あなた(耳栓)とならどこにだって行ける
苦節1年、ループ(耳栓)を買いました。
結論から申し上げますと
買って本当によかった!
以前、ただでさえ向上心というものを持ち合わせていないわたしの、カッスカスのやる気すら根こそぎ削いでくる上司の悪口メインの雑談を聞くのが苦痛で、上司に元々期待はしていないので余計なことだけはしないでくれと願う、けれども聞き手でもない会話を止めるのは難しいので、こちらで対処(耳栓)するしかないのであろうか、という記事を書きました。
この記事のコメントでメイホアさんに教えていただいた「ループ」という名の耳栓を、わたしはついに購入したのです。
何かを購入するとき、わたしはインターネット上の商品説明やレビューを読み込みます。検索しては読み、幾度も読み、別条件で検索してまた読む、という行為を繰り返すのです。
そうやって情報収集に努めた結果、購入を検討していたループには、いくつか種類があることが判明しました。
そもそも、ループは音を完全に遮断するわけではありません。
装着しても大きな音は聞こえる、どころか、ほとんどの音を認識することが出来ます。
じゃあ意味ないじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、とんでもない。
ループは
すべての音のデシベルを
ちょっとだけ下げることが出来るのです。
しかも、必要な音(ベルとかブザーとか、自分に話している人の声とか)は聞こえるように設計されているのです!
(どういう仕組みなのか、読み込んでも結局よく分かりませんでしたが)
ということで
ループ【クワイエット】−26dB
ループ【エンゲージ】−16dB
双方を、勢い余って同時購入いたしました。
ループクワイエットは外部の音をほとんどカットしても差支えないとき(1人で集中したいときや就寝時)、ループエンゲージは小さい音まで拾いたいとき(誰かと一緒に移動している時や仕事中)に使用しています。
特にエンゲージはかなり広く使用できます。
この子のお蔭で(急な擬人化)駅のホームで大きすぎるアナウンスや発車ベルや警笛で驚いて心臓が止まりそうになることや、スタジアムや繁華街での喧騒で消耗して今すぐ帰りたくなることが、減りました。
ライフのクオリティ、すなわちQOLというやつが、上がりました。
このちっこくて可愛いのが、わたしのストレスを大きく減らしてくれているのだなと思うと、心打たれるものがあります。
本当はおまえがみんな見てるのね
小さき丸き粒にささやく
と、コンタクトレンズに話しかけちゃってる俵万智に負けないくらい、ループが愛おしい。
もう、ループの無い世界には戻れない。