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【オセアニア中国経済情報】週末でも話題あり。豪州:本質は人手不足か?中国はひと時の安定化? 24/11/17

Yan氏で~す
インパクト!!!

ダイジェスト

週末のオセアニア経済ニュースまとめと感想

オーストラリア

  • 賃金上昇がインフレを上回る状況が続く中、RBAは利下げに踏み切れない状況。

  • NABの調査では国民の幸福度が上昇した一方、議会の報告書では生活水準の低下が指摘されるなど、経済状況に対する評価は割れている。

  • 生活費の高騰により多くの人が副業を検討する一方、インフレ率はピークを過ぎた可能性も。

  • NABはRBAの利下げ時期を来年5月と予測し、従来予想より3ヶ月遅れる見通し。

  • 慢性的な人手不足が賃金上昇圧力となり、CPI低下を阻害している可能性。

ニュージーランド

  • 商業ビル建設許可数が低迷。オフィスビルは32年ぶりの低水準。

  • 住宅ローン市場ではキャッシュバック競争が激化。

  • オークランドで観光客を狙ったタクシーの過剰請求問題が発生。

中国

  • 10月の経済指標は安定基調を示唆。不動産市場の安定化、消費の回復などが貢献。

  • 習近平国家主席は、APEC首脳会議でバイデン米大統領と会談し、トランプ次期政権との協力に意欲を示す。

  • ニュージーランドのラクソン首相も習主席と会談し、中国とのパートナーシップを重視する姿勢を示す。

  • BRICS諸国のドル基軸通貨体制からの脱却は困難との見方が強い。

感想

オーストラリアでは、RBAの利下げ時期に関する議論が活発化しています。人手不足による賃金上昇圧力がインフレ抑制を難しくしている現状は、政策運営上の大きな課題と言えるでしょう。

ニュージーランドでは、住宅ローン市場の動向や観光客向けのサービスの質など、消費者にとって重要な問題が浮き彫りになりました。

中国経済は安定化の兆しを見せていますが、今後の米中関係や世界経済の動向が不確実性を高めています。

ダイジェストは以上です

本文

オーストラリアから

最初はこの話題から

オーストラリア経済における賃金とインフレの現状とRBAへの提言

この記事では、オーストラリア経済における賃金とインフレの現状、そして今後のRBAの金融政策について論じています。

主なポイント

  • 過去1年間、賃金上昇率がインフレ率を上回り、実質賃金が増加傾向にある。

  • 失業率は4.1%と歴史的に低い水準で推移している。

  • 消費者心理は改善傾向にあるものの、依然として楽観的な見通しとは言えない。

  • RBAは、景気と雇用を支えるために、金融政策のさらなる緩和、つまり金利を引き下げる必要がある。

記事の主張

著者は、現在のオーストラリア経済は賃金上昇と低い失業率という好材料がある一方で、消費者心理は依然として脆弱であり、RBAの金融政策次第で今後の景気動向が大きく変わる可能性があると主張しています。

RBAへの提言

著者は、RBAが金利を引き下げなければ、雇用、賃金、景況感が悪化し、失業率が増加するリスクがあると警告しています。そして、段階的かつ小規模な金利引き下げによって、2025年までの経済と雇用創出を促進すべきだと提言しています。

補足

この記事は、現在のオーストラリア経済における賃金とインフレ、そしてRBAの役割について理解を深める上で役立ちます。ただし、著者の意見はあくまで一つの見解であり、必ずしもすべての経済専門家が同意するとは限りません。

次です

この記事は、オーストラリアの金利引き下げが遅れている理由について解説しています。

主なポイント

  • オーストラリアのインフレ率は低下傾向にあるものの、コアインフレ率は依然として目標を上回っている。

  • アメリカなど他の先進国では利下げが行われているが、オーストラリアではまだ実施されていない。

  • オーストラリアは住宅ローンの多くが変動金利であるため、金利変動の影響を受けやすい。そのため、RBAは慎重な姿勢をとっている。

  • 政治的な圧力もあり、RBAは利下げに踏み切れない状況にある。

記事の主張

著者は、RBAが金利引き下げを遅らせていることに懸念を示しています。インフレ率が低下しているにもかかわらず、利下げを行わないことで、景気が冷え込む可能性があると指摘しています。

記事の著者は、RBAが利下げを遅らせていることを批判していますが、その理由として挙げているのは、

  • インフレ率: コアインフレ率が依然として目標を上回っていることを懸念している。

  • 住宅ローン: オーストラリアは変動金利型の住宅ローンが多いため、利下げによる影響が大きいことを懸念している。

  • 政治的圧力: 政府からの圧力により、RBAが利下げに踏み切れない状況にある。

といった点です。

これらの理由から、著者はRBAが景気よりもインフレ抑制を優先していると考えているのかもしれません。しかし、インフレ率は低下傾向にあり、景気は減速しつつあるという状況を考えると、利下げによる景気刺激を優先すべきだという意見ももっともです。

記事の著者の主張は、必ずしも一般的な見解とは言えません。むしろ、RBAの慎重な姿勢を支持する意見も多いでしょう。

最終的に、利下げを行うかどうかはRBAの判断に委ねられます。今後の経済指標やRBAの声明などを注意深く見守る必要があります。


といった、感じで、相も変わらず、利下げしろとの世論です

次です
金曜日の動画では、NABでの下記のようなレポートが出ていました。
NABの調査によると、オーストラリア国民の幸福度が18か月ぶりに上昇しました。経済的な不安やストレスが軽減していることが要因とみられます。家計金融ストレス指数も低下し、人々は財政状況をよりコントロールできていると感じているようです。

これとはまったく真逆の記事が週末出ています

この記事は、オーストラリアの生活費危機に関する議会の報告書の内容を伝えています。

主なポイント

  • 報告書は、オーストラリア国民の生活水準が2年前と比べて低下しており、生活費危機が深刻化していると指摘しています。

  • 報告書は、政府支出の削減、経済の生産性向上、企業競争の促進などを求める勧告を提示しています。

  • 政府は報告書の主張を否定し、自らの経済政策の成果を強調しています。

報告書の主な主張

  • 生活必需品の価格上昇が世帯収入を上回り、家計を圧迫している。

  • 政府支出の増加がインフレを悪化させている。

  • 規制緩和や競争促進により、生産性向上と物価安定を図る必要がある。

政府の反論

  • 政府は報告書の主張を否定し、自らの経済政策が成果を上げていると主張。

  • 生産性向上のための基金を設立し、州や地域への支援を強化している。

  • 前政権と比べて政府支出の伸びを抑えている。

論点

この記事は、オーストラリアの生活費危機と政府の経済政策をめぐる議論を浮き彫りにしています。報告書は、政府支出の削減と構造改革を重視する一方、政府は現状の政策を維持する姿勢を示しており、両者の意見は対立しています。

今後の展望

生活費危機は、オーストラリア国民にとって喫緊の課題です。政府は、報告書で指摘された問題点に対して、どのように対応していくのか、今後の動向が注目されます。

次です

この記事は、生活費の高騰に苦しむオーストラリア人の現状と、その中で見られる新たな動きについて報じています。

主なポイント

  • 190万人のオーストラリア人が未払いの請求書を抱え、債権回収業者に督促されている。特にZ世代の若年層で深刻。

  • 生活費の高騰により、多くの人が副業を検討しており、ホリデーシーズン中に追加の仕事を引き受ける人が増えている。

  • 一方で、インフレ率はピークを過ぎた可能性があり、消費者心理も改善しつつある。

  • 生活費を節約するために家事サービスを削減する動きがある一方で、清掃や庭の手入れなどのサービスは依然として需要が高い。

記事の示唆するところ

  • 生活費危機は依然として深刻であり、多くの人が経済的な困難に直面している。

  • 危機を乗り越えるため、人々は副業など新たな収入源を模索している。

  • インフレ率の低下や消費者心理の改善など、明るい兆しも見え始めている。

  • 生活費に対する意識の変化が見られ、人々は支出の優先順位を見直している。

全体として

この記事は、生活費危機という困難な状況下でも、オーストラリア人が柔軟に対応し、新たな道を切り開こうとしている様子を描いています。今後の経済状況や人々の行動の変化に注目する必要があるでしょう。


次です。

この記事は、オーストラリアの住宅ローン金利の引き下げ時期に関するNABの最新予測を伝えています。

主なポイント

  • NABは、RBAが政策金利を引き下げるのは来年5月になると予測。これは、従来の予想よりも3ヶ月遅れている。

  • 予測変更の理由は、労働市場が予想以上に堅調で、インフレ圧力が根強いとNABが判断したため。

  • 他の大手銀行は依然として2月の利下げを予想している。

  • RBAはインフレ率が目標範囲内に安定的に収まるまで利下げを行わないと明言している。

  • 金利引き下げの時期が遅れるほど、住宅ローン保有者の負担は増えることになる。

記事の示唆するところ

  • 住宅ローン保有者にとって、金利引き下げの時期は大きな関心事であり、NABの予測は懸念材料となる。

  • RBAの政策決定は、今後の経済指標に左右される。特に、インフレ率と失業率の動向が重要となる。

  • 住宅ローン保有者は、金利引き下げを待つだけでなく、借り換えなど、自ら行動を起こすことも検討すべき。

全体として

この記事は、オーストラリアの住宅ローン金利の動向に関する最新情報を提供しており、住宅ローン保有者や経済に関心のある人にとって参考になる内容です。今後のRBAの政策決定や経済指標に注目していく必要があります。

オーストラリアの週末ニュースは以上です。
少し、考察を
RBAは、インフレ退治を最優先課題だと、名言して、ここまで来ています。昨年の11月に最後の利上げをして、1年間、4.35%という金利で推移しています。
このグラフを見てください

月次CPI

このグラフは、オーストラリアの月次CPI指標の推移を示していますね。3つの線がそれぞれ異なる指標を表しており、オーストラリアのインフレ状況を把握するのに役立ちます。

各線の解説

  • 青線(Monthly CPI indicator): これは、消費者物価指数の月次変動率を示しています。毎月の物価変動を捉えることで、インフレの動向をよりタイムリーに把握できます。

  • 水色線(Monthly CPI excluding volatile items & holiday travel): 果物、野菜、自動車燃料といった価格変動の激しい品目と、休暇旅行を除いたCPIです。これらの品目を除くことで、より基調的なインフレ率の動きを把握できます。

  • オレンジ線(Annual Trimmed mean): 上位15%と下位15%の変動の大きい品目を除外し、残りの品目の平均値を算出したものです。これも、基調的なインフレ率を見るための指標です。

分析

  • 3つの指標全て、2022年末にピークを迎えており、その後は低下傾向にあります。これは、オーストラリアのインフレがピークアウトし、落ち着きつつあることを示唆しています。

  • 水色線とオレンジ線は、青線よりも低い水準で推移しています。これは、変動の激しい品目を除くことで、インフレ率がより穏やかに見えることを示しています。

  • 3つの指標の動きは概ね一致しており、オーストラリアのインフレが全体として同じ方向に向かっていることを示しています。

考察

  • オーストラリアのインフレはピークを過ぎた可能性が高いですが、依然としてRBAの目標範囲(2〜3%)を上回っています。

  • 今後の金融政策は、これらの指標の動向を注視しながら決定されるでしょう。

  • 特に、水色線とオレンジ線で示される基調的なインフレ率がどのように推移するかが、RBAの政策判断に影響を与える可能性があります。

注記: これはグラフの簡単な分析であり、経済状況を完全に反映したものではありません。詳細な分析や予測を行うには、他の経済指標や要因も考慮する必要があります。


ここで注目ですが、刈込CPIだけが、3%の上にいます。これがポイントなのかもしれない。なんて思ったしだいです

データーでは、解らない、何かがあるのか?。利下げのタイミングを誤ると、インフレになるかもしれなし、経済失速になるかもしれな。だったら、すべてのCPIが3%以下になるまでは、大義名分が立つとも考えられます。

人手不足が原因ですね

オーストラリアは人口と産業のバランスが悪く、慢性的な人手不足に悩まされています。

人口分布の偏り

オーストラリアの人口は約2600万人ですが、その大部分がシドニー、メルボルン、ブリスベンなどの大都市に集中しています。一方、広大な内陸部や地方都市は人口が少なく、労働力不足が深刻化しています。

産業構造

オーストラリアは資源輸出に依存した経済構造であり、鉱業や農業などの第一次産業が盛んです。これらの産業は、人里離れた地域に立地することが多く、労働力の確保が難しいという課題を抱えています。

技能不足

オーストラリアでは、特定の技能を持つ労働者が不足しているという問題もあります。特に、医療、介護、建設、ITなどの分野では、深刻な人手不足が続いています。

政府の取り組み

オーストラリア政府は、人手不足を解消するために、さまざまな取り組みを行っています。

  • 移民の受け入れ: 技能を持つ移民の受け入れを拡大することで、労働力不足を補おうとしています。

  • 職業訓練: 労働者のスキルアップを支援するための職業訓練プログラムを提供しています。

  • 地方への移住促進: 地方への移住を促進するための政策を導入しています。

しかし、これらの取り組みにもかかわらず、オーストラリアの人手不足は依然として深刻な状況です。

人手不足の影響

人手不足は、オーストラリア経済にさまざまな悪影響を及ぼしています。

  • 賃金上昇: 人手不足により、企業は賃金を上げざるを得なくなり、コスト増加につながっています。

  • 生産性低下: 人手不足により、企業は生産性を維持することが難しくなっています。

  • 経済成長の阻害: 人手不足は、オーストラリア経済の成長を阻害する要因となっています。

今後の課題

オーストラリアは、人手不足という課題を克服するために、引き続き、移民政策、職業訓練、地方活性化などの取り組みを進めていく必要があります。

また、人口の高齢化も進んでいるため、生産性向上や労働参加率の向上に向けた取り組みも重要となります。

これですかね。
CPIが減らないのは

具体的には、以下のようなメカニズムが考えられます。

  1. 人手不足による賃金上昇圧力: 慢性的な人手不足は、企業間での労働力獲得競争を激化させ、賃金上昇圧力につながります。賃金上昇は、企業のコスト増加を招き、それが製品やサービスの価格に転嫁されることで、CPIを押し上げます。

  2. 供給制約: 人手不足は、生産やサービス提供の capacity にも影響を与えます。労働力不足によって供給が制限されれば、需要に対して供給が不足し、価格上昇を招く可能性があります。

  3. 特定分野のインフレ: 人手不足が深刻な医療、介護、建設などの分野では、賃金上昇やサービス価格の上昇が顕著になり、CPI全体を押し上げる可能性があります。

  4. 地方の物価上昇: 地方では、人手不足に加えて、輸送コストや物流の inefficiency などが重なり、物価上昇圧力が高まる傾向があります。

これらの要因が複合的に作用することで、オーストラリアのCPIはなかなか低下せず、RBAの目標値である2~3%に到達するのが難しい状況になっていると考えられます。

もちろん、CPIに影響を与える要因は他にもあります。世界的なインフレ圧力、サプライチェーンの混乱、エネルギー価格の高騰など、様々な要因が複雑に絡み合っています。

しかし、オーストラリア固有の事情として、人口と産業のバランスの悪さ、そして慢性的な人手不足がCPIに影響を与えていることは無視できないでしょう。

オーストラリアは以上です


次は、ニュージーランドです

最初はこの話題

この記事は、ニュージーランドにおける第3四半期の商業ビル建設許可に関する分析を伝えています。

主なポイント

  • オフィスビル: 建設許可数は32年ぶりの低水準に落ち込んだ。しかし、承認されたプロジェクトは規模が大きく、建設費も高額。

  • 小売店舗: 建設許可件数は急増し、2022年第2四半期以来の最高数となった。

  • 倉庫/保管施設: 許可数は減少し続け、規模も縮小傾向にある。ただし、建築コストは上昇している。

  • 工場/工業ビル: 許可数は過去最低を記録。しかし、平均建設コストは過去最高を更新。

考察

  • オフィスビル建設の低迷は、コロナ禍以降の働き方の変化や、オフィス需要の減少を反映している可能性がある。

  • 小売店舗建設の増加は、消費支出の回復や、オンライン販売との競争激化による店舗戦略の変化などが考えられる。

  • 倉庫/保管施設の縮小傾向は、物流効率化や在庫管理の改善が進んでいることを示唆している可能性がある。

  • 工場/工業ビル建設の低迷は、製造業の低迷や、海外への生産拠点の移転などが影響している可能性がある。

今後の展望

商業ビル建設許可数の動向は、今後の経済活動や投資動向を占う上で重要な指標となります。特に、オフィスビルや工場/工業ビルの建設許可数の低迷は、景気の先行きに不透明感をもたらす可能性があります。

今後の動向を注視していく必要があるでしょう。


次です

この記事は、ニュージーランドの住宅ローン市場におけるキャッシュバック競争について解説しています。

主なポイント

  • ニュージーランドの銀行は、新規住宅ローン顧客獲得のため、キャッシュバックを積極的に活用している。

  • キャッシュバック額は住宅ローン残高に応じて異なり、最大で25,000ドルに達する。

  • 銀行は、初めて住宅を購入する人や、住宅ローンを借り換える人をターゲットにしている。

  • キャッシュバックには、一定期間借り換えをしないなどの条件が付く場合が多い。

背景

  • ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利を引き下げ始めたことを受け、銀行も住宅ローン金利を引き下げている。

  • 住宅ローン市場の競争が激化しており、銀行は顧客獲得のためにキャッシュバックなどの特典を提供している。

各銀行のキャッシュバック

  • BNZ: 最大25,000ドルのキャッシュバックを提供。初めて住宅を購入する人には、25万ドル以上の新規住宅ローンで少なくとも5,000ドルのキャッシュバックを提供。

  • ウエストパック: 25万ドル以上の新規住宅ローンを申請する初めて住宅購入者には、5,000ドル以上のキャッシュバックを提供する可能性がある。

  • ASB: 初めて住宅を購入する人が20万ドル以上の住宅ローンを組む際に5,000ドルのキャッシュバックを提供。

  • ANZ: 初めて住宅を購入する人に対して、最低融資額20万ドルで5,000ドルのキャッシュバックを提供。

  • Kiwibank: キャッシュバック率はウェブサイトに記載されていない。

キャッシュバックの条件

  • キャッシュバックには、3~4年間借り換えをしないなどの条件が付く場合が多い。

  • 借り換えをした場合、キャッシュバックの一部が取り戻される。

考察

  • キャッシュバックは、住宅ローン保有者にとって魅力的な特典となる。

  • しかし、キャッシュバックの条件をよく確認することが重要。

  • 住宅ローンを選ぶ際には、金利だけでなく、キャッシュバックなどの特典も考慮する必要がある。

全体として

この記事は、ニュージーランドの住宅ローン市場における競争の激化と、銀行が顧客獲得のためにキャッシュバックを積極的に活用している現状を伝えています。住宅ローンを検討している人は、この記事を参考に、各銀行のキャッシュバック特典を比較検討することが重要です。

なんだか、色々と残念な内容ですね

次です

この記事は、オークランドのタクシー会社Crown Cabs (現Crown Eftpose Limited)による観光客への過剰請求問題について報じています。

主なポイント

  • セントラル・オタゴ在住の年金受給者夫婦が、オークランドで10km未満のタクシー乗車に163ドルを請求された。

  • 小型旅客サービス協会によると、Crown Cabsに関する苦情は複数寄せられている。

  • 運転手は市内から空港へ向かう海外旅行者をターゲットに、法外な運賃を請求している疑いがある。

  • Crown Cabsは連絡が取れず、電話番号も切断されている。

  • ソーシャルメディア上でも、Crown Cabsによる過剰請求の報告が複数見られる。

  • 運輸局への苦情は紛争裁定所に回され、処理に時間と手間がかかる。

  • タクシー運転手は正当な理由なく乗車を拒否できないが、乗客と運賃を事前に交渉する義務がある。

問題点

  • Crown Cabsによる悪質な過剰請求

  • タクシー運転手による免許証の不提示

  • 運賃交渉の不履行

  • 会社としての責任逃れ

  • 苦情処理の煩雑さ

考察

この記事は、観光客を狙ったタクシーの過剰請求という問題を浮き彫りにしています。Crown Cabsのような悪質な業者が存在することで、オークランドの観光イメージが損なわれる可能性も懸念されます。

運輸局は、苦情処理の迅速化や、悪質業者への厳格な対応など、再発防止に向けた対策を強化する必要があるでしょう。

観光客も、乗車前に運賃を確認する、メーターをチェックする、領収書を受け取るなど、自衛策を講じることが重要です。

全体として

この記事は、オークランドのタクシー業界における問題点を指摘し、観光客と業界全体の双方にとって改善が必要な状況を浮き彫りにしています。


今日はかなりニュースの少ない週末でした

ニュージーランドは以上です

中国話題です
金融情報サイトからです

この記事は、2024年10月の中国経済の動向を分析し、今後の見通しについて論じています。

主なポイント

  • 不動産市場: 価格下落幅が縮小し、一部都市では上昇に転じるなど、安定化の兆しが見られる。

  • 消費: 小売売上高は8ヶ月ぶりの高水準に回復。下取り政策や政策支援が寄与。

  • 投資: 固定資産投資は安定的に推移。公共投資は増加したが、民間投資は低迷。

  • 生産: 産業付加価値成長率は小幅な減少。自動車製造業の回復が全体を支える。

  • 全体: 10月のデータは、中国経済が安定基調を維持し、2024年の成長目標達成に向けて順調に進んでいることを示唆。

今後の見通し

  • 2024年の成長目標「約5%」は達成可能と予想。

  • トランプ政権の政策による影響は懸念材料だが、中国政府による財政・金融政策の支援により、2025年の見通しは比較的楽観的。

詳細

  • 不動産市場: 70都市の新築・中古住宅価格の下落率が縮小。11都市で中古住宅価格が安定または上昇。

  • 消費: 家電製品、自動車、化粧品の売上が好調。

  • 投資: 公共投資は増加傾向だが、民間投資は不確実性から低迷。

  • 生産: ハイテク製造業、自動車製造業が堅調。

考察

中国経済は、不動産市場の調整や外需の減速といった課題を抱えながらも、政策支援の効果もあり、安定的な成長を維持しています。今後の焦点は、不動産市場の安定化、民間投資の活性化、そしてトランプ政権の政策による影響をいかに抑制するか、という点にあります。

では、そのトランプさんとはどうなるのでしょうか

習近平国家主席はペルーでのAPEC首脳会議で、退任するジョー・バイデン米大統領と2時間会談した。この記事です

この記事は、ペルーで開催されたAPEC首脳会議におけるジョー・バイデン米大統領と中国の習近平国家主席の会談について報じています。以下に要点をまとめます。

主なポイント

  • 会談の背景: 習近平国家主席とジョー・バイデン米大統領は、ペルーでのAPEC首脳会議の合間に2時間の会談を行いました。

  • 習近平の発言: 習主席は、ドナルド・トランプ次期米大統領の新政権と協力する意向を示しました。彼は、米中関係の安定と持続可能な発展を目指すと述べました。

  • バイデンの反応: バイデン氏は、両国の話し合いが常に率直であったと述べました。

会議の詳細

  • APEC首脳会議: 会議は、21の太平洋沿岸経済国とロシア、オーストラリア、日本の首脳が参加しました。ウクライナと中東での戦争に関する合意には至りませんでした。

  • 中国とロシアの立場: 中国とロシアは、トランプ大統領が貿易戦争を開始する試みに対抗する意向を示しました。

  • オーストラリアの立場: オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は、APECを自由で公正な貿易と気候変動対策に取り組むフォーラムとして位置づけました。

今後の展望

  • G20会議: 数日後にブラジルで開催されるG20会議では、貿易と気候変動が主要な議題となる予定です。トランプ大統領の影響が引き続き注目されます。

  • 習近平の動向: 習主席は、南米での滞在中に最大30件の二国間協定を締結することを目指しています。

この記事は、米中関係の現状と今後の展望についての洞察を提供しています。

ちなみに、このバイデンさんとの話し合いは、中国国内でも新華社通信等で報道されています。



一方、ニュージーランドの首相はちゃっかりものです

この記事は、ペルーで開催されたAPEC首脳会議におけるニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相と中国の習近平国家主席の会談について報じています。以下に要点をまとめます。

主なポイント

  • 会談の背景: クリストファー・ラクソン首相と習近平国家主席は、ペルーでのAPEC首脳会議の合間に会談を行いました。

  • 習近平の発言: 習主席は、ニュージーランドは中国を「挑戦や脅威ではなく、機会とパートナーとして見るべきだ」と述べました。

  • トランプ政権の影響: ドナルド・トランプ次期米大統領による世界的な関税の脅威が、貿易に依存する小規模経済を緊張させています。

会議の詳細

  • 保護主義とルールに基づくシステム: ラクソン首相は、保護主義の高まりとルールに基づくシステムの崩壊について懸念を表明しました。

  • 小規模輸出経済国の団結: ラクソン首相は、小規模な輸出経済国が団結してより大きな影響力と権力を生み出すことの重要性を訴えました。

  • 中国の対応: 中国は、ニュージーランドがAUKUS協定の柱2に参加することに懸念を示しました。

今後の展望

  • AUKUS協定: ラクソン首相は、AUKUSがアジア太平洋地域の安定と安全にとってプラスになると考えています。

  • トランプ政権の対応: トランプ大統領がAUKUSにどう取り組むのか、来年その範囲や意図が変化するかどうかは不明です。

この記事は、ニュージーランドと中国の関係、特に貿易と安全保障に関する複雑な問題を理解する上で重要です。

では、次です

バリー・アイケングリーン氏の記事は、BRICS諸国が米ドル基軸通貨体制に代わるものを模索しているものの、過去の試みと同様に実現可能性が低いと指摘しています。

記事で挙げられているポイントは次のとおりです。

  • ドル代替の試みは過去にも失敗している: ユーロやSDR、人民元など、ドルに取って代わろうとした試みはどれも成功していません。

  • BRICS共通通貨構想にも課題が多い: BRICS通貨は、加盟国の輸出にとって自然なものではなく、管理主体や金本位制の是非など、未解決の問題が山積しています。

  • 二国間通貨決済も限界がある: ロシアとインドが推進する二国間通貨決済は、貿易均衡が前提で、多国間貿易のメリットを享受できません。

  • デジタル通貨プラットフォーム構想も不確実: SWIFTに代わるデジタル通貨プラットフォーム構想は、ガバナンス、為替レート、流動性、紛争解決など、多くの課題を抱えています。

記事は、BRICS諸国が抱える政治的・経済的な多様性、共通のビジョンや信頼の欠如、そしてドルの圧倒的な地位を考えると、ドル基軸通貨体制に取って代わることは容易ではないと結論付けています。

カザン宣言では、BRICS諸国は国際通貨・金融システムの改善におけるBRICSの役割を「認識」し、ロシアの報告書を「留意」したにとどまりました。これは、ドル代替の道のりが険しいことを示唆しています。

記事は、BRICS諸国のドル代替への取り組みは、象徴的な意味合いが強く、実質的な成果は期待薄であることを示唆しています。

ちなみにバリー・アイケングリーン氏は、アメリカの経済学者で、カリフォルニア大学バークレー校の経済学および政治学の教授です。国際通貨システム、金融危機、欧州経済史を専門としています。
経済研究では凄い人だそうです

中国の話題は以上です

で、今日は

RBAの利下げできないのは、慢性的な人で不足からくる、賃金高騰からの、消費で、CPIが下がりにくいのではないかと

であるなら、経済を壊さずに利下げは難しいのかもしれません

なんて、持論を書いてしまった(笑)

そんな感じです

あとがき
動画作るの大変です

今日は仕事で、帰って来てから作成

やっぱり専業になりたい

以上です




#やん
#ヤン #Yan氏 #Yan #ファンダメンタルズ #fx #NZD #ニュージーランド #政策金利 #経済指標 #EURNZD #NZDJPY #GBPNZD #GBPNZD #利下げ #CPI #移民 #住宅 #値上げ #値下げ #在庫 #輸出 #貿易 #赤字 #通貨安 #雇用 #雇用統計 #失業率 #中国 #NZDCHF #EURNZD #NZDJPY #AUD #オーストラリア #豪ドル #AUDNZD #アメリカ #牛乳 #ミルク #先物 #指数

ここからはYoutubeの原案です



皆さん、こんにちは!

Yan氏でーす!
インパクト!!!
いつもご視聴ありがとうございます!

本日2024年11月17日の日曜日です。
週末のオセアニア中国経済情報を早速始めます

オーストラリアからです

最初ですが、賃金とインフレの関係に関する話題からです。
賃金上昇がインフレを上回り実質賃金が増加している現状が報告されています。しかし、消費者心理は依然として脆弱で、RBAの金融政策が今後の景気動向を左右する可能性が指摘されています。著者はRBAに対し、段階的な金利引き下げによる景気刺激を提言しています。

一方、オーストラリアの金利引き下げが遅れている理由を分析した記事では、コアインフレ率の高止まりや変動金利型住宅ローンの多さ、政治的圧力などが要因として挙げられています。RBAの慎重な姿勢に理解を示す意見もある一方で、景気減速を懸念し利下げを促す声も上がっています。

国民の幸福度に関する記事では、エヌエーベーの調査結果に基づき、経済的な不安やストレスの軽減により幸福度が上昇したと報告されています。しかし、別の記事では議会の報告書を引用し、生活費危機の深刻化により国民の生活水準が低下していると指摘しています。政府は報告書の主張を否定し、自らの経済政策の成果を強調している内容の記事がありました。

次です
 生活費の高騰に関する記事では、190万人のオーストラリア人が未払いの請求書を抱えている現状が報告されています。特にZ世代の若年層で深刻化しているようです。生活費を補うために副業を検討する人が増えている一方で、

次ですが、インフレ率のピークアウトや消費者心理の改善など、明るい兆しも見られているとの記事も出ていました。

また、住宅ローン金利に関する記事では、エヌエーベーがRBAの政策金利引き下げ時期を来年5月と予測し、従来の予想より3ヶ月遅れる見通しを示しました。労働市場の堅調さと根強いインフレ圧力が理由とされています。他の大手銀行は依然として2月の利下げを予想しており、今後のRBAの政策決定に注目が集まります。

これらのニュースから、オーストラリア経済は賃金上昇や低い失業率といった好材料がある一方で、生活費の高騰や消費者心理の不安定さなど、課題も抱えていることが分かります。RBAの金融政策は、今後の経済動向を大きく左右する可能性があり、その動向に注目していく必要があります。


少し、個人的な考えを言います
インフレと人手不足の関係について。

RBAはインフレ抑制を最優先課題として、昨年11月まで利上げを続けました。しかし、1年間金利を4.35%に据え置いても、CPIはなかなか目標値の2%から3%に収束しませんとされています。
 しかし、月次CPI指標のグラフを見ると、全体のインフレ率はピークアウトしているものの、基調的なインフレ率を示す刈込CPIだけ依然として3%を超えています。

月次CPIのデータです。

各線の解説をしておきます


青線(Monthly CPI indicator): これは、消費者物価指数の月次変動率を示しています。毎月の物価変動を捉えることで、インフレの動向をよりタイムリーに把握できます。

水色線(Monthly CPI excluding volatile items & holiday travel): 果物、野菜、自動車燃料といった価格変動の激しい品目と、休暇旅行を除いたCPIです。これらの品目を除くことで、より基調的なインフレ率の動きを把握できます。

オレンジ線(Annual Trimmed mean): 上位15%と下位15%の変動の大きい品目を除外し、残りの品目の平均値を算出したものです。これも、基調的なインフレ率を見るための指標です。

分析

3つの指標全て、2022年末にピークを迎えており、その後は低下傾向にあります。これは、オーストラリアのインフレがピークアウトし、落ち着きつつあることを示唆しています。

水色線とオレンジ線は、青線よりも低い水準で推移しています。これは、変動の激しい品目を除くことで、インフレ率がより穏やかに見えることを示しています。

3つの指標の動きは概ね一致しており、オーストラリアのインフレが全体として同じ方向に向かっていることを示しています。


なぜ、インフレ率、特に刈込CPIが下がらないのでしょうか?

その原因の一つとして、オーストラリアの人手不足が考えられます。

オーストラリアは人口の大都市集中と資源輸出に依存した産業構造により、慢性的な人手不足に悩まされています。特に、医療、介護、建設、ITなどの分野では深刻です。

政府は移民受け入れや職業訓練、地方への移住促進など、様々な対策を講じていますが、人手不足は解消されていません。

人手不足は、賃金上昇圧力や供給制約を通じてCPIを押し上げます。

人手不足が深刻な分野では、賃金やサービス価格の上昇が顕著になり、CPI全体への影響も大きくなります。

また、地方では人手不足に加えて輸送コストや物流の非効率性も物価上昇に拍車をかけています。

世界的なインフレ圧力やサプライチェーンの混乱など、CPIに影響を与える要因は他にもありますが、オーストラリア固有の事情として、人手不足の影響は無視できません。

といった具合に私でさえ、経済指標を見ていてここまで考えているのですから、RBAは、もっと、詳しいデータを見ているはずです。世論はCPIの低下具合からしても予防的な利下げをしてもいいのではないかという思案は解りますが、ここまで、世論が期待しているのに、利下げをしないのには、何かあるのではないでしょうか?。これは私の考えですので、ご了承ください。

オーストラリアは以上です

ではニュージーランドになります

まず、建設業界では、オフィスビルの建設許可数が32年ぶりの低水準に落ち込んだことが報告されました。これは、コロナ禍以降の働き方の変化やオフィス需要の減少を反映していると考えられます。一方、小売店舗の建設許可数は増加しており、消費支出の回復やオンライン販売との競争激化による店舗戦略の変化などが要因として考えられます。

次のニュースです。
 住宅ローン市場では、銀行間でキャッシュバック競争が激化しています。最大で25,000ドルのキャッシュバックを提供する銀行もあり、初めて住宅を購入する人や住宅ローンを借り換える人をターゲットにしています。しかし、キャッシュバックには一定期間借り換えをしないなどの条件が付く場合が多いので注意が必要です。

最後ですが、オークランドでは、タクシー会社Crown Cabsによる観光客への過剰請求問題が reported されました。10km未満の乗車に163ドルを請求するなど、悪質なケースが複数報告されています。Crown Cabsは現在連絡が取れず、責任逃れをしている状態です。運輸局は、苦情処理の迅速化や悪質業者への厳格な対応など、再発防止に向けた対策を強化する必要があります。

観光客も、乗車前に運賃を確認する、メーターをチェックする、領収書を受け取るなど、自衛策を講じることが重要です。

ニュージーランドは以上です

では、中国の話題です

中国経済の現状レポートがありましたので内容です。

10月の中国経済は、不動産市場の安定化や消費の回復など、明るい兆しが見られました。

不動産価格の下落幅は縮小し、一部都市では上昇に転じるなど、市場の安定化が進んでいます。

小売売上高は8ヶ月ぶりの高水準となり、家電製品や自動車、化粧品などの売上が好調です。

固定資産投資は安定的に推移しており、公共投資は増加傾向にあります。

しかし、民間投資は不確実性から低迷しており、今後の活性化が課題となっています。

生産面では、ハイテク製造業や自動車製造業が堅調ですが、産業付加価値成長率は小幅な減少となりました。

全体として、中国経済は安定基調を維持しており、2024年の成長目標「約5%」の達成は可能と予想されています。

しかし、トランプ政権の政策による影響は懸念材料です。

次の話題です
 習近平国家主席とジョー・バイデン米大統領は、ペルーでのAPEC首脳会議の合間に2時間の会談を行いました。習主席は、ドナルド・トランプ次期米大統領の新政権と協力する意向を示し、米中関係の安定と持続可能な発展を目指すと述べました。バイデン氏は、両国の話し合いが常に率直であったと述べました。

会議には、21の太平洋沿岸経済国とロシア、オーストラリア、日本の首脳が参加しましたが、ウクライナと中東での戦争に関する合意には至りませんでした。中国とロシアは、トランプ大統領が貿易戦争を開始する試みに対抗する意向を示しました。オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は、APECを自由で公正な貿易と気候変動対策に取り組むフォーラムとして位置づけました。

数日後にブラジルで開催されるG20会議では、貿易と気候変動が主要な議題となる予定で、トランプ大統領の影響が引き続き注目されます。習主席は、南米での滞在中に最大30件の二国間協定を締結することを目指しています。

この記事は、米中関係の現状と今後の展望についての洞察を提供しています。
 ちなみに、このバイデン大統領との話し合いは、中国国内でも新華社通信等で報道されています。

一方で、クリストファー・ラクソン首相と習近平国家主席は、ペルーでのAPEC首脳会議の合間に会談を行いました。習主席は、ニュージーランドは中国を「挑戦や脅威ではなく、機会とパートナーとして見るべきだ」と述べました。ドナルド・トランプ次期米大統領による世界的な関税の脅威が、貿易に依存する小規模経済を緊張させています。

ラクソン首相は、保護主義の高まりとルールに基づくシステムの崩壊について懸念を表明しました。また、小規模な輸出経済国が団結してより大きな影響力と権力を生み出すことの重要性を訴えました。中国は、ニュージーランドがAUKUS協定の柱2に参加することに懸念を示しました。

ラクソン首相は、AUKUSがアジア太平洋地域の安定と安全にとってプラスになると考えていますが、トランプ大統領がAUKUSにどう取り組むのか、来年その範囲や意図が変化するかどうかは不明です。

次です。BRICSの記事がありましたので解説致します

アメリカの経済学者バリー・アイケングリーン氏は、BRICS諸国が米ドル基軸通貨体制に代わるものを模索しているものの、実現可能性は低いと指摘しています。

アイケングリーン氏によると、過去にもユーロやSDR、人民元など、ドルに取って代わろうとした試みは全て失敗に終わっています。BRICS共通通貨構想も、加盟国の輸出にとって自然なものではなく、管理主体や金本位制の是非など、多くの未解決の問題を抱えています。

ロシアとインドが推進する二国間通貨決済も、貿易均衡が前提となるため、多国間貿易のメリットを享受できません。SWIFTに代わるデジタル通貨プラットフォーム構想も、ガバナンス、為替レート、流動性、紛争解決など、課題が山積しています。

BRICS諸国は政治的・経済的に多様であり、共通のビジョンや信頼関係を築くのが難しいという現状があります。また、ドルの圧倒的な地位を覆すことも容易ではありません。

アイケングリーン氏は、これらの点を考慮すると、BRICS諸国がドル基軸通貨体制に取って代わることは容易ではないと結論付けています。

カザン宣言では、BRICS諸国は国際通貨・金融システムの改善におけるBRICSの役割を「認識」し、ロシアの報告書を「留意」したにとどまりました。これは、ドル代替の道のりが険しいことを示唆しています。

アイケングリーン氏は、BRICS諸国のドル代替への取り組みは、象徴的な意味合いが強く、実質的な成果は期待薄であると示唆しています。

ちなみにバリー・アイケングリーン氏は、アメリカの経済学者で、カリフォルニア大学バークレー校の経済学および政治学の教授です。国際通貨システム、金融危機、欧州経済史を専門としています。


いかがでしたでしょうか。

週末ですが、今週も波乱の予感しかありません。それと、あまり確信めいた事は言いたくなかったのですが、RBAが予防的な利下げをしないのは何故みたいなことまで今回は考えてしまいました。RBAはかなり難しい局面なのでしょうね。

そんな感じです

みんな、こんにちは!Yan氏だよ!

週末のオーストラリア、ニュージーランド、中国の経済ニュースをわかりやすく説明するね!


オーストラリアから

オーストラリアでは、お給料は上がっているけど、物価も上がってて、みんなが安心して暮らせるか心配なんだって。

銀行は、来年5月頃に金利を下げるかもしれないって予想しているけど、まだどうなるか分からないんだ。

物価が上がらないように、政府は色々と考えているみたいだけど、なかなかうまくいかないみたいだね。

次は、ニュージーランド

ニュージーランドでは、会社で働く人が減って、オフィスを建てる会社が減っているんだって。

でも、お店で買い物をする人は増えていて、新しいお店がどんどんできているんだ。

オークランドでは、タクシーの運転手さんが観光客に高いお金を請求する問題が起きているんだって。悪いことだから、みんな気を付けてね!

最後は中国

中国では、景気が少し良くなってきているみたいだよ。

でも、アメリカとの関係がどうなるか、まだ分からないんだって。

中国は、他の国と協力して、世界のお金の問題を解決しようとしているんだ。

難しい問題だけど、うまくいくといいね。

週末でも、土日にいろいろなことがあったね。難しい言葉があっても、一つずつ覚えていくんだ。後はニュースをよく見て、何が起こっているのかを知ることが大切だよ!

今日はここまで!
バイバーイ!

今後も、オセアニアと中国を中心に、世界の経済の動きをわかりやすくお伝えしていきます。

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(※ 注意事項) この動画の内容は、特定の投資を勧めるものではありません。 投資は、ご自身の判断と責任で行ってください。 経済指標やニュースは、常に最新の情報をご確認ください。



週末のオセアニア・中国経済ニュース

今回は、オーストラリア、ニュージーランド、中国の経済ニュースを解説しました!

オーストラリアでは、賃金上昇と物価上昇、そして人手不足が問題になっています。

ニュージーランドでは、オフィス建設の減少、住宅ローン市場の競争激化、タクシーの過剰請求などが話題になっています。

中国では、経済の安定化とアメリカとの関係、そしてBRICS共通通貨構想などが注目されています。

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