SNK格闘の事を考えてたら、本当に好きだったものと、その思い出が好きだったものがあるんだね!なんて

思い込まないといけない感覚と強制される空気みたいな圧力ってのは、あると思うですやね。

僕は人目を気にし過ぎてた時期があるんですよ。
当時、一緒に暮らしてた人は他人を馬鹿にする癖があって、そのくせ他人には言えないから僕に当たる。

自分はコミケに同人誌を書いて売りに行く様な人だったけど、まあ僕の好きな物は兎に角貶した。

そんな本を読んでるのは恥ずかしい!
そんなゲームが好きなのは恥ずかしい!

言った当人は後には覚えてないんだけど、言われた方は深く傷付いている訳で、、、

まあ病気を持っていて、病院通いを勧めて、元気になって再発して、、、

家族総出でマンション中の部屋に僕の悪い噂を話しに行って昼逃げしたんだわ💦

その頃から僕の記憶と価値観がちょいと狂った。

家に帰りたくなくて、新宿のゲーセンに閉店まで居た。

終電で帰ればもう寝てるから、顔も見なくて済むし話もしなくていい。

そんな時でも押し付けられた価値観は生きていて、このゲームはやると恥ずかしいのか!?

この雑誌は買うと恥ずかしいのか!?

非常に不自由だった訳ですよ。

だから記憶が曖昧で、何をして生きていたか分からなくなってた。

特にゲーセンに居たかった訳じゃない。
けど夢中になってないとならないから、3D格闘ならサラリーマンの人もやってる!ってのに縋ってた。

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僕は2D格闘の方が好きです。
ライトプレイヤーなんで、そんなに上手くも強くもありません。

それでもSNKの新作を皆んなでワイワイやるのは楽しかった。

2Dならストリートファイターやらないのは邪道!なんて言う町の馬鹿もいた。

僕の周りはストリートファイター信者が多かったんだよね。
そんな中で絡まれないかビクビクしながらも、餓狼伝説やKOFをCPU相手にクリアしようとしてた。

たまに気の合う人と対戦もして勝ったり負けたりしたのも、純粋に嬉しかった。

今全部取り戻して考えると、とても楽しかった!
どのタイトルを思い出しても楽しいしか残ってない。

キャラクター、デザイン、システム、技
そのどれもが大好き。

格闘ゲームに飽き始めたのは、ある時期SNKの新作格闘ゲームがもう2度と出ないと分かったから。

それでも皆んなに会いたくてパチやスロを覚えたりしたんだよなあー

誰に「そんなゲームは恥ずかしい!」と言われても
僕は本当にSNK格闘ゲームが好きだったんだ!

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映画もそう。
本もそう。

劇場を出てからも「いいもの見た!」なんてワクワクしてた作品と、その作品を見た頃の風景や思い出が綯い混ぜになっていい感じになってた物がある。

その映画を見に行った日
その本を読んでた時の空気感

そんな印象がいつの間にか、その作品の印象に混じっていた。

そうしないと「これを好きなのは恥ずかしいのか?」という疑問をねじ伏せられない気がしていた。

だから、、
今、機会があって見返したり、読み返したりすると、

「あれ?これ何が好きだったんだい!?」

となる事が多いんですよ。

僕がコラム大量削除祭りをした原因は、これが恥ずかしかったからなんです。

押し付けられてきた、恥ずかしいじゃなくて
自分から発信する側として、恥ずかしい!と思っちゃったからでした。

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今は

まあその過程も大切だし、面白いよな(笑)
なんて思ってます。

だから削除祭りはもう無いかな。

そして自分の好きを様々なジャンルの作品から見つけ直さなきゃ!と思っています。

まず足掛かりに格闘ゲームから遡ったのは、正しかったなあ。

だってやっぱりSNK作品は僕の書くものの中に深く影響してるんだもの。

自分にとってバトルパートとは、SNK格闘の色なんだから。


マブ

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