【定期テスト】50点を55点にしよう!
こんにちは。私は個別指導塾で塾講師のバイトを数年続けていました。
中学受験、高校受験、大学受験にむけての勉強法の指導を行ったことがあり、教務可能教科は理系科目です。
体験談を基にしているため主観的です。
定期テストの日程が近くなってくると、定期テスト対策の授業の依頼がぽつぽつと増え始めます。対策のためにとれる時間が約1時間ということで何から手を付けるかの優先順位を必然的につける必要があり、そこでの経験からテスト対策のための勉強の取捨選択の工夫などをまとめてみようと思います。対象科目は数学などの理系科目です。
1.目標を決める!
目標はできるだけ具体的に、無理のない範疇で定めておきます。
例えば前回のテストの得点が平均点ぐらいだったとしたら、今回の目標点数を平均点+5点程度とします。
ここで重要なことは全体的に目標70点とかでは無く「+〇点」としておくことで得点をどうすれば取れるかを想像しやすくしておくことです。
2.計画を立てよう
目標が立てられたら、次はテストの出題傾向と配点を再度洗い出しをしておきます。大体の定期テストは問題集などのテスト課題から出題される傾向が多いですので、問題集の中で解けなかった問題をピックアップすることが多いです。その次に、その解けなかった問題たちがもしもテストで出たら配点は何点になるかを考えて点数を振り分けておきます。
ここでポイントなのは解き方が同じ問題を問題群として1つの種類にまとめておくことです。
そうして分類が終わったら、+〇点になるように解けるようにその問題たちを組み合わせます。更に余裕を持たせるなら+1問ぐらいしても良いかもしれません。
解く問題群を限定することで意識的な勉強が可能です。
3.未来への期待を膨らませる
分からなった問題が解けるたびに、「+2点取れたね」と声掛けをしていきその問題が解けるようになったことを強調します。その問題とテストの点数を具体的に連想させることで記憶に定着できたらいいなと思ってやっていました。
4.まとめ
具体的な目標を決めておき、そこから計算してとけるようになった方が良い問題群を選定して復習する。
また、記憶に定着するように仮想の点数も合わせて覚えておく。
これらを意識的に行い、テスト本番でやることを明確にしていきましょう。
5.個人的な意見
ここで紹介した方法は言ってみれば「ちょっと手の込んだヤマ勘」だと思っています。
普通のヤマ勘と違うのは、解答丸暗記で挑むというのではなく意識して注意するポイントを決めておくということです。
「四則演算は掛け算から計算するようにする!」など個人個人で確実に得点を取ために一般的な方法を考えるため、丸暗記よりも脳のリソースを減らしたままでテストに挑むことができるので省エネになります。
また、もっと高得点を取りたいという方はこのように小さなハードルをこつこつ飛び越えていくことが地味ではありますが効果的だと思っています。
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