名前がついただけ
発熱、悪寒、下痢、頭痛、喉の痛み、関節痛……
それらの症状は、2019年までは
ただ「風邪」と呼ばれていました。
たいていの人は市販薬を飲み、
学校や仕事を休んで、
回復するまでおとなしく家で寝ていたものです。
現在では、わざわざ検査で原因ウィルスを同定し、
コロナウィルス感染症
インフルエンザウィルス感染症
と命名されます。
今まで特に名前のなかった「体調不良」に
「〇〇感染症」という仰々しい名前がついただけの話です。
名前がついたとたんに症状が重篤化したように感じるのは、一種の自己暗示。広義の「ノセボ効果」です。
2019年以前と以降で、感染症の世界は何も変わっていません。