今日もいい天気ですね(震え声)
中学時代のことだ。妬ましいことに友人から女の子とのデートの相談や、稀に惚気話を聞かされていたことがあった(本当に妬ましい)。
その時に覚えているのが、その友人は最初の会話の切り出しがわからなくて思いっきり雨が降っているのにもかかわらず、
「今日もいい天気ですね」
と言ったそうだ。
当時のワタクシは「ボケ狙いとしては、まぁ悪くないんじゃない?」とちょっと笑いながら答えていた。
けど、今思えばこの発言、ポジティブシンキングの本質をついているんじゃないかなと思っている。
雨の中、嵐の中、雪の中でいい天気だと思う人はいない。しかし、それらの天気を「いい天気」だと思うことができれば、それはそれで強き心の持ち主であることがわかる。
この考え方ができる人こそ、この世界を生き抜くことができる最強のポジティブシンキングの持ち主だということだ。
ちなみに、この記事を書いている日の天気は、曇りのうち雨だ。
ワタクシにとって、今日はいい天気かと言われれば…
うーん、正直、微妙。
ワタクシの心の天気の予報は、今日もよろしくない予報が流れているようだ。