【大胆予想】RBA強気の真実とは。雇用統計とOCRを読む説く 24/9/14
Yan氏で~す。
インパクト!!!
今回はダイジェストはなしです。文書の構成的に上から読まないと最後が理解できないと思います。飛ばして最後だけ読んでも「なぜ」ってなるはずです。頑張って読んでください。読む価値があると私は思います
昨日はYEN蔵さんライブで多くの方に絡んで頂きありがとうございました
ちょっと早めに上がりましたのでアーカイブの残りを見ましたら結構早く終わりにしたようでしたね。最後の日経のお話の前に、呼ばれていたような気がしたのですが、気のせいですね(笑)
では豪ドルでの戦略を立てます。雇用統計と政策金利です
この時点での予想なので変更するかもしれませんが、まぁいいところを突いたのではないかと思います
では今週のオージーから
週間通貨強弱 9/9~9/13
1週でみると米ドルが脅威の粘りです。あれだけ叩かれているのに2位ってのが凄いですね。またフランは弱い部類ですがそこまでではなかった印象になります。オージーは4位でフラットでした
最初にAU10Yつまり10年利回りです
水曜まで下落し、週間ピボットS1で止まっているのが解ります
次に通貨ペアです
対円 AUDJPY
月曜OPEN 94.819 土曜CLOSE 94.424
結果:週足では陰線で円の方が強い
対ドル AUDUSD
月曜OPEN 0.6666 土曜CLOSE 0.6704
結果:週足では陽線でオージーが強い
対ポンド GBPAUD
月曜OPEN 1.9679 土曜CLOSE 1.95758
結果:週足では陰線でオージーが強い
対ユーロ EURAUD
月曜OPEN 1.66214 土曜CLOSE 1.65200
結果:週足では陰線でオージーの方が強い
面白いですね。週間通貨強弱だと、オージーより強かった4通貨で実質勝てたのは円のみです。EURは100pips下落だったというのがポイントです
続けます ここからh週間通貨強弱ではオージより弱かったのもです
対カナダ AUDCAD
月曜OPEN 0.90485 土曜CLOSE 0.91094
結果:週足では陽線でオージーが強い
対スイス AUDCHF
月曜OPEN 0.56193 土曜CLOSE 0.56852
結果:週足では陽線でオージーが強い
対ニュージー AUDNZD
月曜OPEN 1.07889 土曜CLOSE 1.08789
結果:週足では陽線でオージーが強い
1週間の動きを見てみました。通貨強弱の週間が意外といい加減なのは笑いましたね。前から違和感あったので今回検証してみました
つまり最強通貨は円だったのが良く解ります
キャリートレード解消からの円。世界中が利下げの中、利上げ路線な円が今週最強通貨でした。
で、2位がオージです。前半というか
チャート見ていれば解ると思いますが、米国CPIで一番流れが変わったのが、オージーです。最弱って言っていいほど弱かった月火を水曜の21時。つまり米国CPIの発表21:30から数時間の間に作られた。なんとかくリスクオン的な流れで一気に強くなったのが解ります
そうです。マーケットはリスクオンだったのがこのチャートから解ったのです。株がどうのこうのってのは言いたいのは解りますが、それは日本株のことで、世界は米CPIを無事に通貨して、アメリカというか、FEDが0.25%利下げするのを確実視しているってことです。株に恩恵
それでも足りずに、0.5%を要求しているので、米ドルが売られているってことです。株を上げたい、リスクオンにしたい市場参加者が多いってのが解りました。
つまり、作られたリスクオン相場。オン的な流れからAUDが買われたと私は考えています
次週はこの辺りのことで、FOMCで0.25%であった場合ですが、米ドルが強くなるのではないかと思います。それでも0.5%をさせたい人が多いようです。いきなり0.5%にしてしまうと、それほど景気が悪いのかって思う人が出てきてしまうので、なんとか織り込みさせたいのではないかとも考えています。
どちらにして、景気後退懸念もあるのでしょうが一般的には米利下げはオージーは買われる傾向があるのです。
FOMCでの内容次第にはなりますが、0.25%なら織り込まれていたと判断せれドルは強くなりAUDUSDであればショート。
0.5%であれば、それこそ円の時代です。AUDJPYのショートでもいいような気がします。その場合はAUDも上昇する可能性があるのですが、今週の流れを見ていると地合いにもよりますが、JPYが押し切るかもしれません。
そして、9/19FOMCと同じ日の10時半に
オーストラリア雇用統計があります。
オージー的にはここが勝負所です
ただ、RBAブロック総裁の言葉を見ているとCPIが焦点に聞こえます
9/19 雇用統計
9/24 政策金利発表
9/25 加重平均CPI前月比(本命のCPIは10/30)
となります
ブロックさんはこの辺りの日程も頭に入れて、強気姿勢なら、大したものです。ブロック総裁の発言を見ているとCPIに重きを置いているように誘導しているのではないかと
ただ、雇用にも言及してるのは間違いないです。
報道的には、利下げ催促が大きく、インフレに焦点にしているように見えます。政策金利発表より、CPIの方が上になるのでしょうか?
また、何度も書いていますが 9/10分の記事で
ウェストパック消費者信頼感指数
の一文が、どうしても気になります
2024年9月10日:消費者心理調査
経済がより厳しい局面に向かっている可能性に対する懸念が再燃。
消費者は金利上昇への懸念は少ないが、雇用については不安を感じている。
深刻な生活費圧力緩和の兆候はあるものの、緩やかなペース。
Westpac-Melbourne Institute消費者信頼感指数は8月から0.5%低下し84.6に。2年以上続く悲観的な見方は依然として改善の兆候が見られない。
消費者心理の焦点は、生活費圧力や金利上昇懸念から、経済の先行きと雇用への懸念に移行している。
過去3ヶ月で、インフレニュースは依然としてネガティブだが脅威は減少。金利ニュースはややネガティブに。経済、予算、雇用に関するニュースは60~70%から70~80%に悪化したと認識。
家計状況はインフレ鈍化、減税、財政支援策により改善。しかし、依然として過去10年間で最低水準。
金利上昇懸念は緩和。住宅ローン金利上昇を予想する消費者の割合は7月の3分の2以上から半分以下に減少。
住宅関連のセンチメントは、買い手心理の弱さと価格上昇期待が混在する状況が続くが、州によってばらつきが拡大。
住宅購入時期指数は全体で6.6%上昇したが、ニューサウスウェールズ州とビクトリア州では上昇、クイーンズランド州と西オーストラリア州では大幅に低下。
住宅価格期待指数は15ヶ月ぶりの低水準となる150.5に低下。しかし、ビクトリア州とニューサウスウェールズ州では低下、クイーンズランド州と西オーストラリア州では上昇。
貯蓄に関する調査では、依然として安全志向が強く、銀行預金または負債返済を好む消費者が54%。不動産と株式はそれぞれ約10%。
オーストラリア準備銀行理事会は次回9月23~24日に会合を開催予定。公式キャッシュレートは据え置き、インフレに対して「警戒」スタンスを維持すると予想される。
消費者心理調査は、オーストラリアの消費者が依然として弱含んでいることを示すさらなる証拠となる。消費者需要に対する懸念は和らぐ可能性があるが、RBAの主な焦点は、需要と供給のバランスがインフレの高止まりにどの程度影響するかにある。
一部端折りましたが、これがこの国の現状ではないかと思います
それは、オーストラリア国内の大手銀行4行が金利を自主的に引き下げたからです。
消費者心理では、失業率に焦点
ここですね。9/19は失業率の内容次第になるのではないでしょうか?
その失業率なのですが、
悪化するのかといえば、移民の総数がどれだけあったかになります
こればかりは解りません。
私の9月6日の記事ではダブルワークの件と6月の雇用統計の説明を書いています。どちらかといえば、好調です
9月19日の失業率が悪化しているかは確率が低いように思えます
9月5日に議会でスピーチをしたブロック総裁
変動金利の住宅ローンを組んでいる人がキャッシュフロー不足になる
とも言っています。
利下げを否定したのですが、一般人のフトコロ事情は解っているようです
それでも、高金利を維持の選択をするのには、
労働事情で何か問題があるのか。
その労働も輸出輸入から見るとまだ崩れていません
9月5日の発表の要約です
2024年7月 オーストラリア国際貿易(商品) 主要ポイント
輸出額: 444億ドル(前月比1.7%増加)
輸入額: 416億ドル(前月比0.3%減少)
貿易収支: 28億ドルの黒字(前月比20億ドル増加)
輸出
主な増加品目:
その他鉱物燃料(+7億3600万ドル、+26.2%)
石炭、コークス、および練炭(+3億300万ドル、+5.3%)
金属鉱石およびスクラップ(+1億9000万ドル、+2.4%)
主な減少品目:
液化天然ガス(-10億ドル、-12.1%)
鉄鉱石(-6億100万ドル、-5.9%)
肉(-1億3200万ドル、-8.3%)
輸入
主な増加品目:
旅行(+4億100万ドル、+14.3%)
その他のサービス(+2億9400万ドル、+10.5%)
輸送(+1億200万ドル、+13.7%)
主な減少品目:
乗客輸送機器(-4億400万ドル、-20.6%)
電気機械(-2億200万ドル、-5.4%)
精製石油(-1億700万ドル、-7.8%)
トレンド
輸出: 2024年を通して増加傾向。7月は過去2番目に高い水準。
輸入: 2023年後半から減少傾向。7月は過去10ヶ月で最低の水準。
貿易収支: 黒字幅は拡大傾向。
要因分析
輸出増加:
石炭およびその他鉱物燃料の輸出増加が主な要因。
中国経済の回復が一部の鉱物資源の需要を押し上げ。
旅行関連サービスの輸出も堅調。
輸入減少:
乗客輸送機器や電気機械などの資本財の輸入減少が主な要因。
国内需要の減退や在庫調整の影響が考えられる。
ここまで考えると、中国経済の減速で本来なら、輸出が下がっていてもよいはずですがそこまで下がっていない
9月5日時点では解析があまかったようで
今回、もう一度分析をやり直しをしました
それで輸出先のデーターをなんとかAIにまとめ直したら時間が掛かりましたがでました
なんとまだ中国がぶっちぎりの1位です
中国は不景気なはず、一体何に使っているのだ!
ロシアへの貿易に使っているなら、ロシアの資源のもとはオーストラリアになってしまうのではないでしょうか?
では2023年のランキングです
アメリカが急激に増えているのですね。
なるほど、アメリカですね。NZと同じで、急激に貿易を拡大しています
後はドイツです
それと、インドがまだまだ少ないですね
ああ、ここですね。インドは自前でエネルギーが大変に少ない
輸送コストを考えても、オーストラリアはまぁまぁ近いのか
ここを開拓できれば、って期待が大きいのですね
ニュージーランドはインドからの移民が増えているのを考えると
この数字は追うしかないですね。
貿易から考えても、まだ利下げ貴重にならないような気がします
なるほど、この数値を見ているRBA分析班の報告を聞いた総裁は強気なのでしょう。
では、いよいよまとめへ移ります
雇用者と政策金利の予想です
私が6月29日金沢オフ会以後、
オセアニア経済情報を配信を多くしてからのオージーを見てきました
前回の8月15日の雇用統計から、昨日までの経済情報を元に
大胆に予想してみます。とはいっても自分でまとめた文と数値をある程度整えて、AIに助けてもらい自分なりまとめてみました
雇用統計から
雇用者数の予想:
増加: 30,000人位とAIは回答。私は予想の25800人よりは上だと思います。
根拠:
7月の雇用者数は約58,000人増加と堅調でしたが、これは主に労働参加率の上昇によるものでした。実際の雇用創出は、それよりも低い可能性があります。
8月のANZ求人広告件数は前月比2.1%減少しており、労働需要の鈍化を示唆しています。
企業景況感指数も悪化しており、企業が雇用を拡大する意欲は低下している可能性があります。
一方で、建設業許可件数は増加しており、建設業での雇用創出が期待できます。
また、観光業やサービス業も回復傾向にあり、これらの業種での雇用増加も期待できます。
次、失業率
失業率の予想:
上昇: 4.3%とAIは判断。私も同じです
根拠:
労働参加率は依然として高水準で推移しており、労働市場への新規参入者が増える可能性があります。
雇用者数の伸びが鈍化すれば、失業率は上昇する可能性があります。
一方で、不完全雇用率は低下傾向にあり、これは失業率の上昇を抑制する要因となります。
もう少し悪化してもいいとも考えています。移民の数字が不透明です。またダブルワークの改善とは書いてあったのですが、それがカウントされると4.5%を超えてもおかしくないと思います
9月24日政策金利発表の予想:
据え置き: 4.10%
根拠:
7月のCPI指標は、インフレ率が鈍化傾向にあることを示していますが、依然として目標範囲(2~3%)を上回っています。
労働市場は依然として逼迫しており、賃金上昇圧力も残っています。
経済成長は鈍化しており、さらなる利上げは景気後退リスクを高める可能性があります。
RBAは、インフレ抑制と経済成長のバランスを考慮し、据え置きを継続する可能性が高いと考えられます。
ただし、以下の点に注意が必要です:
中国経済の動向: 中国経済の減速が加速すれば、オーストラリア経済にも悪影響が及び、雇用市場が悪化する可能性があります。
米国の金融政策: 米国が利下げに転じた場合(一般論です今回の豪ドル高を先に説明したのはこのためです)、オーストラリアドル高を招き、輸入物価が下落することでオーストラリアのインフレを緩和する可能性があります。
国内の経済指標: 8月以降の経済指標の結果によっては、RBAの金融政策スタンスが変化する可能性があります。
今回の無謀な予想のまとめです
9月19日の雇用統計では、雇用者数の増加は鈍化し、失業率は上昇すると予想されます。しかし、労働市場は依然として底堅く、RBAは9月24日の政策金利発表で据え置きを継続する可能性が高いと考えられます。ただし、今後の経済指標や海外経済の動向によっては、RBAの金融政策スタンスが変化する可能性もある、つまりハトになる可能性があるが、米FOMCの反応も重要であると考えます。
雇用が増えてお3万人で相場が動くのかと言われると怪しいです
失業率も歴史的に見れば、まだ低いのではないかと思います
無風になる可能性もありますが、やはりCPIが争点に誘導したブロック総裁の思案通りに展開する可能性が高いってのが私の結論です
また、いつも言っていますが、トレードは別です
強い数字が出ても、他の要因で売られるケースもあります
分析通りならFOMCの利下げ次第に思えます。オン相場なら発表後でも十分に間に合うと思います
予想を外して、数値が悪化なら、その方が楽です。売ればいいだけです
その前に雇用統計の中身を見て一体何が悪いかも考えないといけません
中国の経済が悪いは織り込みがすすんでいますが、アメリカの景気後退の織り込みはまだのような気がします。インドへの輸出が伸びていないのも気になりますが、ここがピークと考えている自分がいます。
免責事項:
この予測は、現時点での情報に基づいて行われたものであり、将来の経済状況や市場動向によっては、実際の結果と異なる可能性があります。投資判断は、ご自身の責任において行ってください。
そんな感じです
あとがき
やべ~書いてしまった。雇用統計の予想
予想はよそうよなんて言いたいです
ただね、今回の利上げはできないにしても貿易がまだ落ちていないし、中国への輸出がまだ落ちていないのはビックリです
やはり人口が多いってのは消費があるのですね。それを上回る生産力がある中国。アメリカとか欧州が懸念するのは致し方ないです
以上
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