私も(チームようこ)あなたも神さまに守られている
<シネマでTOLK&本deコミュニケーション 33>
前回、テーマタイトルの最後に32の番号を忘れた。今回は33。
今年の早春に「#わたしの本棚」というテーマタイトルで本棚がない理由を説明したが、今も本棚は無いので本は床に積み上げている。そして、床とダンボール箱の中をスッキリさせたいので、相変わらず古本を処分するための再読=赤線を引いた個所の打ち込み保存に熱中している。
今回お届けしたいのも、その保存して処分する古本。霊能カウンセラー「まさよ」さんの『「あちらの方々」から聞いた人生がうまくいく「この世」のしくみ』。
霊能カウンセラーのまさよさんは、「人は誰もが自分のチームに守られている」と言う。彼女は「チームまさよさん」。さしずめ私は「チームようこさん」。さらに各人に「お守り隊」もいるとのこと。
チームだけではない、仏さまや神社の神さまなど沢山の不思議なみなさんが私やあなたのそばにいるらしい。
まさよさんは、常に自分のチームに話しかけてくださいと言う。願い事も声に出してお願いすればいいと言う。そして始終自分自身に「愛してるよ」と声掛けするようにと言う。
私は、子供のころから独り言を言う習癖があるのに、お願い事は声に出さない。自分のなかのチームの皆さんに「愛してるよ」とは言えない。
「チームようこさん」という存在についても❓……だが、自分の心身のなかに自分専用の神さまのような何者かが住みついていて、私を守ってくれている……とは昔から考えている。
まさよさんも、「亡くなった人達も生きている私達も、神さまなのです」と言っている。
人は体のなかに超優秀な名医もいて、体の不調を予防してくれる、治癒してくれるとも思っている。
現に「危険」がとっさに回避されたり、不思議な免疫力・治癒力で重症化しない、治るということがいっぱい有った。
人はみんな、不思議な何者かに守られているのではないだろうか。
私は自分のなかの神さま以外に、神さまに手を合わすと言う「神さま」の存在がよくわからないので、エッセイなどで文章を書くときは「空の上の何者か」というコトバをよく使っている。
雲の上の何者かは、いつも私を見ていて採点している。良いことも良くないことも。良い採点をしてほしい。好かれたいと願っている。
神さま=空の何者かも、好き嫌いやえこひいきがあるのでは? 好かれたほうが得、運やツキに影響する。
だから、懸命に生きる、努力もする、人に優しくする、人のお役に立つ……という生き方をしている人は、神さまから好かれて幸せな人生を送れると考えているが、私がわからないのは、そんな人物なのに事故や病気や災難に遭って早死にする人がいるのは何故?
昔、氣の教室で知り合ったちょっと不思議な気質のその人が言ったのは、「あなたが思っているような良い人ではなかったのかもしれない」また「この世の修行は辛いので早く解放してあげたのかもしれない」。
まさよさんは、チームに守ってもらえなかったのではなく、人は、どのように生まれて、どのように亡くなるのかが決まっていると言う。亡くなった方の魂は、この世での役目を終え安堵している……と。
亡くなり方に良い悪いはないと言う。
「どのような亡くなり方をしても、亡くなった人の心は穏やかなのです」
「人は、死にたくても寿命がこなければ死ねない」
「この世にいられる間は、いろんな楽しいこと、苦しいことを精一杯体験してください」
「この世に修行というものがあるとすれば、それは、あなたの神さまを信じること」と言う。信じれば信じるほど、お助けが増えるらしい。
「誰かのお役に立ちたいと思ったら、まずご自分のお役に立ってください」
「わたしは徳を積むという言葉にひっかかりを感じてしまいます。徳を積むためにやろうと思う時点で、見返りを求めるものに変わってしまう。普通に生きて、普通に挨拶し、ありがたいなぁと思ったら素直にありがとうと感謝の言葉を伝える……それが本当の意味で、徳を積むことにつながるのではないでしょうか」
まさよさんの著書は数多い。人気ブログも発信しているので(Ameba)先日私も「フォロー」した。始終自動的に届いている。
<株式会社KADOKAWA、2017年2月第1刷発行>