中国景気刺激策への期待で豪ドル・NZドル上昇、鉄鉱石も回復 24/9/27
Yan氏で~す。
インパクト!!!
昨日はYEN蔵さんのライブ中に爆眠しました。それで1時過ぎに気が付きましたね(笑)。疲れていたようです
では最初にこれだけ見れば大丈夫のダイジェストです
まとめ
豪ドルとNZドル: 中国の景気刺激策への期待から上昇。豪ドルは0.6889米ドル、NZドルは0.6326米ドルで推移。
鉄鉱石: 中国の景気回復期待で価格が1トン=100ドルを回復。
豪準備銀行: 金利据え置きを示唆し、市場の利下げ期待を後退させた。
ANZ: 来年2月に利下げ開始を予想。
ニュージーランド: 消費者信頼感指数が上昇。しかし、ティマルー食肉工場閉鎖の可能性で雇用への懸念も。
a2ミルク: 買収の可能性で取引停止。詳細発表待ち。
米国: チーズと脱脂粉乳の価格が高騰。牛乳生産量の減少が影響。
記事を書いての感想
中国の景気刺激策への期待が、豪ドル、NZドル、鉄鉱石価格を押し上げているのですが、もっとテコ入れの投入額をもっと足さないといけないのではないかと、
オーストラリアの金融政策は、今後の経済指標次第で年内の利下げの可能性も残されている。
ニュージーランドでは、消費者心理の改善と雇用への懸念が混在している。
a2ミルクの買収の可能性は、今後の株価動向に注目が集まる。
アメリカの牛乳生産量の減少は、NZからの乳製品輸入増加に繋がり、NZドルを支える可能性がある。鉄鉱石までではないですが、ミルク先物は9月は下がりました。ところが全米でのバランスが崩れているのがニュージーランドの救いです。A2ミルクですか。めんどくさいな~。調べるものが増えて(笑)
ダイジェストは以上です
世間では、自民党総裁で、石破さんに決まりましたが、
私は、今日もオセアニア経済情報です
本文
オーストラリアからです
統計局からマイクロデータ:長期労働力
これは時間があって思い出したら行いますので、今日はやりません
指標は以上です
では、国内ニュースへ
Yahooファイナンスオーストラリア 9/26
ネガティブ・ギアリングの変更を望んでいるのは、主に住宅危機の解決を願う団体や専門家たちです。彼らは、現在の制度が不動産投機を促進し、低所得者層に不利益をもたらしていると主張しています。
オーストラリア社会福祉協議会(ACOSS)は、税制優遇措置の見直しを求めています。
専門家のフィリップス氏は、負債を抱える不動産数への上限設定は効果がないと指摘しています。
賃貸住宅所有者の擁護者であるジョーダン・ファン・デン・ベルグ氏は、ネガティブ・ギアリングの完全廃止を訴えています。
一方、政府はネガティブ・ギアリング改革に慎重な姿勢を見せています。しかし、住宅危機が深刻化する中、改革を求める声はますます高まっています。
簡単に言えば、「住宅バブルが崩壊して不景気になる前に、ネガティブ・ギアリングを廃止して、不動産市場の安定化を図るべきだ」というのが、彼らの主張の核心と言えるでしょう。
高価な不動産という認識があるのですね(笑)
次です Yahooファイナンスオーストラリアの今日の記事です
オーストラリアの財務大臣は中国の不景気で被るであろう悲惨な結果について警戒している。中国に訪問して確認している状況
「2022年と2023年の大半、オーストラリアは輸出額の急増により、毎月約100億~150億ドルの国際貿易黒字を計上していた」
「簡単に言えば、オーストラリアは毎月、輸入額より100億ドル多い商品を輸出していたのです。」
「2024年4月以降、中国の景気減速が深刻化し、月間貿易黒字は約50億ドルに落ち込んだ。」
半分になったということです
オーストラリアは、中国経済の減速により、今後数カ月で苦境に立たされる可能性があります。
中国のGDP成長率が1%低下すると、オーストラリアの成長率は0.25%低下し、生産高は約60億ドル減少します。
中国経済の減速は鉄鉱石の需要を弱め、予算に最大45億ドルの損失をもたらす可能性があります。
中国は最近、パンデミック以来最大の景気刺激策を発表しましたが、専門家はこれが中国経済を好転させる特効薬になるとは考えていません。
中国経済の減速が続けば、オーストラリア準備銀行は独自の金利を引き下げざるを得なくなり、その影響は今後数年間で予想以上に大きくなる可能性があります。
オーストラリアにとって、中国との安定した経済関係は重要ですが、中国経済の減速はオーストラリア経済に大きな影響を与える可能性があり、今後の動向に注意が必要です。
同じ内容をロイターも出しています
貴重な記事でした。
ではABCnewsへ
タイムラインです
オーストラリア株式市場:
ASX 200は横ばいで終了、+0.1%、8,212ポイント。
A2ミルクは買収の可能性で取引停止。
スター・エンターテインメントは取引再開後、-44.4%と急落。
ACCCの中間報告:
スーパーマーケットの行為は「信頼を裏切る行為」と首相が批判。
コールズとウールワースの寡占、ロイヤルティプログラム、値引き慣行、土地バンキングなどが問題視。
政府は食品・食料品法の強化、価格監視、合併審査など対策を講じている。
その他:
RBAは豪ドル下落による年金基金のポジション売却と金融不安定化の可能性を警告。
ブラジルの干ばつでコーヒー・砂糖価格が急騰。
豪州ではEV販売が低迷、ハイブリッド車が人気。
アルバネーゼ政府はビーチ・エナジーにガス生産ライセンスを2つ付与。
ANZはFRBが利下げを継続、RBAも来年2月に利下げ開始と予想。
読者からスター・エンターテインメントの経営陣への批判の声。
といった感じになりますが注目があります
この部分です
A2ミルクの株価が取引停止前に何のニュースもないにも関わらず8%も上昇したため、ASX(オーストラリア証券取引所)がA2ミルクに価格急騰の理由を問い合わせました。
A2ミルクはそれに対し、買収の可能性について市場に知らせるにはさらなる時間が必要だと回答し、取引が一時停止されました。
E & Pの小売アナリスト、フィリップ・キンバー氏は、A2ミルクがサプライチェーン改革を進めており、中国市場向けの製品を増やすため、ニュージーランドと中国で合弁事業や買収を積極的に検討していると指摘しました。
つまり、A2ミルクが買収される、または他社を買収する可能性があり、その詳細がまだ確定していないため、取引が一時停止されたということです。
この話はNZXにも出てきます
次にニュージーランドです
経済指標はこれが出ていました
国際収支と国際投資残高:2024年3月31日までの年度
終わったことですが、債券の変化を確認できます
興味深いです
2024年3月31日時点のニュージーランドの国際投資状況まとめ
対外投資
総額: 3,732億ドル
主な投資先: アメリカ、オーストラリア、イギリス、日本 (全体の70.1%)
投資形態の内訳:
直接投資: 7.9%
ポートフォリオ投資: 68.5%
金融派生商品: 5.2%
その他の投資: 11.1%
準備資産: 7.3%
対内投資
総額: 5,723億ドル
主な投資元: オーストラリア、アメリカ、イギリス、シンガポール (全体の57.5%)
投資形態の内訳:
直接投資: 27.7%
ポートフォリオ投資: 51.6%
金融派生商品: 3.8%
その他の投資: 17.0%
対外債務
外貨建て対外債務: 1,401億ドル
ヘッジ状況: 97.6%がヘッジ済み
その他
この情報は、2024年3月までの年度の国際収支と国際投資残高に関する四半期統計を統合したもの。
特定の国・産業部門別の投資状況、投資収益、対外債務のヘッジ状況などの詳細情報を含む。
最新のデータソースと方法に基づいている。
グラフから読み取れること
ニュージーランドの対外投資、対内投資ともに増加傾向にある。
対外投資では、アメリカへの投資が大きく増加している。
対内投資では、オーストラリアからの投資が最も多い。
結論
ニュージーランドは、アメリカ、オーストラリア、イギリスなどの主要国との間で活発な投資活動を行っている。対外投資、対内投資ともに増加傾向にあり、特にアメリカへの投資とオーストラリアからの投資が目立つ。対外債務はヘッジされており、リスク管理が行われていると考えられる。
対外債務のヘッジとNZドルの関係を、身近な例で考えてみましょう。
例:住宅ローンの金利変動リスク
住宅ローンを組む際、「変動金利型」と「固定金利型」を選べますよね。
変動金利型: 将来、金利が上がると、毎月の返済額も増えます。(リスクあり)
固定金利型: 金利が上がっても、毎月の返済額は変わりません。(リスク軽減、これがヘッジ)
ニュージーランドの場合
ニュージーランドは、外国からお金を借りています(対外債務)。この借金は、主に米ドルなどの外国通貨建てです。
ヘッジなし: NZドルが下落すると、同じ額の借金を返すために、より多くのNZドルが必要になります。(返済負担が増え、NZ経済に悪影響)
ヘッジあり: あらかじめ、将来のNZドルと米ドルの為替レートを固定する契約などを結んでおきます。NZドルが下落しても、返済に必要なNZドル額は変わりません。(返済負担は増えず、NZ経済への悪影響を軽減)
ヘッジの効果
対外債務のヘッジは、NZドルの下落リスクを軽減します。
リスクが軽減されると、投資家はNZドルを安心して保有できます。
その結果、NZドルの需要が増え、価値が上昇しやすくなります。(NZD買い)
まとめ
対外債務のヘッジは、NZドルの為替変動リスクを軽減し、NZドルの価値を安定させる効果があります。これが、対外債務のヘッジがNZD買いの根拠となる理由です。
というわけで、これもNZD高原因ですね。
経済が弱くても、ヘッジで保たれているということになります
指標は以上です
国内ニュースへ
RNZから
税金のお話、キャピタルゲイン税だそうです
ANZ銀行のワトソン総裁はキャピタルゲイン税支持を表明したが、他の主要銀行トップはコメントを控えた。
インフォメトリクスのオルセンCEOは、広範囲にわたる低税率の税制がニュージーランドに貢献してきたと述べ、キャピタルゲイン税導入を支持。法人税率の引き下げとセットでの導入を提案。
独立系経済学者のエアクブ氏は、キャピタルゲイン税導入には政治的コンセンサスが必要だと指摘。将来に向けて税制の公平性と効率性を確保するために必要だと主張。
スクワレルのカニンガムCEOは、住宅市場が機能不全に陥っていなければキャピタルゲイン税の議論は必要なかったと指摘。
次です
金利引き下げで消費者の楽観度が向上
消費者信頼感指数は9月に3ポイント上昇し、3カ月連続で改善。
インフレと金利の低下が、将来への楽観的な見方を後押し。
しかし、インフレ緩和は価格下落ではなく、上昇ペースの鈍化であることを理解する必要がある。
消費者心理は改善しているが、すぐに消費が増えるわけではない。
家計インフレ期待は変わらず、住宅価格期待は上昇。
何事も前向きな気持ちが大切という解釈になるのですが、どうなんですかね?
次です
アライアンス・グループは、ティマルーにあるスミスフィールド食肉工場の閉鎖を提案しました。
閉鎖の理由: 羊の加工頭数の減少、施設の老朽化、小売業の開発による侵食。
影響: 従業員約600人の雇用、地域経済への打撃。
従業員の反応: 突然の知らせに衝撃と悲しみ、将来への不安。
地域社会の反応: 地域経済への影響を懸念、支援体制の構築を表明。
今後の予定: 協議は10月11日まで行われ、最終決定は10月18日までに下される予定。
アライアンス・グループは、閉鎖が実施された場合、可能な限り、従業員に対し、同社の他の工場への再配置を申請する機会を提供するとしています。しかし、かなりの数の人員削減が行われると予想されています。
今度は、食肉工場です。いままで、ミルク、製紙と2つ取り上げてきましたが、食肉工場が新たに加わりました。
6月、7月からこの手のニュースが増えているのを実感します
RNZは以上です
次はNDXです
NZX市場の主な動向(2024年9月26日午後3時時点)
NZX50: 週末は+0.8%上昇、前年比+11%上昇。
主な値上がり銘柄:
a2ミルク: +11.5%、週次+18.3%、年間+47%。
カトマンズ・ブランズ: +8.7%。
セルコ: +5.1%、週末は+9.2%上昇。
ビスタ・グループ: +4.2%、週末は+9.2%上昇、年間+101.4%。
主な値下がり銘柄:
フレッチャー・ビルディング: -2.8%、年間-37%。
スケールズ・コーポレーション: -2.3%、週末は-2.8%下落。
ターナーズ・オートモーティブ: -2.2%、週末は横ばい、年間+20%。
スパーク: -2.1%、年間-36%。財務責任者が辞任を発表。
重要な発表:
ウェアハウス・グループ: 11月22日に年次株主総会を開催予定。
ニュージーランド航空: 最高業務誠実性および安全責任者が辞任。
ミルクが上昇です。先ほどのオーストラリアのタイムラインに絡んでいます
これは何かあるのかもしれないです
A2ミルクはこれからいろいろと報道が出てくるのですね
では久しぶりに全米酪農から
2024/9/17
チーズと脱脂粉乳の価格が数年ぶりの高値に
チーズ:
樽チーズの価格は2020年11月以来の高値を更新。
買い手は積極的で、価格は1週間で21セント上昇。
短期間で3回大幅に上昇。
ブロックチーズも2022年5月以来の高値。
脱脂粉乳:
供給不足のため、価格は2022年11月以来の高値。
過去25日間で価格が下がったのはわずか5日間。
乾燥業者はフル生産、生産量はほぼそのまま市場に。
背景:
牛乳の生産量は減少傾向。
気温が高く、牛乳生産が少ない期間が続く見込み。
一方で、トウモロコシと大豆の収穫量は記録的で、飼料価格は安定の見込み。
農家はリスク管理に油断している可能性があり、価格変動に注意が必要。
結論: チーズと脱脂粉乳の価格は高騰しており、牛乳生産量の減少と需要の高まりが背景にある。農家は価格変動に注意し、適切なリスク管理を行う必要がある。
アメリカでは牛乳生産量が減っているのですね。となると、NZDからの輸入が増えているのが続いているようです
では次は
鉄鉱石です。100ドル回復です
ブルームバーグ 9/27
鉄鉱石先物価格が1トン=100ドルを回復し、4月以来最大の週間値上がり率となっています。これは、中国が経済成長を支える政策を発表したことが要因です。シンガポール市場では鉄鉱石先物が4日連続で上昇し、今週に入り約10%上昇しました。中国でも、大連と上海で鉄鉱石と鉄鋼の先物相場が上昇しています。
大変に解りやすいですね。中国が本格的に景気浮上なら、もっと高くなる可能性があります。
この間91ドルの時は85ドルまでなんて考えていましたが、先物は難しいですね
ではシドニー概況です
豪ドルとNZドルが上昇、中国景気刺激策への期待が背景
豪ドルとNZドルは、中国の景気刺激策への期待からオーバーナイトで1%上昇し、高値圏を維持。
中国の鉄鉱石需要復活の可能性が、豪ドルを下支え。鉄鉱石価格は1トン=100ドルを超えた。
豪ドルは0.6889米ドルで小動き。対円ではキャリートレードの買いが入り、再び100.00円を突破。
NZドルも0.6326米ドルで小動き。オーバーナイトで1%上昇し、9カ月ぶり高値に接近。
豪準備銀行が金利据え置きを示唆したことも豪ドルを下支え。市場が織り込む11月の利下げ確率はわずか20%。
ANZは来年2月に利下げ開始を予想。労働市場の逼迫、家計の改善、公的需要の伸びなどを理由に、浅い緩和サイクルになると指摘。
昨日自分でまとめた記事を読んでいて、
RBAは11月にハト派発言をしないのであれば、12月にハト派発言をして2月利下げではないかと。
11月にハト派発言がでれば、12月利下げという考えに落ち着きました
11月には第三四半期のCPIが出ています。そこが勝負所だと感g萎えます
それと、シドニー概況にもA2ミルクの内容が出ていません。
ABCの記事の内容だと、ロイター報道です
調べましたがこれしかないです
https://www.reuters.com/company/a2-milk-company-ltd/
やはりこれからですね。どうも、NZDは年内はアノマリーではないですが、弱そうで弱くないので乗り切るのでしょうね
そんな感じです
あとがき
疲れがとれない。年には勝てないですね。気持ちだけでも若くいたい
それでも、23時になると眠くなる(笑)
大丈夫だろうか?
以上です
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