赤井秀一に学ぶ
どんな状況に置かれても
どんなに悪口を言われ続けても
どんなに他人の問題をこちら側に投影されてすり替えられても
どんなにお門違いな恨みを抱かれても
どんなに逆恨みされても
取るべき態度はただ一つ
毅然とした態度だけ
深呼吸すらできない
呼吸が乱れ
手が震え
通知音が聞こえた瞬間に
全身が震え始めたとしても
おなかに風船があることをイメージすることを
決して忘れてはならない
肺が確かに二つもある
酸素だけは自分に届けてあげて
今この空間にある酸素を全部使いきるイメージで
死にそうなら死ぬまでに地球上の酸素を使い切るイメージを
死ぬ前にきっかけとなった人の分の酸素も使い切るくらいしても悪くない
最初は震えがおさまるまで6時間強
数か月後に再び同じ状況が来たとき
震えがおさまるまでに3時間
その数か月後は1時間
確かに時間がかかっていることに変わりはない
それでも確実に言えることは変化があること
確実に減っているということ
焦る必要はない
彼も観覧車の上でそう言っていた