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オセアニア経済:米雇用統計待ち、オークランド不動産市場低迷、豪住宅ローン増加:オセアニア経済の明暗は! 24/9/6

Yan氏で~す。
インパクト!!!

では最初に忙しい人向けのダイジェストです
これだけ読めばOKです

ニュージーランド

  • 2024年6月四半期の建築工事量は、2020年6月四半期以来の最低水準となりました。住宅建築工事量は0.7%減少し、非住宅建築工事量は0.1%減少しました。

  • オークランドの不動産市場では、所有者が購入した価格よりも低い価格で売却されるケースが増加しています。特に、高級マンションや市場ピーク時に購入した物件で大きな損失が発生しています。

  • シンレイトの2大株主であるA2ミルクとブライト・デイリーは、来週の臨時株主総会で、自らが資金提供する救済策に投票できることになりました。

オーストラリア

  • 2024年6月期の兼業従事者数は961,000人で、2024年3月期と比較して1.2%減少しました。これは、2020年3月期以来の減少となります。

  • 2024年6月四半期のオーストラリア経済は、季節調整済み連鎖量で0.2%成長しました。2023-24年度全体では、GDPは1.5%増加しました。

  • 2024年7月のオーストラリアの住宅ローン市場は、新規住宅ローン承認総額が増加し、特に投資家ローンの伸びが顕著でした。

  • オーストラリアのヘッジファンド、リーガル・パートナーズは、事業拡大のためケイマン諸島に新たな投資ビークルを設立し、約10億ドルの調達を目指しています。

市場

  • オセアニア外国為替市場では豪ドルとNZドルが横ばいで推移。本日発表される米雇用統計の結果を投資家が見極めようとしているためです。

記事を書いての感想

  • ニュージーランドの建築工事量の減少は、経済の減速を示唆しており、今後の動向に注意が必要です。

  • オークランドの不動産市場の低迷は、金利上昇や経済の先行き不透明感が影響していると考えられます。ピークアウトをしたのであれば、もう利下げは加速すると思われます。実際ロイターでもそのような観測が出ています

  • オーストラリアの兼業従事者数の減少は、労働市場の改善を示唆していますが、他の経済指標と合わせて総合的に判断する必要があります。

  • オーストラリアの住宅ローン市場は、投資家ローンの増加により活況を見せていますが、金利上昇や経済状況の変化など、不確実性も存在します。CPIが今後の焦点な国です。

  • リーガル・パートナーズの新たな投資ビークル設立は、同社の事業拡大への意欲を感じますので、今後は名前がでれば監視します

  • 米雇用統計の結果は、オセアニア市場だけでなく、世界経済にも大きな影響を与える可能性があります。

後は ユーロトワイライト作戦発動! 米雇用統計が世界経済の命運を握る
だからTOP画像にユーロコインです

ダイジェストはここまです

ここからは本文です

夏バテ気味です
昨日から、アリナミンゴールドを飲んで仕事しています
来週の沖縄はもしかしたら、ヘロヘロかもしれないですね

では、今日もオセアニア経済情報

ニュージーランドからです

今日は統計局から建築の統計が出ています
こちら

2024年6月四半期のニュージーランドの建築工事量は、2020年6月四半期以来の最低水準となりました。住宅建築工事量は0.7%減少し、非住宅建築工事量は0.1%減少しました。年間では、建築工事の価値は0.1%減少し、住宅建築工事の価値は4.1%減少しましたが、非住宅建築工事の価値は7.8%増加しました。建設コストは住宅、非住宅ともに増加しました。

意識されていない指標なのでしょうか。昨日、経済指標がないNZDは強かった。動く要素がない通貨が買われているというように見えます
 大きな指標の前だと、それが正解なのかもしれないです
これ、一応覚えておきます

で、この指標ですが、良いと悪いが混じった結果です。コスト高ならインフレ懸念になります。どこまで影響するのでしょうか。ほぼないと思いますがね

続いて、国内ニュースです
ウィリントンの街中の店舗が無くなったとか
年金の暗いニュースとか
観光業のお話とかあったのですが、2つピックアップします

1つ目がこれ 9/6

オークランドの不動産市場では、所有者が購入した価格よりも低い価格で売却されるケースが増加しています。特に、高級マンションや市場ピーク時に購入した物件で大きな損失が発生しています。これは、金利上昇や生活状況の変化などが原因と考えられます。不動産投資家のスティーブ・グッディ氏は、損失は特定の不動産タイプによるものではなく、売り手の状況によって生じることが多いと指摘しています。

つまり、ピークを過ぎたってことになります
 具体的には、

  • 抵当権者による売却: 住宅ローンの返済が困難になり、銀行など債権者が物件を差し押さえて売却する場合。

  • 離婚: 離婚に伴う財産分与などで、早期に現金化したい事情がある場合。

  • 銀行の問題: 事業の失敗などで、資金繰りが悪化し、急いで資産を売却する必要がある場合。

などが挙げられます。

これらの状況では、売り手は通常の市場価格よりも低い価格で売却せざるを得ないことが多く、結果として大きな損失が発生することがあります。

一方、記事で言及されている「市場ピーク時に購入した物件」は、市場全体の価格変動が主な原因です。当時は不動産価格が高騰していたため、高値で購入したものの、現在の市場ではその価格では売れないため、損失が発生しています。
 これって、落ち着いてきたことを示す要因。これは連続利下げの可能性が出てきました

次です

シンレイトの2大株主であるA2ミルクとブライト・デイリーは、来週の臨時株主総会で、自らが資金提供する救済策に投票できることになりました。元CEOのジョン・ペノ氏は、この救済策が2大株主にとって有利な取引であるとして訴訟を起こしましたが、却下されました。シンレイトは、この救済策が会社の将来を守るために不可欠であると主張し、すべての株主に参加を呼びかけています。
 シンレイトは粉乳の会社です。中国依存が大きかったようです。中国が需要低迷ですからね
どうなるでしょうか?

では今日はNZXです
インタレストNZから

今日の重要なニュースは以下の通りです。

  • TSBが一部の定期預金金利を引き上げ:市場の最高値付近の水準まで引き上げられました。

  • 第2四半期の建設工事着工データ:第1四半期からわずか0.2%の減少となりました。住宅は8.5%減、その他の建設は1.8%減にとどまりました。

  • ウェストパックが永久優先株発行による資本調達の初期金利を設定:最初の5年間はこれらの「株」の利回りは7.1%になります。

  • パスポート局のバックログ解消:発行時間は「通常」に戻りました。

  • FMA理事会更新:トレーシー・ベリー、ニコラス・ヘガン、マリエット・ヴァン・リンが任命され、クリス・スワスブルックが再任されました。

  • ホールセール・スワップ金利は短期でほとんど変わらない:90日銀行手形金利は-2ベーシスポイント低下の5.13%です。

  • 株式は狭いレンジ:NZX50は金曜終盤の取引で-0.3%下落。

  • 原油価格は下落を維持:米国では1バレル当たり69.50ドル弱、国際ブレント原油価格は依然として1バレル当たり72.50ドルをわずかに上回っている。

  • 炭素価格が下落:今日の炭素価格は軟調で、NZU あたり 60 ドル、1.50 ドル下落しました。

  • 金は堅調:アジア市場の早い時間帯では、金は前日比19ドル上昇し、1オンス当たり2517ドルとなっている。

  • NZD 堅調:ニュージーランドドルは昨日の同時刻から +20 bps 上昇し、現在 62.2 米セントです。

  • ビットコインは下落:ビットコインの価格は昨日の同時刻から 1.7% 下落し、現在は 56,716 米ドルとなっている。

  • オークランドのマンションが購入価格より100万ドル安く売却:不動産市場は低迷しており、価格下落が続いています。

  • シンレイトの2大株主は来週の臨時株主総会で、自らが資金提供する2億1800万ドルの救済策に投票できる:元CEOのジョン・ペノ氏はこの救済策が2大株主にとって有利な取引であるとして訴訟を起こしましたが、却下されました。

  • 2024年6月四半期の建築活動はわずかに減少:2024年6月四半期のニュージーランドの建築工事量は、2020年6月四半期以来の最低水準となりました。

新しくNZXでした。


次はオーストラリアです

経済指標からですがABSでは表に出ている経済指標以外にも出ています
全て出していきます

ABS 9/6分
ダブルワークに関すること
 https://www.abs.gov.au/statistics/labour/jobs/multiple-job-holders/jun-2024

 オーストラリア統計局(ABS)「兼業従事者、2024年6月」について

このページは、オーストラリア統計局(ABS)が2024年9月6日に発表した、「兼業従事者、2024年6月」に関する統計データとその解説を提供しています。

主なポイント

  • 兼業従事者数の減少: 2024年6月期の兼業従事者数は961,000人で、2024年3月期と比較して1.2%減少しました。これは、2020年3月期以来の減少となります。

  • 兼業従事者比率: 就業者全体に占める兼業従事者の割合は、2024年6月期に6.9%となり、2024年3月期の7.1%から減少しました。

  • 兼業従事者の特徴:

    • 年齢別: 15~24歳の若年層で兼業従事者比率が最も高く、11.8%でした。

    • 性別: 女性の兼業従事者比率は7.3%で、男性の6.5%よりも高くなっています。

    • 産業別: 宿泊・飲食サービス業での兼業従事者比率が最も高く、14.4%でした。

背景

  • 新型コロナウイルス感染症の影響: 2020年3月期以降、兼業従事者数は増加傾向にありました。これは、新型コロナウイルス感染症の影響により、雇用状況が悪化したことや、収入を増やすために複数の仕事を持つ人が増えたことが背景にあると考えられます。

  • 労働市場の回復: 2024年6月期の兼業従事者数の減少は、労働市場の回復が進み、より良い雇用機会が増えたことや、賃金の上昇により、一つの仕事で十分な収入を得られるようになった人が増えたことが要因として考えられます。

詳細データ

このページでは、兼業従事者に関する様々な統計データが提供されています。

  • 表3.1 兼業従事者、年齢別、性別の中央雇用所得(2011年~2021年)

  • 表3.2 就業者、性別、同時従事職数別の所得(2011年~2021年)

これらのデータからは、兼業従事者の所得状況や、兼業従事の理由などを詳しく知ることができます。

まとめ

2024年6月期のオーストラリアの兼業従事者数は、2020年3月期以来初めて減少に転じました。これは、労働市場の回復が進んでいることを示唆しています。しかし、依然として多くの人が複数の仕事を持っており、兼業従事の背景には、経済的な理由だけでなく、スキルアップやキャリアアップなどの目的もあると考えられます。

関連情報

  • 兼業従事者の方法論、2024年6月: このページでは、兼業従事者に関する統計データの作成方法や定義などが解説されています。

  • 過去のリリース: 過去の兼業従事者に関する統計データも、このページからアクセスできます。

注意点

  • この統計データは、2024年6月末時点での状況を反映しています。

  • 今後の経済状況や労働市場の変化によっては、兼業従事者数や兼業従事者比率が変動する可能性があります。

ちょっと深堀ですが、
オーストラリアの兼業従事者数が減少したことは、一般的には景気回復の兆候と解釈できます。

なぜ兼業従事者の減少は良いことなのか

  • 雇用市場の改善: 失業率が低下し、より良い雇用機会が増加すると、人々は一つの仕事で十分な収入を得られるようになり、複数の仕事を持つ必要性が減ります。

  • 賃金の上昇: 賃金が上昇すれば、一つの仕事で得られる収入が増え、兼業する必要性が低下します。

  • 労働時間の増加: 企業が労働時間を増やせば、従業員は一つの仕事でより多くの収入を得ることができ、兼業する必要性が減ります。

ただし、注意すべき点も

  • 意図しない兼業の減少: 景気後退や企業の業績悪化により、解雇や労働時間削減が行われ、意図せず兼業を諦めざるを得なくなるケースも考えられます。

  • 質の高い雇用の不足: 複数の仕事を掛け持ちする理由の一つに、一つの仕事では十分な収入が得られない、または希望する仕事が見つからないという状況があります。兼業従事者の減少が、必ずしも質の高い雇用の増加を意味するわけではありません。

結論

オーストラリアの兼業従事者数の減少は、労働市場の改善を示唆するものであり、基本的には景気回復の兆候と捉えることができます。しかし、その背景には様々な要因が考えられるため、他の経済指標と合わせて総合的に判断する必要があります。

参考

オーストラリア統計局のデータでは、2024年6月期の失業率は4.1%と、比較的低い水準で推移しています。また、賃金も緩やかながら上昇傾向にあります。これらの指標も、労働市場の改善を示唆しており、兼業従事者数の減少と整合的な結果となっています。

しかし、インフレ率の高止まりや世界経済の減速懸念など、オーストラリア経済には依然として不確実性も存在します。今後の動向を注意深く見守る必要があります。

これ、ブロックさんは知っていて、強気なのか、失業率はダブルワークからの解消なのか?

次です
モデラ―データーベース

このページにリンクがあり飛ぶとここです

このページは、オーストラリア統計局(ABS)が発表した「オーストラリア国民経済計算:国民所得、支出、生産(2024年6月四半期)」に関する最新リリースの詳細情報を提供しています。

主な内容

  • 経済成長率: 2024年6月四半期のオーストラリア経済は、季節調整済み連鎖量で0.2%成長しました。2023-24年度全体では、GDPは1.5%増加しました。

  • 交易条件: 交易条件は3.0%悪化しました。これは、輸出価格の下落と輸入価格の上昇が原因です。

  • 家計貯蓄率: 家計貯蓄率は、所得比で0.6%と横ばいでした。

詳細

  • 国内需要の鈍化: 2024年6月四半期の経済成長は、主に政府支出の増加によって支えられました。民間需要は弱く、家計消費支出は0.1%減少、住宅投資は2.7%減少しました。

  • 輸出の増加: 輸出は3.9%増加し、経済成長に貢献しました。サービス輸出が特に好調で、旅行と輸送サービスが大きく増加しました。

  • 輸入の減少: 輸入は1.2%減少し、経済成長率を押し上げました。資本財と消費財の輸入が減少しました。

  • 物価上昇: 消費者物価指数(CPI)は、2024年6月四半期に前期比1.6%上昇しました。年間インフレ率は4.0%で、依然としてRBAの目標範囲(2~3%)を上回っています。

  • 家計の財政状況: 実質可処分所得は0.2%減少しました。これは、賃金の伸びがインフレ率に追いつかなかったためです。家計貯蓄率は横ばいでしたが、依然として歴史的に低い水準です。

今後の見通し

  • 緩やかな成長: 経済成長は、2023-24年度後半に鈍化しました。この傾向は、2024-25年度も続くと予想されます。

  • インフレ抑制: インフレ率は、2025年末までにRBAの目標範囲に戻ると予想されます。しかし、インフレ期待が高止まりしている場合は、インフレ抑制のためにさらなる金融引き締めが必要になる可能性があります。

  • 家計の課題: 高インフレと金利上昇は、家計の財政状況に引き続き圧力をかけると予想されます。特に、変動金利住宅ローンを抱える世帯は、金利上昇の影響を受けやすい状況にあります。

結論

2024年6月四半期のオーストラリア経済は、緩やかな成長を維持しましたが、国内需要の弱さが懸念されます。インフレ率は依然として高水準であり、RBAはインフレ抑制のために金融政策を引き締め続ける可能性があります。家計は、高インフレと金利上昇の影響を受けやすく、財政状況の悪化が懸念されます。


次です
 オーストラリア労働統計
って重要改定値ですね

このページは、オーストラリア統計局(ABS)が発表した「労働勘定、オーストラリア、2024年6月」に関する記事です。2024年6月7日に発表された、2024年3月四半期の労働統計について説明しています。季節調整値とトレンド推定値が含まれています。主な調査結果の一部は次のとおりです。

  • 総雇用者数は0.7%増加して1600万人に。

  • 充足雇用者数は0.8%増加して1570万人に。

  • 職数の割合は2.3%に減少。

  • 雇用者数は0.7%増加して1460万人に。

  • 失業率は3.8%に低下。

ABSは、COVID-19パンデミック中に労働市場が大きく変化したため、2020年6月四半期に一時停止していたジョブ、人、労働時間のトレンド推定値を再開しました。ABSは、2024年後半に年次季節再分析で労働勘定の季節調整とトレンド推定値の別の見直しを行う予定です。

古いデーターですね。改定なのでそこまではって感じです

で、やっとインベストドットコムででいる指標です
10:30発表の住宅投資から

オーストラリア統計局(ABS)「住宅向け新規投資家ローンの価値が7月に5.4%増加」について

このページは、オーストラリア統計局(ABS)が2024年9月6日に発表した、2024年7月の住宅ローンに関する統計データとその解説を提供しています。

主なポイント

  • 新規住宅ローン総額の増加: 2024年7月の新規住宅ローン総額は、306億ドルと、前月比3.9%増加しました。

  • 投資家ローンの増加: 新規投資家ローンの価値は、117億1000万ドルと、前月比5.4%増加し、前年同月比では35.4%増加しました。

  • オーナー居住者ローンの増加: オーナー居住者ローン(ファーストホームバイヤーを除く)は、188億8000万ドルと、前月比2.9%増加し、前年同月比では21.4%増加しました。

  • ファーストホームバイヤーローンの減少: ファーストホームバイヤーローンは、52億ドルと、前月比2.9%減少しました。

背景

  • 住宅市場の回復: 2023年2月から、新規住宅ローン承認額は増加傾向にあり、投資家ローンの伸びがオーナー居住者ローンの伸びを上回っています。しかし、新規住宅ローン承認総額は、COVID-19パンデミック中の最高水準を依然として下回っています。

  • 金利の影響: オーストラリア準備銀行(RBA)は、2022年5月から2023年6月まで12会合連続で政策金利を引き上げました。しかし、2023年7月と8月は金利を据え置き、9月には0.25%の利上げを行いました。これらの金利変更は、住宅ローン市場に影響を与えている可能性があります。

今後の展望

  • 投資家ローンの増加: 投資家ローンの増加は、住宅市場への投資意欲の高まりを示唆しています。これは、住宅価格の上昇期待や賃貸需要の増加などが背景にあると考えられます。

  • 金利の影響: RBAが今後さらに金利を引き上げる場合、住宅ローン金利も上昇し、住宅ローン需要を抑制する可能性があります。

  • 経済状況: オーストラリア経済の成長鈍化や失業率の上昇は、住宅ローン市場に悪影響を与える可能性があります。

この内容の総論は

2024年7月のオーストラリアの住宅ローン市場は、新規住宅ローン承認総額が増加し、特に投資家ローンの伸びが顕著でした。しかし、金利上昇や経済状況の変化など、今後の住宅ローン市場には不確実性も残ります。

数字だけ見ていると良好に感じますが
実際には
この内容からは、オーストラリア経済、特に住宅市場に関しては、一部良好な兆候が見られるものの、注意深く見守るべき状況であると言えます。

良好な兆候

  • 新規住宅ローン総額の増加: これは、住宅市場への需要が依然として存在することを示唆しており、経済活動の活発化につながる可能性があります。

  • 投資家ローンの顕著な増加: 投資家の住宅市場への関心の高まりを示しており、住宅価格の上昇期待や賃貸需要の増加などが背景にあると考えられます。これは、経済成長への期待感を高める要素となります。

注意すべき点

  • 金利上昇の影響: オーストラリア準備銀行(RBA)が今後さらに金利を引き上げる可能性があり、住宅ローン金利の上昇は住宅ローン需要を抑制し、住宅市場の成長を鈍化させる可能性があります。

  • 経済状況の変化: オーストラリア経済の成長鈍化や失業率の上昇は、住宅ローン市場に悪影響を与える可能性があります。

  • ファーストホームバイヤーローンの減少: ファーストホームバイヤーにとって住宅購入が難しくなっている可能性を示唆しており、住宅市場の持続的な成長にとって懸念材料となります。

結論

投資家ローンの増加は住宅市場の活況を示唆していますが、金利上昇や経済状況の変化など、不確実性も存在します。したがって、経済状況は一部良好な兆候が見られるものの、楽観視はできない状況と言えるでしょう。

経済指標は以上です

続いて、国内ニュースです
ABCニュースから 9/6
酪農に関するニュース

サプトは買い手を見つけることができず、来年半ばにキングアイランド・デイリーを閉鎖し、ブランドを終了する予定だ。この閉鎖により58人の従業員が影響を受ける。市長は、国内外のチーズ製造業者がこの事業を買収してくれることを期待している。島の酪農家にとって閉鎖は「大惨事」であり、準備に使える時間は12カ月未満しかない。タスマニア州首相は、サプトの決定は「非常に残念だ」と述べ、政府は影響を受ける人々に即時支援を提供し、新しい運営者を見つけるために協力すると述べた。

地方で人気のあるお店がなくなるというニュースがまぁまぁ大きく出ていたのですが、有名なのでしょうね

あと、ボルボの記事とかが載っていました

ではタイムラインです

オーストラリアの市場と経済の最新情報

市場の動向

  • ASX 200は小幅上昇で引け、S&P/ASX200は31ポイント(0.39%)上昇して8,013.4ポイントで取引を終えた。

  • ウォール街はまちまちで、ダウ平均株価とS&P平均株価は下落したが、ナスダックは0.3%上昇した。

  • 投資家は米国経済の減速ペースを依然として懸念しており、オーストラリア東部標準時間金曜日午後10時30分に発表される予定の8月の雇用統計を心配しながら待っている。

  • 予想よりも大幅な下落があれば、米連邦準備制度理事会は金利引き下げを余儀なくされる可能性がある。

  • ロイターがエコノミストを対象に行った調査によると、非農業部門雇用者数は7月の11万4000人増に続き、先月は16万人増加する見込みだ。

  • 失業率は7月の4.3%から4.2%に低下すると予測されている。

経済ニュース

  • GDPと金利の低迷にもかかわらず、オーストラリア株は上昇して引けた。 投資家は重要な米国雇用統計を待っている。

  • オーストラリアのガソリン価格は原油価格を上回った。 これは石油精製所とガソリンスタンドが恩恵を受けていることを意味している可能性が高い。

  • CFMEUの役員がスーパーファンドの資金を組合支援に利用したとAPRAが主張。 業界のスーパーファンドであるファースト・スーパーの共同議長は、CFMEUの役員がスーパーファンドの資金を組合支援に利用したとのオーストラリアの健全性規制当局の申し立てを受けて、同理事会から辞任した。

  • この経済学者はなぜ2025年まで金利引き下げはないと考えているのか。 キャピタル・エコノミクスのオーストラリア・ニュージーランド担当エコノミスト、アビジット・スーリヤ氏によると、オーストラリア準備銀行(RBA)が来年に入ってから金利を引き下げる可能性は低く、これは多くの人が予想しているよりも遅いという。

  • 住宅ローンの価値が上昇。 オーストラリア統計局が本日発表したデータによると、7月の新規住宅ローン総額は3.9%増加し、306億ドルとなった。

  • 原油価格はほぼ1年ぶりの週間下落へ。 石油生産国が生産量の増加を遅らせているにもかかわらず、原油価格はほぼ1年ぶりの週間下落となる見込みだ。

  • 米国の雇用統計が重要な理由。 米国経済がどれだけ急速に冷え込んでいるかを示すデータは、今夜午後10時30分(オーストラリア東部標準時)に発表される予定だ。

  • トランプとハリスの税制改革案の違い。 ドナルド・トランプ氏は、法人税率を「米国内で製品を製造する企業のみ」21%から15%に引き下げると述べている。一方、カマラ・ハリス氏は法人税率を28%に引き上げたいと述べ、これを「働く人々の懐にお金を戻し、億万長者と大企業が公平な負担を負うことを保証する財政的に責任ある方法」と表現している。

  • さらなる利下げ予測が続々。 ANZ銀行とベンディゴ銀行は、金利は2025年初頭まで下がらないとの予測を変えていない。

  • オーストラリア株は鉱業株の上昇で上昇。 ASX 200は0.2%上昇して始まりました。現在、トップ銘柄はテクノロジーアプリのLife360と鉱業会社のChampion Ironで、それぞれ約2%の上昇となっている。

  • オーストラリアのコンサートチケット販売に「急騰」価格が導入される理由。 世界最大の音楽会社の一つ、ライブ・ネイションが、オーストラリアにサージ・プライシングを導入する計画を示唆している。

  • 気候変動がスノーツーリズム事業者に与える影響。 オーストラリアのスキーシーズンは、冬が暖かくなるにつれて短くなる傾向にあると予想されています。

  • 市場のボラティリティが今後も続く理由。 投資家は米国の利下げが9月に始まると確信しているかもしれないが、その利下げがどのような経済状況をもたらすかは不明だ。

  • RBAが金利が高止まりすると警告、金融被害が深刻化。 オーストラリア準備銀行(RBA)総裁ミシェル・ブロック氏は昨日、金利引き下げを議論するのは「時期尚早」であると述べた。

  • オーストラリアの融資データが本日発表される。 ABSは月次住宅ローンデータをオーストラリア東部標準時午前11時30分に発表します。

その他

  • 職場の監視はどこまで可能か? 公正労働委員会は最近、ヴァージン・オーストラリア航空の乗務員ディラン・マクニッシュ氏の解雇を覆したが、法律専門家は、同航空会社がホテルの防犯カメラの映像や客室のカード読み取り記録にアクセスし、同氏の解雇に至った際に同氏のプライバシーを侵害した可能性があるという疑問を提起していると述べた。

市場のまとめ

オーストラリア市場は、米国雇用統計の結果待ちで様子見ムードとなっている。GDPの低迷や金利の高止まり懸念があるものの、ASX 200は小幅上昇で引けた。経済の先行き不透明感が高まる中、投資家は今後の金融政策や経済指標に注目している。

って同じですね。米雇用統計次第って感じです

一つブルームバーグで面白い記事が
ブルームバーグ 9/6

オーストラリアのヘッジファンド、リーガル・パートナーズは、事業拡大のためケイマン諸島に新たな投資ビークルを設立し、約10億ドルの調達を目指しています。このビークルは、プライベートクレジットや資源など多様な資産クラスに投資するマルチストラテジーファンドへの投資を可能にします。ケイマン諸島での設立は、機関投資家やファミリーオフィスにとって税制面で有利な投資機会を提供することを目的としています。リーガル・パートナーズは、従来のロングショート戦略に加えて、プライベート市場やオルタナティブ市場への投資も拡大しており、事業取得も視野に入れています。現在、シドニー、シンガポール、ニューヨークのオフィスで約170億豪ドルを運用しており、2年前の47億豪ドルから大幅に増加しています。

今時のヘッジファンドですが、オーストラリアで伸びているのがポイントですね覚えておきます

では
シドニー概況です

オセアニア外国為替市場では、豪ドルとNZドルが横ばいで推移しています。これは、本日発表される米雇用統計の結果を投資家が見極めようとしているためです。

豪ドルは1豪ドル=0.6739米ドルで横ばい、週間では0.4%安。対円では1豪ドル=96.60円で、週間では2.3%安となっています。NZドルも1NZドル=0.6221米ドルで、週間では0.4%安です。最近の米指標の弱さから、米雇用統計が予想を下回る可能性があり、そうなればFRBが今月に大幅利下げを行うとの観測が強まると見られています。

一方、オーストラリア準備銀行は市場の年内利下げ観測をけん制していますが、市場は依然として11月の利下げ確率を38%、12月は83%と織り込んでいます。

ゴールドマン・サックスのエコノミストは、豪中銀が強調する需要超過の状態は重視すべきではなく、インフレや労働市場が軟化すればトーンダウンすると予想しています。また、豪中銀が利下げサイクル開始を2025年2月まで先送りするというのが基本シナリオだが、早期調整の可能性もあると指摘しています。NZ準備銀行については、10月の追加利下げが完全に織り込まれており、スワップ市場では利下げ幅が0.5%ポイントとなる確率が41%となっています。

ロイターも、オセアニア経済が失速
オーストラリアはCPIでの失速
NZDは2回分の利下げ

今日、米雇用統計が強ければ、ショートカバーで
ドルが上がるな。

利下げ局面で変わりなく、利下げされるなら、歴史は他の通貨に資金が行く
ただ、景気後退時には、安全通貨に留まる
今回はソフトランディングではないとしたら、
フラン、ドル、円、そしてユーロに資金が留まる可能性は多いにあるのではないかと。

そんな感じです

あとがき
 いずれにしても今日ですね
あとがきで書くような内容ではありませんが

 作戦名  ユーロトワイライト を発動予定です

例のあれです EURIBORです

以上です

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