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本を買うのには理由があって、

割と手当たり次第、文庫本を買います。

何故、単行本ではなく文庫本なのか。
図書館で借りればいいじゃないか。
古本屋でもいいじゃないか。

という、脳内に聞こえてきた疑問に答えます。
(怖い)

単行本は、値段が高いからです。

また、図書館で借りたり
古本屋で買ったりすると
著者に印税が入らないからです。

***

わたしは薄給の事務員ですので、これはと思う本があってもそれがまだ単行本だと、あーー…となり、文庫化するのを待ちます。

余談ですが、まだ文庫化しないなーと思っていたら単行本から改題されていて、気付いたときには文庫発刊から2年くらい経っていたりします。

これ、なんとかならんか。

そして、以前も書いたように活字中毒のきらいがありますので、世の中から本が無くなってしまったら、ひどく困ります。

だから、素敵な物語を紡いでくださる作家さんには恩義を感じています。
たくさん稼いで、もりもり小説を書いていただきたい。

作家という職業が憧れの的となり、どんどん新しい書き手が増えるといい。

微力ながらそのお手伝いをしたい、けれどもわたしは何度も言うように薄給のしがない事務員。

そんなわたしにも文庫本購入という形なら、ささやかながら投資できるし、少々買い過ぎても破産はしない。

win-winじゃないか

ということで、文庫本を
割と手あたり次第に買うのです。

「割と」というのは、作家さんを選んでいるからです。

差別主義者とか、あまりに古い感覚の作家さんの本は読むと具合が悪くなってしまいますので、本の裏表紙や書評、解説、読者の感想などを読み込んで、読んでも大丈夫そうかという確認は怠りません。

そうやって手元に届いた本は、ひとまず保管。
我が家には常時30冊ほどの文庫本が、積読してあります。

そして今読んでいる本を終えたら、次の本をまた、手あたり次第に読むのです。

だから購入したのと
読み始めるのには
時の隔たりがあります。

読むときに「なんでこの本を買おうと思ったんだっけ?」という記憶がすっかり抜け落ちていることも多々。

でも、ほとんどハズレはありません。
なんたって過去のわたしが血眼になってチェックした本ですからね。

noteもそうですね。
たまに自分が過去に書いたものを読むと、結構おもしろい。

過去のわたしは、割と信頼するに足る人物です。
未来のわたしにも「結構やるじゃない」と思っていただけるべく、日々ジワジワと精進していきたいものです。

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