あなたはギャンブルに向いてない 節約の入口④
悪友に誘われ、パチンコ屋に入ったのがいけませんでした。
3000円があっという間に2万円に。
まさにビギナーズラック。
始めは付き合いで行き、音はうるさいし、やり方もよく分からないしと思っていましたが、気が付けば休みの日には一人でもパチンコ屋というのが日常になっていました。
ギャンブルは一度始めると辞めるのがかなり難しいものです。
負けたら負けたで、次こそは取り返そうと熱くなります。勝ったら勝ったで次はもっと勝ちたいと行きます。
頭の中が常にギャンブルでいっぱいになり、次行くことばかり考えてしまう。
あの、当たりの時のパチンコ台の音と、虹色が眩しくてたまりません。
赤、金保留にワクワクして、珍しい演出に一人でテンションがあがります。
夜勤明けの開放感でパチンコ屋にいき、激しい眠気に襲われ、当たりも出ていないのに右打ちを続けていたこともあります。
気が付けばひと月に20万円も使い込んでいました。
休みの日にずっと一人でパチンコ屋で過ごして終わる。
耳はおかしくなり、誰とも話さず、肩や腰は痛い。
お金だけ垂れ流していく。なんの意味もない1日。
自分の人生が終わる。
このままでは終わる。
なんだこの人生。
そんな時本屋に入ると、「脱パチンコ」という本があり手に取りました。
数百円でギャンブルを辞めれるならと試しに読んでみました。
その本の筆者は、もとパチンコ屋の店長で、いかにパチンコ屋がお客からお金を取るための努力を必死にしているかが書かれていました。
その一節に、
熱くなって途中で止めれない人はギャンブルに向いていませんと書かれていました。
「これまさに自分やん」と妙に納得できました。
その本を読んだ後は、パチンコ屋の前を通らないようにし、動画でも一切見ないようにしました。
不意に来る行きたい欲を抑えながら。
その本のお陰で、10年経った今でもギャンブルはしていません。
ギャンブルに向いてない自覚がつくとお金は勝手に溜まっていきます。
大丈夫、あなたも辞められます。
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