってしまった。その後調べてみると、どうもそうらしい。
行かざるを得なかったし、行くべきだとガンダムが言っていた。
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【PT】
今書いているこれは、まだタイトルを隠している。
これは手探りなんだけど、やってみたい事を自然体でやりたかった。纏まるかどうかが、ライン取りはしてあるんだけど分かっていないのもある。
「月に濡れる。沖田総司」は打ち切ったストーリーを、今の思考で作り直す、その踏ん切りがついたから始まった。
この思考のルートがGQuuuuuuXにもあると感じた。
今回は同じだ💦と焦るシーンは無いと思う。
思うんだけど、、何か不思議さは残った。
ガンダムって一体何なんだろうな?
1st以降もまたあの衝撃に会える期待を持って追っていたけど、それは成し得なかった。
ここがこうだったならとばかり考えていた。
そしていつしか、格闘ゲームに夢中になりガンダムの事は忘れていた。
もう過去で過ぎ去った筈だと思っていたんだ。
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何年も前に夜中にガンダムUCを放送していて、偶然見てしまった。あの時、ビームマグナムの音を聞いて涙が止まらなくなった。
今は言葉に出来ている事。
夢中になれた格闘ゲームはあっても、それは格闘ゲームというジャンル全般を好きな訳ではない。
どこか無理をして好きだと言おうとしていた事。
ビームマグナムの発射音は、それだけでまだ言葉にならなかったわだかまりを壊してしまった。
自ら望んで好きだと言えたものと
無理をして好きだと言うものは違う。
たった一撃で、あの頃の空気や匂い、求めていた物に託していた事が、同じ熱で自分の周りに帰ってきていた。それはとても綺麗な色に思えた。
そこから今に辿り着けてもいる。
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で、GQuuuuuuXなんだけど。
全般的に綺麗だ。
本編は今どきのオシャレさやクールさを持つ絵柄でも、
令和的な生理があるとも思えた。
まさしく今のガンダムをやってくれた!
水星の魔女も閃光のハサウェイも少しづつ時代にアップデートされてると思ってたんだけど、今作は特に!と言える物語になってる。
物語が進めばまた色々出てくるんだろうけど、現状の投げっぱなしに見えて、それでも彼ら彼女らの中では生理が繋がっているだろう表現はそそられる。
こういうの共感なんだよなあー!
ガンダムっていう同じ大きな衝撃を浴びた人たちが作る、大きなマーケティングのある作品を観て共感出来たってのは、この世界の片隅で下手クソだと言われようと物語を作ってみようとしてる身には、勇気でしかない。
コンテンツとして行き詰まりを見せた物でも新たなるやり方はあるという証明は、あの時とは逆に自分の発想を押してくれた様な気さえしている。
素直に嬉しい体験になった。
取り留めの無いコラムなんだけど、これは書きたいなと思ったので。
自分も自分らしく、変な物を作っていこう!なんて。
マブ