軒下語録
暖冬とは言え、寒い日もある今日この頃、軒下猫がわが家に侵入してくる回数が急増。軒下猫と去年までは、それほど懇意にはしていなかったのですが、いろいろあって、付き合いが深くなって、近頃、軒下猫がしゃべる言葉が少しずつ分かるようになってきたような気がします。すでに聞き取れる言葉は、7語くらいです。
① 「家の中に入れてね♡」
=(小さく、かわいらしく) 「アン♡」
白く曇った窓の外なんかで鳴くのに、非常に奥ゆかしく、小さな声で鳴くので、よく聞き逃します。でも、聞き逃したら、外壁か網戸をやられるので要注意です。
② 「やあやあ。今日も来たよ。親切ないい人ね?次も入れてね?」
=(愛嬌のある感じで) 「や~ん。や~ん。や~ん。や~ん。」
中に入ってくると、こっちを向いて続けざまに。
③ 「食べたいのは、これじゃないんですけど……。」
=(エサに鼻を近づけた後、すぐこっちに寄ってきて) 「エッエッ」
え~、今、それしかないんですけど。(:わたし)
④ 「めんどくさいわねぇ」
=「…………」(知らん顔)
とある若者が、”だるがらみ”をしてきたとき。
⑤ 「こわいよ~!こわいよ~!こわいよ~!・・・・・」
=「な~う!な~う!な~う!・・・・・」
何事か起きたとき。
⑥ 「行かないで~~~、行かないで~~~、行かないで~~~・・・」
=「う~わ~~~ん!!
う~わ~~~ん!!
う~わ~~~~~ん!!・・」
ゴミ捨てに行くとき。恥ずかしいからやめてほしい……。
⑦ 「外に出ます」
:「ふやん。」
窓の前に立って一言。その後、余韻のように、ふわっとしたしっぽを最後まで残して、窓の隙間から静かに出て行かれます。上品な面もある。
まあ、声でなんて識別しなくても、見れば分かるレベルの会話なんですけどね?
また来てもいいよ、軒下さん。