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騙されることへの恐れ

騙されるとか、利用される、搾取されるみたいなことへの過剰な恐れを持ってる人が一定数いるなと感じる。

snsが発達してより裏側?の情報まで細かく誰でも知ることができる、知った気になることができる時代だからなのかもしれないが、リスクを回避することに過敏になりすぎている気がする。

必要以上にリスクを避けた結果、何も動けない人がそこそこいるような気がする。
「損したくない」が一番強いかもしれない。
コスパ・タイパ論も結局、無駄なことをして損するのを嫌がっている側面があると思う。
もっというと夢を語らない風潮とかも、大きな理想を描いてそれに辿り着けないことを損と捉えているのかもしれない。

働くことへのやりがい搾取や、社会に利用されている感覚、SNSでのマウント合戦。
嫌なプライドが垣間見れる。

もちろん全てを盲信することが良いとは思っていない。信じるも疑うもバランスが大事だと思う。
が、この何を信用して良いかわからない時代に「疑う」方に思考がよっている気がしてしまう。

時には頭を空にして何かに飛び込むことも大切な気がする。多少損しても大体のことは取り返しがつくし、損したかどうかを判断するのはいつだって自分だから考え方次第だ。

リスクヘッジも大切だけど、過剰にリスクを恐れる(分かりやすい例で言うと、日本人は文法の間違いを恐れてスピーキングしないから語学習得が遅いとか)のは悪い意味での日本人らしさだと思う。

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