マッサージの法則
昨日はわたしの駄文にスキとコメントをたくさんいただきまして、ありがとうございました。
不惑とは名ばかりで惑いっぱなしの40歳ですが、これからも適宜サボりながら、可能な限り夫を大事にしていきたいという決意を新たにいたしました。
今日はマッサージの話です。
歩きすぎて足が疲れた
根を詰め過ぎて肩が凝った
そういうとき、皆さまはどうされますか。
わたしは敢えて
夫の
足や肩を揉みます。
しばらくすると、
夫がお返しをしてくれることを
知っているからです。
マッサージって不思議なもので、どういうことなのかよく分からないのですが、こういう仕組みになっていますよね。
自分で揉む < 人にさすってもらう
きっちりと力を入れて、ツボを目がけて自分でグリグリ揉みしだくよりも、人に適当且つ雑にさすってもらったほうが気持ちがいいという謎。
…
以前、こんなことがありました。
実家の母が心身ともに疲労していて今にも倒れそうだったときのこと。
何でこんな目に遭わないといけないのか
わたしが悪いのだろうか
ということを母が口にしたときに、
傍にいたわたし(当時高校生)が
「母は何も悪くないよ」
と言って、母の背中をさすったのだそうです。
わたしはあまり覚えていなかったのですが、母はそのときのことについて事ある毎に
「あれは本当に沁みた。有難かった。」
と話すので、余程印象に残っているようです。
我々ホモサピエンスは、1人ひとりは飛びぬけて強靭でも聡明でもないのに、互いにコミュニケーションを取り合えるという特性があったことで他の人類より長く生き残った説があるそうです。
元々は「とても賢かったから」という理由だと思われていた(というか思いたかった?)そうで、そもそも「ホモサピエンス」という名前はラテン語で「賢い人間」の意らしいのですが、どうやら頭の良さではネアンデルタール人と大して変わらないことが近年の研究で分かってきたそう。
となると、我々は
個人ではそう大した能力は無いけれど
みんなでそれぞれの弱さやダメさを慰め合って
補い合って生きてきた種族なんでないの?
ということになりますね。
だから、マッサージを人にしてもらう方が気持ちがいい仕組みになった
もしくは
マッサージを人にしてもらう方が気持ちがいい仕組みの個体が生き残った
ということなのかもしれません。
何か知らんけど、そういうことになっているのなら、それに従った方が効率が良さそうです。
ということで、自分が疲れたときは敢えて
夫の疲れを癒す。
そうすれば
夫も気分がよくなって
わたしの疲労も解消し
一挙両得。
特段強くも賢くもない人間として、全力で甘やかしあって生きていきたいなと思う所存です。
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