お客様と読者様が居る事と、送り手である立ち位置

僕のプロフィールを見てる方は知ってらっしゃるんだろうけど、一応声優であったり映画俳優であったり、その世界の片隅で息をしていた時代がある。

その中でイベントやちょっとした舞台のシナリオを書いたりする時代もあって。

物を書くという行動に関しては、勉強した事も習った事も無いのだから失敗だってしてきた。

その失敗の中から手に入れたものは、今の物語を書くという行為の中でも意識せずとも生きている。

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送り手は一度送り出してしまったら、受け手がどう受け止め解釈しても否定出来ない。

意図と違う受け取り方をされたとしても、そう思わせる何かがあったに過ぎない。つまりはその部分の表現が下手だっただけだと思う。

誰かが感じた事、発想した事をどーして偉そに上から否定•拒絶出来るだろうか。

僕はホント下手だからこそ、ここはいつも気になる。なるんだけど上手く出来てるとも思えない。

うわあー大丈夫かあー!?

これが本音なんだけど、その時の自分の感覚のベストを書くしかないのも事実で、それに対する感想は糧にするだけ!そんな開き直りも持つしかなかったりする。

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そんな素人がなるべく意図を伝えたいと思い、意識するのは読者様の存在。

読み手がいなければ、ただのマスターベーションにしかならない自分の想い。

notoは商業ベースではないとはいえ、やはりお客様の目を意識しなければ、そうなってしまう。

加えて物語という虚構の世界の中で展開させる必要さえないだろう。

何故物語の形にするのか?といえば、間口を広げる為だろうし、広く伝えたいという思い、それに楽しいと感じる娯楽であってほしいという願い。

僕が個人的に堅苦しい持論やマニュアルめいた大きなお世話が嫌いなのもある。

閃きや発想のキッカケは、こうしろ!とぶん投げられるものではなく、誰かの生き方や考えのパターンの中からほんのりと種として残るものだと感じている。

そこから個々人の今にヒットする物語が、その人の思考の歯車を回す。

色んな角度の文章や物語を書いていても、その芯の気持ちは外に向かっている。

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相手がそこに居るという意識は、送り手が文字をプロデュースする中では1番重要だと思ってる。

相手がどう受け止めるかの想像は、拙いながらもしていかなきゃならない。

例えば「まほろば流麗譚」なら、全10話の分割なので毎回驚きはほしい。今回のエピソードはこのトーンか!という飽きさせない導入にしたい。

そこが無いと、読み進めていただくには僕の物語は長くなり過ぎている。

さらに各話数の中は13のブロックに分けられているのだから、各話のラストと次回の頭は飛ばせる部分は省くようにしてる。

これは週刊少年漫画の感覚だなあーと思っているんだけど、必ず次の日に続きがくる書き方を今はしていないし翌週とも限らないので、頭にインパクトや入り易さは必要だと考えているから。

今回分割形式にした時に、この部分は下手なりに考えてみた。

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「田中康介君の日常」みたいな連続するストーリーの場合でも同じ考えはあるんだけど、この場合は出来れば30話以内にしたいとは思っている。

長いと完結後に初めて読む方には、重い!と考えている。自分自身が話題作を勧められても、70巻やら100巻やらで連載中と言われたら、じゃあいいや!👋となる人だから。

おい!待て!お前の「月に濡れる。」138話あるぞ!
「まほろば流麗譚」も130話超えだろうが!💢

ごむんなさい🙇‍♂️としか言いようが無いので、擬似分割の形にしましたが、、確かに読みづらいよなあーとは思ってます💦

なので長くなる場合は今後は章立てにするつもりです。
出来れば途中からでも読んでいただきたい🥹

今は基本1000文字前後にしている。「まほろば流麗譚」は1500文字前後。これも、どうすれば読み易く受け入れ易いかを常に考え迷っているからだなあ。

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どのケースでも、読後に嫌な気持ちだけが残らないか?ちょっとだけ笑ってもらえたかな?なんぞは考えているつもり。

上手くいっているかは、分からないけど、、、

サイレント修正をする場合も説明不足や描写不足の部分にしている。

週刊連載を単行本にするみたいな感覚かな?

まあ下手なのは僕の読者様は分かって読んでくれている。ホントに有り難い!

でも甘えてばかりもいられないので、僕も精進します!

そんな来年に向けての抱負と、普段何考えて書いとるん?というお話回でした。

来年はダークなストーリーが待っているので、方針みたいなものは言っときたかったんです。

今後とも宜しくお願いします!
そして、見捨てないでねーーーーーえ!です(笑)


マブ

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