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いざ東京へ

夜中2時半に目が覚めて眠れない。
出発は6時の予定なのに。
ん〜ダメだ、寝れない、無理。
起きた勢いでnoteを書いたりしちゃってる。

寝れそうにないので予定変更し始発で東京へ。
 4時間半掛け東京の会場に到着。
シンプルに遠い。

東京へ来た目的は、
「働くってなんだろうエッセイ」に入選し表彰式に参加するためだ。

有り難いことに去年も参加させてもらっため今回2回目の参加。

去年はどんな感じなのかが全く想像できず不安になり一睡もできなかった。今年はしっかり寝てから参加したかったのだが、4時間で目が覚めた。遠足前は寝れないタイプなので仕方ない。

途中で眠くならないようにレッドブルで翼を授けてから会場入りをした。

会場内には受賞される方が70人ぐらいいただろうか。指定されたイスに座る。左隣の席には女子高生、右隣の席は中国国籍の女性が座っていた。

表彰式が始まり、司会の方が話し出すと隣に立っている人がいた。何だと思っていると手話の方だった。今年は聴覚障害の受賞者がいるようでその方への配慮だった。海外からはZoomでの参加の方もいる。

上位の賞の方から名前を呼ばれ祭壇の上で順番に表彰される。

ただ、表彰状をもらうだけなのに、心臓がバクバクになった。このバクバク感はいつ以来だろうと考える余裕もなくバクバクだった。自分の番がまわってきて、ぎこちない動きとぎこちない笑顔で何とか表彰状を受け取った。

表彰式が終わり、次はグループディスカッション。

グループディスカッション?え、そんなのやんの?学生みたいでつなんなさそうと思われた方がいるかもしれないが、とんでもない。自分はこれが一番の楽しみでわざわざ東京の会場に来たのだ。

結論から言うと、
やっぱり最高に面白かった。まさに一期一会。


僕のいたグループは、高校3年生の女の子とお母さん、30歳の男性、40代の女性2人、80代の女性。
岡山、大阪、静岡等と様々なところから来られた方たちだった。
グループワークは自分が書いたエッセイの紹介からはじまり、働くことをテーマに話は進んだ。

女子高生は母子家庭で育ててくれたお母さんのことをエッセイで書いており、これから社会にでる不安を話してくれた。

30代の男性は体調不良で休職した経験や、これからの仕事について話してくれた。

中でも岡山から来られた80代の女性が一番印象が強い。その方は海外の学生と日本をつなげる仕事を長年やっておられ、今でもボランティアで活動されているとのことだった。

「私は仕事が大好きで定年という言葉は嫌いなんです。私の定年は死ぬ時なんです。5、60代はまだ子供です。30、40代なんて可能性がいっぱい」

とさらっとその方は言った。自分が80代になったときに同じ言葉が言える人生が送れるだろうか。そんな感じで仕事ができているだろうか。

このメンバーで集まって話をすることは今後二度とないだろう。そう思うととても貴重な時間に思え、あっという間に時間が過ぎた。

グループディスカッションが終わると、食事会(バイキング)があった。

受賞者の中には、noteをされている方もおりご挨拶することができた。noteで繋がっている人と話す機会なんて初めてだったのでこれも一期一会に思え貴重な体験になった。

帰りの新幹線の中で今日会った人たちのエッセイを読む。書いた人の顔や背景が浮かぶので、よりそのエッセイが面白い。余韻に浸りながら、その日の内に自宅に戻ることができた。


あ~また来年も行きたい。そう思い次は何を書こうか、もう考え中なのである。


今回受賞したエッセイはこちらです。お時間があれば読んでみてください。

ちなみに去年の参加したとき様子はこちら

去年の入選したエッセイはこちら

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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