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もしかして、笑われたもん勝ちなんじゃない?

おしゃれが好きです。
何故好きかというと、気分が上がるからです。

自分のサイズにピッタリ合った上質なものを、自分の思う最高の組み合わせで身につけていると、自信を持って街を歩けるからです。

今日、なんだか素敵ですね、とか
え、それどこで買ったの、真似していい?とか

褒められれば嬉しい。

でも褒められたいから、おしゃれだなと思われたいからおしゃれをしているのでは、断じてありません。

だから「その恰好、男受け悪そう笑」とか言われても知らんわという話です…という話は以前にも数度、noteに書きましたねそういえば。

放っておいて。
あなたの為におしゃれしてるわけじゃないんで。

とか威勢のいいことを言いつつ、わたしはこれまで「おしゃれしてまっせアイテム」が苦手でした。

おしゃれしてまっせアイテムというのは例えば
スカーフとか
ターバンとか
ベレー帽とかです。

そこに
「寒さや日差しから身を守る」とか
「肌を隠す」とか
「汗を吸い取る」とか

身につける必然性が無いもの、すなわち
付けること=おしゃれをする為一択
であるアイテムというのは…

「わたしおしゃれでしょ?」って
思われたいって思ってるんだろうなと
思われる気がして恥ずかしかったのです。

端的に言うと

スカーフ巻いてる笑とか
ターバンださっ笑とか
ベレー帽って笑とか

言われるか、言われないまでも思われるんじゃないか、後ろ指差されるんじゃないかという恐怖心に打ち勝てなかったのです。

でもねぇ。

よくよく考えてみれば、笑われたところで、わたしは何を損すると言うのでしょう。

おしゃれアイテムを笑う奴と、わたしは仲良くなりたいのでしょうか。

そんなのとはお近づきになれなくて幸いなのではないか。

おしゃれアイテムは寧ろ
人を笑いやがる輩除けになるのではないか。

笑う方もね、「人を笑う」という行為は自分の首をも絞めることになると思うのです。
だって、人を笑ってしまったら、自分がしたいと思ったときに踏み込めないものね。

なんかスカーフ巻いてるー
うける、おしゃれ番長か笑

などと人を揶揄してしまった次の日に「あ、スカーフ素敵かも」って気づいても、すぐには巻く態勢に入れないものね。

自分に自分の揶揄が刺さることになるから。

うむ。

笑わば笑え。
そして存分に自分の首を絞めるがよい!
フハハハハ!

という心持ちで、長いことオンラインショップのお気に入り内でくすぶっていたターバンを、わたしは購入いたしました。

うふふ。

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