【オセアニア経済情報】ＮＺ！ＧＣＣとＦＴＡ終結！：中国のパプアニューギニアに広がる影響力 24/11/1
Ｙａｎ氏で～す。
インパクト！！！
ダイジェストです
オーストラリア経済は、製造業PMIの改善や住宅ローン増加といったポジティブな側面がある一方で、家計支出の減少や企業倒産の増加といったネガティブな側面も抱えています。特に、家計支出の減少は、消費者心理の冷え込みを示唆しており、物価上昇や金利上昇による家計への負担増が懸念されます。
ニュージーランド経済は、住宅市場の減速と企業倒産の増加が顕著であり、先行きの不透明感が増しています。明るい材料としては、GCCとのFTA締結が挙げられます。これにより、輸出の多角化が促進され、中国への依存度を軽減できる可能性があります。しかし、FTAの効果は未知数であり、競合や物流などの課題も克服していく必要があります。
中国経済は、製造業PMIの改善や住宅価格の上昇など、回復の兆しを見せています。しかし、米大統領選挙の結果次第では、経済や為替市場が大きく変動するリスクがあります。米中関係の悪化は、中国経済に大きな打撃を与える可能性があり、世界経済全体にも悪影響を及ぼす可能性があります。
中国銀行のパプアニューギニア進出は、中国の太平洋地域における影響力拡大を象徴する出来事と言えるでしょう。パプアニューギニア政府は経済的メリットを期待していますが、マネーロンダリングや中国政府による介入といったリスクも懸念されます。
今日は感想はなしですが、ＧＣＣはいいことです
ダイジェストは以上です
本文
オーストラリアからです
経済指標
オーストラリア製造業購買担当者景気指数（PMI）
https://www.pmi.spglobal.com/Public/Home/PressRelease/5e8737bfa33c4185aec68dfd4110c465
2024年10月のJudo Bankオーストラリア製造業PMI®によると、オーストラリアの製造業は引き続き縮小しているものの、そのペースは鈍化しています。主なポイントは次のとおりです。
PMIは10月に47.3と、9月の46.7からわずかに上昇しました。 これは、9か月連続で悪化しているものの、そのペースは緩やかになっていることを示しています。
新規受注と生産は引き続き縮小していますが、そのペースは鈍化しています。 主要輸出市場の需要減退により、輸出受注はさらに減少しました。
受注残の記録的な減少の中で、メーカーは人員削減を進めたため、雇用は5か月連続で減少しました。
需要の低迷の中でメーカーが過剰在庫を抱えることを嫌ったため、購買活動と在庫も大幅に減少しました。
投入コストのインフレ率は1月以来の最低水準にまで低下しましたが、販売価格は上昇し、コストの上昇を反映しています。
企業の信頼感は2023年8月以来の高水準に改善し、 メーカーは来年の経済状況の改善に期待を寄せています。
全体的に見て、このレポートは、オーストラリアの製造業の景気後退の最悪期は過ぎた可能性があるものの、状況は依然として厳しいことを示唆しています。 いくつかの指標は改善の兆しを見せていますが、需要は依然として弱く、企業はコストの上昇とサプライチェーンの混乱というプレッシャーに直面し続けています。
次です
融資指標
最初にメディアリリースから
主なポイント
住宅ローン総額は7ヶ月連続の増加の後、9月は0.3%減少し302億ドルとなりました。
投資家向け住宅ローンは前月比で1.0%減少したものの、前年同月比では29.5%増加しました。
自宅居住者向けローンは前月比で0.1%増加し、前年同月比では13.1%増加しました。
初めて住宅を購入する人向けのローンは前月比で3.3%減少し、前年同月比では8.8%増加しました。
詳細
投資家向け住宅ローンの増加は、住宅価格と賃貸利回りの上昇が要因と考えられています。
初めて住宅を購入する人向けのローンは、9月に9,686件承認されました。
ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州で、初めて住宅を購入する人向けのローンの承認件数が多くなっています。
固定期間個人金融全体の新規融資契約額は、前月比で2.1%増加し、前年同月比で16.1%増加しました。
その他
これは月次貸出指標の最終リリースとなり、今後は四半期ごとに公表されます。
オーストラリアの融資指標の詳細については、関連ウェブサイトを参照してください。
では、詳細です
主なポイント
住宅ローン全体の新規融資承認額は前月比0.3%減少し、302億ドルとなりました。前年同月比では18.9%増加しています。
個人向け固定期間ローンは前月比2.1%増加しました。
企業向け建設融資は前月比で大きく減少しましたが、トレンドベースでは増加しています。
企業向け不動産購入融資は前月比、トレンドベースともに増加しました。
次です
生産者物価指数
主なポイント
最終需要 (輸出を除く) は、今四半期に0.9%上昇しました。
前年同期比では3.9%の上昇となりました。
上昇の主な要因は、不動産業者の価格 (+1.9%) と住宅建設 (+0.9%) です。
逆に、石油精製と石油燃料製造の価格が下落 (-9.4%) し、上昇を相殺しました。
詳細
不動産業者の価格は、賃貸住宅の需要増加に伴い賃料が上昇し、それに伴う手数料も上昇したことが要因です。
住宅建設の価格は、人件費の上昇と熟練職人の不足が要因です。
石油精製と石油燃料製造の価格下落は、世界的な需要減少によるものです。
これ、ＣＰＩ上昇要因ですが、なぜかＣＰＩに強さを感じないです
もし、ＰＰＩが先に発表されているとしたなら、
このような判断になります
2024年9月の生産者物価指数 (PPI) は、前年同期比で3.9%上昇しており、インフレ圧力が上昇していることを示しています。
特に、以下の要因がインフレ上昇に寄与しています。
不動産業者の価格上昇 (+1.9%): 賃貸住宅の需要増加に伴い賃料が上昇し、それに伴う手数料も上昇したことが要因です。
住宅建設の価格上昇 (+0.9%): 人件費の上昇と熟練職人の不足が要因です。
これらの要因は、どちらも供給不足に起因するものです。賃貸住宅の供給不足は、住宅建設の遅れや移民の増加などが原因と考えられます。また、熟練職人の不足は、高齢化や training不足などが原因と考えられます。
供給不足は、短期間で解消することが難しい問題であるため、インフレ圧力は当面の間、持続する可能性があります。
ただし、PPIの上昇を抑制する要因も存在します。
石油精製と石油燃料製造の価格下落 (-9.4%): 世界的な需要減少によるものです。
原油価格の動向は、今後のPPIに大きな影響を与える可能性があります。
PPIは、消費者物価指数 (CPI) の先行指標となる可能性があるため、今後のCPIの動向にも注意が必要です。CPIは、家計の消費支出に占める割合が高い品目の価格を測定する指標であり、インフレ率を測る上で重要な指標となります。
もしCPIも上昇傾向が続けば、オーストラリア準備銀行 (RBA) は、金融政策の引き締めを検討する可能性があります。
結論としては、2024年9月のPPIは、インフレ圧力が上昇していることを示唆しており、今後のインフレ動向に注意する必要があると言えるでしょう。
あぶないですね。ＣＰＩが大幅増って判断になり、
ＡＵＤの全力買いと判断したかもしれません。
めちゃくちゃ怖いですね
では、
10月30日に発表されたオーストラリアの消費者物価指数 (CPI) は、市場予想ほど強い数字ではありませんでした。これはなぜでしょうか？
いくつかの要因が考えられます。
1. 燃料価格の低下
PPIでも指摘されていたように、世界的な需要減少の影響で燃料価格が下落しています。これはCPIにも影響を与え、運輸コストの低下を通じて、様々な商品やサービスの価格抑制につながった可能性があります。
2. 需要の鈍化
金利上昇の影響で、家計の消費支出が減速している可能性があります。需要が弱まれば、企業は価格を引き上げにくくなり、CPIの上昇が抑制されます。
3. サプライチェーンの改善
パンデミックによるサプライチェーンの混乱は、徐々に解消されつつあります。供給が安定すれば、商品不足による価格上昇圧力は弱まります。
4. 統計的な要因
CPIは、様々な商品やサービスの価格を総合的に測定した指標です。そのため、一部の品目で価格が上昇しても、他の品目で価格が下落すれば、CPI全体の上昇は抑制されます。今回のCPIでは、そのような統計的な要因も影響した可能性があります。
今後の展望
今回のCPIは、市場予想ほど強い数字ではありませんでしたが、依然としてインフレ圧力は根強く、RBAは金融政策の引き締めを継続する可能性があります。
ただし、世界経済の減速や国内の需要鈍化など、インフレを抑制する方向に働く要因も存在します。今後のCPIの動向を注視していく必要があります。
また、CPIはあくまで過去のデータであり、将来のインフレ率を正確に予測するものではありません。インフレ率は、様々な要因によって影響を受けるため、今後の動向を予測することは困難です。
このあたりを考えても、金利政策は、据え置きが、濃厚ではないかと思われます
次です
家計支出指標
メディアリリースから
主なポイント
9月の家計支出は、季節調整済みで前月比0.1%減少しました。
衣料品と履物 (-1.8%) と交通費 (-0.6%) の減少が主な要因です。
食品 (+0.5%) や健康 (+0.6%) などの非裁量的支出の増加が下落を一部相殺しました。
詳細
暦年調整後の家計支出は、ほとんどの州と準州で前年同月比で増加しました。
西オーストラリア州 (+6.0%)、クイーンズランド州 (+3.4%)、ノーザンテリトリー州 (+3.2%) で最も大きな上昇が見られました。
ビクトリア州 (-1.3%) とオーストラリア首都特別地域 (-0.1%) では減少しました。
最新四半期の家計支出額は、インフレ調整後で前年同期比0.4%減少しました。
アルコール飲料とタバコ (-16.6%) と衣料品と履物 (-2.7%) の年間下落率が最も大きかったです。
家具と家庭用品 (+5.7%) は増加しました。
その他
今月の発表から、支出指標には、ABS が追跡している 9 つの支出カテゴリーのそれぞれについて季節調整済みの推定値が含まれるようになりました。
では、詳細です
主なポイント
2024年9月の家計支出は、季節調整済み現行価格で前月比0.1%減少しました。
数量ベースでは、当初の推定値は前年同期比0.4%減少しました。
ABSはMHSIを強化しており、今月のリリースからいくつかの変更が有効になっています。
詳細
家計支出は、衣料品・履物 (-1.8%) と交通費 (-0.6%) の減少が主な要因です。
食品 (+0.5%) や健康 (+0.6%) などの非裁量的支出の増加が下落を一部相殺しました。
季節調整済みの現行価格では、家計支出は9つの支出項目のうち4つで減少しました。
季節調整済みの現行価格での家計の財支出は、前月比0.4%減少しました。
季節調整済みの現行価格では、サービスに対する家計支出は前月比0.4%増加しました。
季節調整済みの現行価格では、裁量的支出は前月比0.2％減少しました。
季節調整済みの現行価格では、非裁量支出は前月比0.2%増加しました。
暦年調整後の現在の価格では、6つの州と地域で家計支出が年間を通じて増加しました。
当初の数量ベースでは、5つの州と地域で家計支出が年間を通じて減少しました。
MHSIの強化
ABSは、主要なデータユーザーと協力してMHSIを強化し、ユーザーのニーズにさらに適切に対応してきました。
2024年6月の基準期間の公表ではMHSIの機能強化が導入されました。
これらの改善により、家計消費に関するより包括的な見解が得られます。
このリリースでの変更点
このリリースでは、オーストラリアの支出に関する季節調整済みの現在の価格推定値が、対象範囲の9つのCOICOP部門に対して導入されました。
この結果から
2024年9月の家計支出は、季節調整済みで前月比0.1%の減少となりました。これは、8月の0.2%上昇、7月の横ばいから一転して減少に転じたもので、家計の消費意欲が減退していることを示唆しています。
具体的な内訳を見ると、衣料品と履物、交通費といった分野で支出が減少しており、これは、消費者が生活必需品以外の支出を控えていることを示唆しています。
この背景には、物価上昇や金利上昇による家計の負担増が考えられます。また、世界経済の減速懸念や、国内の住宅市場の減速も、消費者の心理を冷え込ませている可能性があります。
ただし、食品や健康といった分野では支出が増加しており、すべての分野で消費が落ち込んでいるわけではありません。
全体として見ると、2024年9月の家計支出は、消費者の慎重な姿勢が反映された結果と言えるでしょう。今後の動向については、物価や金利の動向、世界経済の動向などを注視していく必要があります。
また、食品と健康は、他の支出項目が減少する中で増加しており、一見、逆行しているように見えます。それぞれについて、考えられる要因を詳しく見ていきましょう。
食品
食品の値上げ: おっしゃる通り、食品の値上げが支出増加の大きな要因と考えられます。CPIを見ても、食品価格は上昇傾向にあり、家計の食費負担を増大させています。特に、生鮮食品や加工食品の価格上昇が顕著です。
外食の増加: コロナ禍で抑制されていた外食需要が回復しつつあり、レストランやカフェでの支出が増加している可能性があります。
健康志向の高まり: 健康志向の高まりから、オーガニック食品や健康食品など、比較的高価格帯の食品の需要が増加している可能性があります。
健康
高齢化: オーストラリアでは高齢化が進展しており、医療費や医薬品などの健康関連支出が増加傾向にあります。
健康意識の高まり: 健康意識の高まりから、健康診断や予防接種、サプリメントなどの支出が増加している可能性があります。
医療サービスの需要増加: コロナ禍で延期されていた手術や治療を受ける人が増えていることや、 mental healthへの関心の高まりなどにより、医療サービスの需要が増加し、支出が増えている可能性があります。
医療費の値上げ: 医療サービスや医薬品の価格上昇も、支出増加に繋がっている可能性があります。
補足
今回の統計では、食品と健康は「非裁量的支出」に分類されています。これは、家計にとって必要不可欠な支出であり、容易に削減することが難しい支出であることを意味します。
他の支出項目が減少している中で、食品と健康が増加していることは、家計が生活必需品を優先し、娯楽やレジャーなどの支出を抑制している可能性を示唆しています。
食品と健康の支出増加は、様々な要因が複合的に作用した結果と考えられます。家計の支出動向を理解するためには、個別の支出項目だけでなく、マクロ経済の動向や社会全体の変化なども考慮する必要があります。
では次です
ＲＢＡから商品価格指数が出ています
主なポイント
10月の暫定推定値によると、指数はSDRベースで前月比4.1%上昇しました。
これは、9月の3.3%下落から一転して上昇に転じたものです。
非農村部、農村部、ベースメタルのサブ指数はすべて上昇しました。
オーストラリアドルベースでは、10月の指数は4.0%上昇しました。
過去1年間で、鉄鉱石と原料炭価格の下落により、SDRベースでは指数は7.8%下落しました。
オーストラリアドルベースでは指数は11.1%下落しました。
その他
鉄鉱石、原料炭、燃料炭、LNG 輸出価格の暫定推定値は、市場情報に基づく直近数か月分が使用されています。
バルク商品指数のスポット価格を使用すると、指数は SDR ベースで 10 月に 7.2% 上昇し、過去 1 年間で 9.7% 低下しました。
指数の構築に関する詳細については、 2013 年 3 月号の「RBA 商品価格指数の変更点: 2013 年」および「商品価格指数のウェイト」(2024 年 4 月) を参照してください。
詳細
10月の商品価格指数は、前月比で上昇しました。これは、非農村部、農村部、ベースメタルのサブ指数がすべて上昇したことによるものです。
SDRベースでは、指数は前月比4.1%上昇しました。これは、9月の3.3%下落から一転して上昇に転じたものです。
オーストラリアドルベースでは、10月の指数は4.0%上昇しました。
過去1年間で、鉄鉱石と原料炭価格の下落により、SDRベースでは指数は7.8%下落しました。オーストラリアドルベースでは指数は11.1%下落しました。
鉄鉱石、原料炭、燃料炭、LNG 輸出価格の暫定推定値は、市場情報に基づく直近数か月分が使用されています。
バルク商品指数のスポット価格を使用すると、指数は SDR ベースで 10 月に 7.2% 上昇し、過去 1 年間で 9.7% 低下しました。
このリリースは、オーストラリアの一次産品価格の動向を把握するための重要な情報源となっています。
このことから
最近のオーストラリア経済は、国内景気と輸出の間にギャップが生じており、豪ドルの価値も下落傾向にあります。
国内景気
堅調な雇用市場: 失業率は歴史的な低水準で推移しており、賃金上昇圧力も高まっています。
堅調な個人消費: 消費支出は緩やかに増加しており、サービス消費を中心に堅調です。
住宅市場の回復: 住宅価格は上昇に転じており、建設投資も増加しています。
輸出
主要輸出相手国の景気減速: 中国経済の減速や世界的な景気後退懸念などにより、輸出は低迷しています。
鉄鉱石・石炭価格の下落: 主要輸出品である鉄鉱石と石炭の価格は、世界的な需要減退の影響を受けて下落しています。
豪ドル
対米ドルで下落: アメリカの利上げ継続や世界的な景気後退懸念などを背景に、豪ドルは対米ドルで下落傾向にあります。
商品価格指数の下落: 輸出価格の下落は、豪ドルの価値を押し下げる要因となります。
このように、オーストラリア経済は国内景気は堅調である一方、輸出が低迷しており、豪ドルも価値が減っています。
今後の見通し
国内景気は、金利上昇や世界経済の減速の影響を受けて、今後減速する可能性があります。
輸出は、中国経済の動向や世界的な景気後退懸念など、不確実性が高い状況です。
豪ドルは、米ドルの動向や商品価格の動向などに左右され、変動が予想されます。
オーストラリア経済は、国内景気と輸出のバランス、そして豪ドルの動向が今後の焦点となります。
やはり、中国なのか
では次です
バランスシートが出ていました
いくつかの注目点とそこからわかることを分析してみましょう。
1. 資産の減少
全体的に見て、資産総額は前週比で16億8100万ドル減少しています。
特に、「金と外国為替」が37億5100万ドルと大きく減少しています。これは、RBAが外貨準備を売却したか、あるいは外国為替スワップ取引を行った可能性を示唆しています。
2. 負債の増加
負債側では、「預金（為替決済残高を除く）」が23億9500万ドル増加しています。これは、市中銀行がRBAに預け入れた資金が増加したことを意味します。
3. オーストラリアドル投資の増加
「オーストラリアドル投資」は16億8700万ドル増加しています。これは、RBAがオーストラリア国債などの国内資産を購入した可能性を示唆しています。
考えられる背景
これらの変化から、RBAが金融市場の安定化を図るための操作を行った可能性が考えられます。
豪ドルの下落圧力への対応: 金と外国為替の売却は、豪ドルの買い支え interventionを行った可能性を示唆しています。
市中銀行への流動性供給: 預金の増加は、市中銀行への流動性供給を増やした可能性を示唆しています。
留意点
このバランスシートだけでは、RBAの意図や具体的な政策を完全に理解することはできません。
金融政策の決定は、バランスシートの変化だけでなく、経済指標や市場の動向などを総合的に判断して行われます。
より深い分析を行うためには、RBAの政策金利発表や議事録、経済指標などの情報も合わせて確認する必要があります。
経済指標は以上です
国内ニュースに移ります
ヤフーファイナンスオーストラリアから
この記事は、オーストラリアの銀行がRBAの金利据え置きにもかかわらず、預金金利を引き下げているという内容です。
主なポイント
ME銀行はHomeME口座のボーナス金利を0.30%引き下げ、合計金利を5.55%から5.25%にしました。これは、これまで利用可能な継続貯蓄金利の中で最高でした。
他の銀行も貯蓄金利を引き下げています。オーストラリアン・ユニティは最高無条件継続金利を0.20％引き下げ、ラボバンクは最初の4か月間の導入金利を0.15％引き下げました。
銀行預金残高が過去最高水準にあるため、金利が下がるのは当然との見方があります。
一部の専門家は、RBAが金利を据え置いているにもかかわらず金利が引き下げられたのは「残念だ」と述べています。
銀行は、RBAの次の動きを待ちながら、利益率を守るために貯蓄金利を引き下げている可能性があります。
レートシティは、今年初めから合計30の銀行が少なくとも1つの貯蓄金利を引き下げ、35の銀行が少なくとも1つの貯蓄金利を引き上げたことを明らかにしました。
RBAは来週の会合で政策金利を4.35％に据え置くと広く予想されており、12か月間政策金利を変更しないことになります。
記事から読み取れること
銀行は、預金金利を引き下げることで、利益率を確保しようとしている可能性があります。
預金残高が増加しているため、銀行は預金金利を引き下げても、十分な預金を確保できると考えている可能性があります。
RBAの今後の金利政策が不透明なため、銀行は慎重な姿勢を取っている可能性があります。
今後の展望
RBAの金利政策によっては、預金金利がさらに引き下げられる可能性があります。
銀行間の競争が激化すれば、預金金利が上昇する可能性もあります。
この記事は、オーストラリアの預金金利の動向を理解する上で参考になる情報です。
次です
ＡＢＣから
この記事は、オーストラリアの不動産市場が減速しているという内容です。
主なポイント
全国的に住宅価格は上昇しているものの、そのペースは鈍化しており、10月にはわずか0.3%の上昇にとどまりました。
シドニーでは2023年1月以来初めて住宅価格が下落しました。
市場には物件が溢れており、買い手は価格の高騰、借り入れ可能な金額の制限、生活費の高騰圧力に直面しています。
手頃な価格の住宅の選択肢が不足しているため、一部の地域では買い手が市場から撤退しています。
借り入れ能力の制約により、買い手は大きな物件ではなく小さな物件を求めるようになっています。
近い将来の金利引き下げへの期待が買い手の信頼感を高め始めていますが、売り手の態度にも影響を及ぼしています。
状況は買い手側に傾きつつあることを示す証拠があります。
住宅ローンのストレスを経験する借り手が増えています。
金利引き下げは2025年まで見込まれていないため、住宅市場の成長率低下に影響を与え、価格にさらなる下押し圧力をかける可能性があります。
記事から読み取れること
オーストラリアの不動産市場は、金利上昇、生活費の高騰、供給不足などの要因により、減速しています。
買い手は、価格の高騰や借り入れの制約に直面しており、市場から撤退する動きも出ています。
売り手は、現在の高値で売却して利益を上げようとしています。
住宅ローンのストレスを抱える人が増えていることは、今後の市場に悪影響を及ぼす可能性があります。
今後の展望
金利の動向、経済状況、供給状況などが、今後の不動産市場に影響を与える可能性があります。
金利が引き下げられれば、市場が再び活性化する可能性があります。
手頃な価格の住宅の供給を増やすことが、市場の安定化につながると考えられます。
この記事は、オーストラリアの不動産市場の現状と今後の展望を理解する上で参考になる情報です。
では、ＡＳＸです
この記事は、2024年11月1日のオーストラリア株式市場の動向を伝えています。
主なポイント
ASX200は0.5%下落し、8,118.80で取引を終えました。これは9月中旬以来の最安値です。
この下落は、ウォール街でのハイテク株の売りが影響したとみられます。
特に、ハイテク大手マイクロソフトとメタの株価が急落しました。
9月の家計支出は、予想よりも弱かったことがわかりました。
銀行は、預金金利を引き下げることで、利益率を確保しようとしている可能性があります。
住宅建設資材の価格は安定しており、2025年の住宅建設に明るい兆しが見えています。
中国銀行がパプアニューギニアに初の支店を開設する予定です。
カンタス航空の客室乗務員の給与が最大28%引き上げられる予定です。
グーグルは、ロシアの裁判所から20兆ドルの罰金を科されました。
ASICは、ANZによる「違反の疑い」を調査しています。
市場の動向
ASX200は3日連続で下落しました。
金融セクターと素材セクターのパフォーマンスが特に悪かったです。
金関連株も下落しました。
豪ドルは、対米ドルで下落しました。
経済指標
9月の家計支出は、0.1%減少しました。
建築資材の価格は、1年間で1.4%上昇しました。
投資家向け融資額は、9月に1%減少しました。
その他
記事では、いくつかの企業の業績やニュースについても触れられています。
この記事は、オーストラリアの株式市場、経済、企業に関する最新情報を知る上で参考になる情報です。
オーストラリアは以上です
ニュージーランドになります
経済指標から
ニュージーランド 建築許可件数 （前月比）
この記事は、ニュージーランド統計局が発表した2024年9月期の建築許可に関するデータの概要です。
主なポイント
2024年9月期にニュージーランドで承認された新築住宅は9,176件で、前年同期比で0.5%増加しました。
特に、一戸建て住宅の承認件数は前年同期比で24%増加しました。これは2021年12月以来、初めて前年比で増加した四半期となりました。
一方で、集合住宅の承認件数は前年同期比で15%減少しました。
季節調整済みでは、2024年9月四半期の新築住宅着工許可数は、前四半期比で6.2%増加しました。
2024年9月までの1年間で承認された新築住宅は33,677戸で、前年同期比で17%減少しました。ただし、減少ペースは鈍化しています。
地域別に見ると、オタゴとネルソンを除くすべての地域で、前年同期比で新築住宅の承認件数が減少しました。
考察
一戸建て住宅の承認件数の増加は、住宅市場の回復を示唆している可能性があります。
しかし、集合住宅の承認件数は依然として減少しており、住宅供給全体としては不足している可能性があります。
季節調整済みのデータは、短期的な変動を除いた傾向を示しており、住宅着工許可数が回復傾向にあることを示唆しています。
年間の住宅着工許可数は減少していますが、減少ペースが鈍化していることは、住宅市場が底を打つ可能性を示唆しています。
地域別のデータは、住宅需要の地域差を反映しており、オークランドやカンタベリーなどの都市部では依然として住宅需要が高い一方、ウェリントンなどの地域では需要が減少していることを示しています。
今後の展望
今後の住宅着工許可数の動向は、金利、住宅ローン規制、建築コスト、人口動態などの要因に左右されるでしょう。
住宅供給不足が解消されなければ、住宅価格の上昇圧力が続く可能性があります。
政府の住宅政策も、住宅市場に大きな影響を与える可能性があります。
この記事は、ニュージーランドの住宅市場の現状と今後の展望を理解する上で参考になる情報です。
同じ内容ですが、指標として載せておきます
経済指標は以上です
国内ニュースです
ＲＮＺから
この記事は、ANZ銀行のエコノミストが、現在の金利動向を踏まえ、住宅ローン金利を固定するタイミングについて顧客に警告を発しているという内容です。
ANZの指摘
OCR（公定歩合）の低下幅以上に小売金利が低下している。
世界的に金利が上昇している。
6か月や1年の短期金利は大きく低下したが、2年以上の中長期金利はあまり低下していない。
住宅ローン金利が底を打つ可能性が高まっている。
卸売金利は「かなり早く」底を打つ可能性が高い。
ASB銀行の動向
ASB銀行は先週提示した1年物の特別金利を引き上げた。
金利設定には市場状況、卸売金利、預金金利など様々な要素を考慮するとASBは説明。
インフォメトリクスの見解
1年物特別金利の平均は9月にピーク時から0.99%下落したが、OCRの変動幅は0.25%にとどまる。
OCRの大幅な低下は銀行の提示金利にすでに織り込まれている可能性がある。
競争圧力も提示金利に影響を与える可能性がある。
記事から読み取れること
住宅ローン金利は、OCRの低下以上に下落しており、固定金利の魅力が高まっている。
しかし、金利はすでに底に近い可能性があり、今後上昇に転じる可能性もある。
世界的な金利上昇の影響で、卸売金利が上昇すれば、住宅ローン金利も上昇する可能性がある。
銀行間の競争や住宅市場の動向も、金利に影響を与える可能性がある。
今後の展望
今後、住宅ローン金利が上昇に転じる可能性もあるため、固定金利で借り入れることを検討している人は、早めに決断する必要がある。
特に、固定期間が終了する人は、金利動向を注視し、必要があれば固定期間を延長するなどの対策を検討する必要がある。
パンデミック前の低金利に戻ることは期待できない。
この記事は、ニュージーランドの住宅ローン金利の動向を理解する上で参考になる情報です。
次です
この記事は、ニュージーランドの不動産市場において、売りに出されている住宅の数が過去10年間で最高を記録したことを伝えています。
主なポイント
Realestate.co.nzのレポートによると、2024年10月時点で、売りに出されている住宅の数は前年同月比で20%増加し、32,000戸に達しました。
これは過去10年間で最多の数です。
特にウェリントンでは、前年同月比で50%も増加しています。
住宅販売数の増加は、最近の政策金利の低下と今後の金利見通しの低下が人々に自信を与えているためと考えられています。
しかし、問い合わせや検索は増えているものの、実際の販売に繋がるかどうかはまだ不透明です。
考察
売りに出されている住宅の増加は、買い手にとって選択肢が増えることを意味し、住宅価格の上昇を抑える可能性があります。
しかし、買い手の需要が不足すれば、住宅価格が下落する可能性もあります。
今後の住宅市場の動向は、金利の動向、経済状況、買い手の心理などに左右されるでしょう。
今後の展望
金利がさらに低下すれば、住宅需要が高まり、住宅価格が上昇する可能性があります。
経済状況が悪化すれば、住宅需要が減少し、住宅価格が下落する可能性があります。
買い手の心理が冷え込めば、住宅販売が低迷し、住宅価格が下落する可能性があります。
この記事は、ニュージーランドの住宅市場の現状を理解する上で参考になる情報です。
次です
この記事は、ニュージーランドが湾岸協力会議（GCC）と自由貿易協定（FTA）を締結したことを報じています。
主なポイント
20年近くにわたる交渉の末、ニュージーランドとGCCはFTAを締結しました。
この協定により、今後10年間でニュージーランドの輸出品の99％が無税でGCC諸国に輸出できるようになります。
ニュージーランドはGCC諸国に年間26億ドル相当を輸出しており、この協定により輸出がさらに増加すると期待されています。
この協定には、労働基準、女性の経済的エンパワメント、気候変動への取り組みなど、幅広い分野が含まれています。
注目すべきは、GCCが西側諸国と結んだ、女性差別撤廃条約（CEDAW）を遵守する約束を含む初の貿易協定であることです。
背景
ニュージーランドとGCCは2007年から2009年にかけてFTAの交渉を行いましたが、最終的に合意には至りませんでした。
2022年3月にGCCがニュージーランドとの協力関係を再確立することに合意し、交渉が再開されました。
8ヶ月にわたる交渉の末、FTAが締結されました。
協定の内容
ニュージーランド企業はGCC諸国の中央政府との契約機会へのアクセスが保証されます。
人的資本と労働基準、女性の経済的エンパワーメント、気候変動への取り組みなどが確認されています。
ニュージーランドの規制権は保持されます。
意義
この協定は、ニュージーランドにとって経済的に大きな利益をもたらすと期待されています。
また、GCC諸国との関係強化にも貢献すると考えられています。
女性差別撤廃条約の遵守を盛り込んだことは、人権の観点からも重要な意義を持つと考えられます。
今後の展望
この協定により、ニュージーランドとGCC諸国との貿易・投資がさらに拡大することが期待されます。
また、この協定が、他の国々とのFTA交渉のモデルケースとなる可能性もあります。
この記事は、ニュージーランドの貿易政策における重要な出来事であり、今後の経済に大きな影響を与える可能性があります。
GCCの総人口は、おおよそ 5,700万人 です。
これは、2021年のGCC統計局発表値に基づいています。
参考までに、GCC各国の最新人口は以下の通りです。
サウジアラビア：約3,600万人
アラブ首長国連邦：約1,000万人
オマーン：約520万人
クウェート：約450万人
カタール：約290万人
バーレーン：約170万人
GCCは、人口増加率が高い地域であり、今後も人口は増加していくと予想されます。
期待できそうです！
次はインタレストＮＺからです
この記事は、ニュージーランドの企業清算が過去10年間で月間最高水準に達したことを報じています。
主なポイント
9月の企業清算は前年比25%増の306件に達しました。これは過去10年間で最多の月間件数です。
清算件数が最も多かったのは建設部門で、全体の28%を占めています。
不動産運営会社、住宅建設会社、カフェ/テイクアウト食品会社が最も清算される可能性が高いです。
ホスピタリティ業界の企業清算は過去12か月間で34%増加しており、カフェ、コーヒーショップ、レストラン、パブ、クラブが特に大きな打撃を受けています。
企業の信用不履行は全般的に増加しており、前年比16%増加しています。
消費者の債務滞納に関して、支払いが遅れている人の数は9月に前月比3,000人減って458,000人になりました。
考察
企業清算の増加は、ニュージーランド経済の減速を示唆している可能性があります。
建設部門の清算件数の増加は、住宅市場の減速を反映している可能性があります。
ホスピタリティ業界の苦境は、消費支出の減少を示唆している可能性があります。
消費者の債務滞納の増加は、家計の経済状況が悪化している可能性を示唆しています。
今後の展望
今後の企業清算の動向は、金利、インフレ率、経済成長率などのマクロ経済指標に左右されるでしょう。
消費支出の動向も、企業の業績に大きな影響を与える可能性があります。
政府の経済政策も、企業の経営環境に影響を与える可能性があります。
この記事は、ニュージーランド経済の現状と今後の展望を理解する上で参考になる情報です。
次です
この記事は、ニュージーランド準備銀行（RBNZ）の統計データに基づき、住宅ローン残高の増加と不良債権の減少について解説しています。
主なポイント
銀行の住宅ローン残高は、2024年9月に14億ドル増加し、2022年1月以来最大の月間増加を記録しました。
住宅ローンの年間成長率は3.5%から3.7%に上昇しました。
不良住宅ローンは9月に2か月連続で減少しました。
投資家向け住宅ローン借入額は、8月、9月と増加傾向にあります。
RBNZは11月27日の次回見直しでOCRを少なくともさらに50ベーシスポイント引き下げると予想されています。
考察
住宅ローン残高の増加は、RBNZによる政策金利の引き下げと、銀行の住宅ローン金利の引き下げが影響していると考えられます。
不良住宅ローンの減少は、金利の低下によって家計の返済負担が軽減されていることを示唆しています。
投資家向け住宅ローンの増加は、投資家の住宅市場への関心が高まっていることを示唆しています。
RBNZがOCRをさらに引き下げれば、住宅ローン残高はさらに増加すると予想されます。
コメント欄の意見
記事に対するコメント欄では、様々な意見が交わされています。
読者の多くは、金利の低下によって住宅ローン残高が増加していることを当然のことと考えています。
一方で、金利の低下が住宅市場のバブルを引き起こす可能性を懸念する声もあります。
また、一部の読者は、住宅ローンの延滞や債務不履行が増加しているという個人的な経験を共有しています。
今後の展望
RBNZの今後の金融政策が、住宅ローン市場に大きな影響を与える可能性があります。
金利がさらに低下すれば、住宅ローン残高はさらに増加し、住宅価格も上昇する可能性があります。
しかし、金利が上昇に転じれば、住宅ローン残高は減少し、住宅価格も下落する可能性があります。
住宅市場の動向は、ニュージーランド経済全体にも影響を与えるため、今後の動向を注視する必要があります。
では、ニュージーランド国内市場です
住宅市場
売りに出されている住宅数が10年ぶりの高水準に達し、買い手市場になりつつあります。
住宅価格の中央値は10月に0.5%下落し、1年間で2.9%下落しました。
9月の住宅建築許可件数は弱く、市場の底打ち感はありますが、まだ不透明です。
金融
ネルソン・ビルディング・ソサエティ (NBS) が住宅ローン金利を引き下げました。
ウエストパック銀行が短期定期預金金利を引き下げ、NBSも預金金利を引き下げました。
フォンテラは3億ドルの債券を年利4.60%で調達しました。
経済
9月の非住宅の建設許可が減少しました。
企業の信用不履行と清算が増加しています。
消費者の債務滞納も増加傾向にあります。
中国の製造業PMIは、縮小を止め、わずかに拡大しています。
スワップ金利は安定しています。
NZドルは下落しています。
ビットコインの価格が下落しました。
その他
ニュージーランドと湾岸協力会議（GCC）は貿易協定の交渉を終了しました。
多くのオークションが予定されています。
IRD（内国歳入庁）は、脱税の疑いがある企業を対象に抜き打ち調査を行っています。
全体的な印象
この記事からは、ニュージーランド経済が減速している兆候が見られます。住宅市場は減速し、企業の倒産や債務不履行が増加しています。消費者も債務返済に苦労しているようです。
一方、明るい兆候としては、中国経済の回復や、ニュージーランドとGCCの貿易協定締結などが挙げられます。
今後のニュージーランド経済の動向は、金利、インフレ率、世界経済の動向などに左右されるでしょう。
オセアニア経済情報の最後に恒例のシドニー概況です
この記事は、11月1日時点のオセアニア外国為替市場の状況を summarized したものです。
主なポイント
豪ドルとNZドルは小動きで推移しています。
これは、米国の雇用統計と大統領選挙を控え、投資家がリスク回避姿勢を強めているためです。
豪ドルは0.6571米ドル、NZドルは0.5965米ドルで取引されています。
豪中央銀行は来週の理事会で政策金利を据え置くと予想されています。
市場では、来年2月に25bpの利下げが行われると予想されていますが、HSBCは2025年第2四半期まで利下げは行われないと予想しています。
NZ中銀は27日に会合を開き、50bpの追加利下げを行うと予想されています。
市場の動向
豪ドルは週足で0.4%下落していますが、最近付けた3カ月ぶり安値からは離れています。
NZドルも3カ月ぶりの安値をわずかに上回る水準で推移しています。
豪ドルの支持線は0.6470米ドル、抵抗線は0.6628米ドル前後です。
NZドルの支持線は0.5912米ドル前後、抵抗線は0.6002米ドルです。
今後の見通し
米国の雇用統計と大統領選挙の結果が、豪ドルとNZドルの今後の動向に影響を与える可能性があります。
豪中銀の金融政策も、豪ドルの動向に影響を与える可能性があります。
NZ中銀は、追加利下げを行うことで、NZドルの下落を促す可能性があります。
では中国です
まずはＰＭＩからです
https://www.pmi.spglobal.com/Public/Home/PressRelease/8e198acf76954fbf8943ed46eaa2fa4c
中国の製造業PMIは10月に50.3となり、9月の49.3から上昇しました。これは、製造業が9月のわずかな落ち込みを経て回復したことを示しています。
新規受注の増加により、製造業の生産は加速しました。また、将来の生産に対する信頼感も高まり、購買活動と在庫 holdings が増加しました。
しかし、製造業者は雇用に関しては依然として慎重で、雇用は再び減少しました。
一方、投入価格は10月にわずかに上昇しました。その結果、製造業者は6月以来初めて販売価格をわずかに引き上げました。
次です
ロイター上海為替市場から
この記事は、11月1日時点の上海外国為替市場における人民元の動向を報じています。
主なポイント
人民元は対ドルで続落しました。
下落の背景には、来週の米大統領選挙の結果や、米中の通商・経済政策への影響に対する警戒感があります。
ただし、最近の住宅・製造業関連指標の改善を受け、下げ幅は限定的でした。
0314GMT時点で、元は0.09%安の1ドル=7.1243元でした。
10月は1.4%下落し、月間で4カ月ぶりのマイナスとなりました。年初来では0.3%下落しています。
財新／S&Pグローバルが発表した10月の中国製造業PMIは50.3と、前月から改善しました。
中国国家統計局が発表した10月の製造業PMIも、景況拡大・縮小の分かれ目となる50を上回っていました。
民間不動産調査会社の中国指数研究院が発表した10月の国内100都市の新築住宅平均価格は前月比で上昇し、伸び率は9月から加速しました。
市場は、4～8日に開かれる全国人民代表大会常務委員会で追加の景気刺激策が承認されると予想しています。
1日発表の米雇用統計にも注目が集まっています。
考察
米大統領選挙の結果次第では、人民元の動向が大きく変わる可能性があります。
中国経済の動向も、人民元の為替レートに影響を与える可能性があります。
追加の景気刺激策が実施されれば、人民元が上昇する可能性があります。
米雇用統計の結果が、米ドルの金利見通しに影響を与え、人民元の為替レートにも影響を与える可能性があります。
今後の展望
米大統領選挙の結果と中国経済の動向を注視する必要があります。
追加の景気刺激策や米国の金融政策も、人民元の為替レートに影響を与える可能性があります。
この記事は、人民元の為替レートの現状と今後の見通しを理解する上で参考になる情報です。
では最後にＡＢＣから
この記事は、中国銀行がパプアニューギニアに初の支店を開設しようとしており、オーストラリア政府が警戒しているという内容です。
主なポイント
中国銀行はパプアニューギニアの首都ポートモレスビーに初の支店を開設する予定です。
オーストラリア政府は、犯罪グループや中国政府がパプアニューギニアにおける中国銀行の存在を悪用する可能性を懸念しています。
中国銀行は支店設立についてパプアニューギニア準備銀行からの許可を待っています。
パプアニューギニア政府は、中国銀行の支店設立が国に大きな経済的利益をもたらすと主張しています。
専門家からは、中国銀行がマネーロンダリング対策規制を遵守しなければ、パプアニューギニアで金融犯罪が増加する可能性があると指摘されています。
オーストラリアと米国は、西側諸国の銀行に対し太平洋地域に留まるよう働きかけています。
中国銀行の支店設立は、中国が太平洋地域における影響力を拡大しようとする動きの一環とみられています。
パプアニューギニア政府は、中国銀行の支店設立は、国の経済成長に役立つと主張しています。
専門家からは、中国銀行がパプアニューギニアの顧客情報を中国政府に報告するよう圧力を受ける可能性があると指摘されています。
来年ポートモレスビーにオープン予定のパプアニューギニア初のカジノと中国銀行支店との関係性についても懸念の声が上がっています。
懸念点
マネーロンダリングや金融犯罪の増加
中国政府によるパプアニューギニアへの影響力拡大
カジノと中国銀行支店との関係性
期待
パプアニューギニアの経済成長促進
商品価格の低下
企業の取引機会の増加
今後の展開
中国銀行の支店設立が承認されるかどうか
パプアニューギニアにおける中国の影響力拡大
金融犯罪対策
この記事は、パプアニューギニアにおける中国の経済的・政治的影響力拡大の可能性を示唆しており、今後の動向に注目する必要があります。
オーストラリアは中国にどっぷりとしているわけではなく、警戒感はあるという記事ですね
全体では、やっぱりアメリカといった、感じで、米雇用統計と米大統領選が問題ですね
そんな感じです
あとがき
ニュージーランドの貿易に明るい話題
GCC全体
双方向の貿易額は30億6000万ドル
輸出額26億1000万ドル
輸入額4億4,811万ドル
単一の国として扱われる場合、総商品およびサービス貿易において、この国のグループは、最高輸出額で 7 位、最高輸入額で 28 位、最高総貿易額で 11 位にランクされます。
今日はこれに付きますね
以上です
#やん #ヤン #Ｙａｎ氏 #Yan #ファンダメンタルズ #ｆｘ #ＮＺＤ #ニュージーランド #政策金利 #経済指標 #ＥＵＲＮＺＤ #NZDJPY #ＧＢＰＮＺＤ #GBPNZD #利下げ #ＣＰＩ #移民 #住宅 #値上げ #値下げ #在庫 #輸出 #貿易 #赤字 #通貨安 #雇用 #雇用統計 #失業率 #中国 #NZDCHF #EURNZD #NZDJPY #AUD #オーストラリア #豪ドル #ＡＵＤＮＺＤ #アメリカ #牛乳 #ミルク #先物 #指数
ここからはYoutubeの原案です
オーストラリアとニュージーランドの経済ニュース
Yan氏でーす！
インパクト！！！
いつもご視聴ありがとうございます！
今日11月1日は、米雇用統計ですね。果してどうなるかです！
そんな日でも私は、オセアニア経済情報です。
今日もそれなりオセアニア地域では話題が多かった一日になります。
なので、さっそく始めていきます。
オーストラリアから始めます
まず、オーストラリアの経済指標から見ていきましょう。10月のオーストラリア製造業購買担当者景気指数（PMI）は47.3と、9月の46.7からわずかに上昇しました。これは、9か月連続で悪化しているものの、そのペースは緩やかになっていることを示しています。新規受注と生産は引き続き縮小していますが、そのペースは鈍化しています。
住宅ローン総額は7ヶ月連続の増加の後、9月は0.3%減少し302億ドルとなりました。投資家向け住宅ローンは前月比で1.0%減少したものの、前年同月比では29.5%増加しました。
2024年9月の生産者物価指数 (PPI) は、前年同期比で3.9%上昇しており、インフレ圧力が上昇していることを示しています。上昇の主な要因は、不動産業者の価格上昇 (+1.9%) と住宅建設 (+0.9%) です。逆に、石油精製と石油燃料製造の価格が下落 (-9.4%) し、上昇を相殺しました。
10月30日に発表されたオーストラリアの消費者物価指数 (CPI) は、市場予想ほど強い数字ではありませんでした。これは、燃料価格の低下、需要の鈍化、サプライチェーンの改善、統計的な要因などが考えられます。
9月の家計支出は、季節調整済みで前月比0.1%減少しました。衣料品と履物 (-1.8%) と交通費 (-0.6%) の減少が主な要因です。食品 (+0.5%) や健康 (+0.6%) などの非裁量的支出の増加が下落を一部相殺しました。
10月のRBA商品価格指数は、前月比で上昇しました。これは、非農村部、農村部、ベースメタルのサブ指数がすべて上昇したことによるものです。SDRベースでは、指数は前月比4.1%上昇しました。
RBAのバランスシートを見ると、資産総額は前週比で16億8100万ドル減少しています。特に、「金と外国為替」が37億5100万ドルと大きく減少しています。負債側では、「預金（為替決済残高を除く）」が23億9500万ドル増加しています。
続いて、オーストラリアの国内ニュースになります
エムイー銀行はHome口座のボーナス金利を0.30%引き下げました。これは、これまで利用可能な継続貯蓄金利の中で最高でした。他の銀行も貯蓄金利を引き下げています。
続いて、全国的に住宅価格は上昇しているものの、そのペースは鈍化しており、10月にはわずか0.3%の上昇にとどまりました。シドニーでは2023年1月以来初めて住宅価格が下落しました。
最後ですが、2024年11月1日のオーストラリア株式市場では、ASX200は0.5%下落し、8,118.80で取引を終えました。これは9月中旬以来の最安値です。
オーストラリアは以上です
ニュージーランドになります
経済指標からです
2024年9月期にニュージーランドで承認された新築住宅は9,176件で、前年同期比で0.5%増加しました。特に、一戸建て住宅の承認件数は前年同期比で24%増加しました。
続いて、ニュージーランドの国内ニュース
最初に大きなニュースになります。
ニュージーランドは湾岸協力会議（GCC）と自由貿易協定（FTA）を締結しました。20年近くにわたる交渉の末の合意です。GCCには、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーン、クウェート、カタール、バーレーンといった国々が加盟しています。
この件ですが、１本動画が取れるくらいな内容だと思います。時間があれば詳細を考えてみます
次です。エーエヌゼット銀行のエコノミストは、現在の金利動向を踏まえ、住宅ローン金利を固定するタイミングについて顧客に警告を発しています。
続いて、住宅の話題です。2024年10月時点で、売りに出されている住宅の数は前年同月比で20%増加し、32,000戸に達しました。これは過去10年間で最多の数です。
後は、銀行の住宅ローン残高ですが、2024年9月に14億ドル増加し、2022年1月以来最大の月間増加を記録しました。
次です。9月の企業清算は前年比25%増の306件に達しました。これは過去10年間で最多の月間件数です。
ニュージーランドは以上です。
最後に中国の話題です
中国の製造業PMIは10月に50.3となり、9月の49.3から上昇しました。これは、製造業が9月のわずかな落ち込みを経て回復したことを示しています。
中国の国内ニュースですが、
11月1日時点の上海外国為替市場における人民元は対ドルで続落しました。下落の背景には、来週の米大統領選挙の結果や、米中の通商・経済政策への影響に対する警戒感があります。
そして、こちらも注目ニュースです
中国銀行がパプアニューギニアの首都ポートモレスビーに初の支店を開設する予定です。オーストラリア政府は、犯罪グループや中国政府がパプアニューギニアにおける中国銀行の存在を悪用する可能性を懸念しています。
中国は以上です
いかがでしたでしょうか。
ニュージーランドとGCCのFTA締結は、ニュージーランドにとって経済的に大きな利益をもたらすと期待されています。GCCの総人口はおおよそ5,700万人で、サウジアラビアは約3,600万人、アラブ首長国連邦は約1,000万人、オマーンは約520万人、クウェートは約450万人、カタールは約290万人、バーレーンは約170万人です。GCCは人口増加率が高い地域であり、今後も人口は増加していくと予想されます。
ニュージーランドとGCCの貿易は、輸出額が26億1000万ドル、輸入額が4億4,811万ドルで、双方向の貿易額は30億6000万ドルに達します。
ニュージーランドでは、非情に明るい話題といえます。
そんな感じです
ではここからは小学生にも解る解説です。
Yan氏でーす！
みんな、こんにちは！
今日は11月1日、アメリカで重要な経済の発表がある日だよ！
でも、私は今日もお休みせずに、オーストラリアとニュージーランドの経済ニュースを伝えるよ！
まずはオーストラリアから！
オーストラリアの工場は、少しだけ元気になってきたみたいだよ。でも、お家を買う人は少し減っちゃったみたい。物の値段は上がっているけど、ガソリンの値段は下がっているよ。みんな、お洋服や旅行にお金を使うのは少し我慢しているみたい。オーストラリアの中央銀行って国の銀行は、お金を少し減らしているよ。
次は、エムイー銀行は、貯金しておくと増えるお金を少し減らしちゃったんだって。お家の値段は、まだ上がっているけど、少しだけだよ。シドニーでは、お家の値段が下がっちゃったんだって。株の値段も下がっちゃったみたい。
次はニュージーランド！
ニュージーランドでは、新しいお家が少し増えたよ。特に、一軒家が増えているんだって。
ニュージーランドでけっこう重要な出来事があったよ！ニュージーランドは、遠い国と仲良くなって、もっとたくさん物を売れるようになったんだって！すごいね！。
エーエヌゼット銀行の人は、「お家のローンのお金は、今が安いから、早く借りた方がいいよ！」って言っているよ。
売りに出されているお家がたくさんあるんだって。お家を探している人は、いいチャンスかもしれないね！銀行は、みんなからお預かりしたお金を、たくさん貸しているんだって。でも、会社が潰れちゃうのが増えているんだって。大変だね。
最後は中国！中国の工場は、また忙しくなってきたみたいだよ。中国のお金は、アメリカのドルと比べると、少し安くなっちゃったんだって。中国の銀行が、パプアニューギニアという国に、新しいお店を開くんだって。でも、オーストラリアはちょっと心配しているみたい。
難しい言葉もあったかもしれないけど、最後まで聞いてくれてありがとう！
ニュージーランドは、遠い国と仲良くなってお金持ちになれるかもしれないんだって！すごいね！
今日はここまで！また明日も、経済ニュースを伝えるから、見てね！
今後も、オセアニアと中国を中心に世界の経済動向を注視し、最新の情報をお届けしていきます。
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今後共によろしくお願いいたします。
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投資を行う際は、ご自身の判断と責任において、おこなってください。
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