Nappi

双極性障害を持ちながら日々生きてきた記録

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最近の記事

最高の愛

きっともっと自由でいいんだと思う。 自分の気持ちに蓋をしないで、じっくり見てみたら、前しか見ちゃいけないと思い込んで後ろを振り返ることさえできなかった私が見えた。 いいじゃん。 あの時したあの話が面白かったとか、過ぎ去った花が美しかったとか、後ろを振り返って過去を懐かしんだって。 ずっと前だけを向き続けた。人にぶつかっても落し物をしても私は振り返らずに前しか見なかった。そして湧き出てくる自分の本当の気持ちに気付かないふりをしてゴミ箱に捨てた。 早く忘れないといけない

    • 愛だ

      ただ好きなだけだったら、ただ大好きなだけだったらこんなにも苦しくなることはなかったかもしれない。 愛しているからつらい。一見するとダメに思われる短所も私にとっては愛する材料だ。他人はこんな私のしている事をバカだなと思うのかもしれない。でも私は隠せないよ自分の気持ちを。どうしたって愛しているんだから。

      • 好き

        お金があって頭が良くて、前は恋愛をする時にそういう人を求めてきた。自分の病気を受け入れられず、振り回されてばかり。まともに働ける未来が見えなかったから。男の人に縋るしか考えられなかった。でもどんなにお金があってもどんなに頭が良くてもどんなに良い大学に行っていてもどんなに好きでいてくれても。私が好きじゃないと意味がないことを知った。 あんなに求めてた理想像が今はどうでも良い。それよりも自分が自分を大切にしているか、自分を愛せているのか。それが根本的な問題だった。自分が自分をどう

        • 今をみる

          私が今生きているのは、この今であって過去にも未来にも生きていない。過去を気にしたり未来を不安に思ったりしていた時もあったけど、そうすることで私は今をないがしろにしてきた。変えられない過去を気にすること。起こってもいない未来の悪い想像をすることで、その負の感情を感じることで嫌な現実を自分で作り出しては嘆いていた。過去に恋愛をしたときもどんなに相手が自分を好きでいてくれていても、どこか疑う気持ちや、いつか別れが来るのではないかと嫌なことばかり想像して、そうした現実を引き寄せてきた