訪日観光者急回復の裏に見る 〜 2023年の中国人観光客の特徴と観光地？
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おはようございます！
clears 広報担当です！
インバウンドもだいぶ戻ってきて、10月の訪日観光客数がコロナ禍以前の2019年同月を上回っていましたね！
弊社もおかげ様で忙しくさせて頂いております＾＾
ただ、以前とは観光客の層が少し異なるようです。
どうやら中国人観光客がコロナ禍以前よりもまだまだ少ないようです…
なぜまだ訪日中国人が増えていないのか？ということも気になりますが、
今回は訪日中国人観光客にスポットを当てて、そもそも訪日中国人観光客はどんなところに行き、どんな観光をするのかをまとめてみました！
・訪日中国人観光客は何人くらいいる？
・どんな中国人が来てるの？
・中国人観光客は日本で何してるの？
・もっと中国人を日本に呼び込むためには？
訪日中国人観光客は何人くらい？
ピークは2019年の約959万人（この年の訪日外国人の約3分の1）
2009年は約100万人なので、10年でおよそ10倍まで増えてますね。
2014年あたりから2019年にかけて爆発的に増えています。
【爆発的に訪日中国人が増えた背景】
→経済発展により所得の増加した
→ビザ取得条件の緩和
→航空代の価格競争による外国旅行費用の値下がり
など複数の要因がある。
どんな中国人が来てるの？
まず中国では休暇中に外国旅行ができるのは中間所得者層以上で、約4億人です。
(2019年の中国人出境者数は約1億6000万人)
※中間所得者層とは…
年間所得がおよそ60万円〜500万円の層を指す。※定義によっては金額は上下する。
【2023年7月〜9月の訪日中国人の属性】
～性別～
男性 46.6%
女性 53.4%
～年代～
20代以下 42.5%
30代 30.3%
40代以上 約30%
〈特徴〉
女性の方がやや多めのようです。
また年代別では20代以下が全体の40％以上を占めております。
【2019年7月〜9月の訪日中国人の属性】（2023年との比較）
～性別～
男性 41.8%
女性 58.2%
～年代～
20代以下 34.9%
30代 37.3%
40代以上 約30%
〈特徴〉
2023年はピークの2019年と比べるとやや30代の旅行者が減っているようです。
平均宿泊数は12.6泊(2023年)
日本で何をしてるの？
ひと昔前の訪日中国人は爆買いのイメージが強いですが、実は爆買いのピークは2015年でそれ以降は
自然・景勝地観光客、温泉入浴、日本食・日本のお酒を楽しみに来ている方が増えています。
もちろんショッピングも人気な目的の一つです。
中国人に人気の日本の観光地は？
インタセクト・コミュニケーションズ株式会社の調査（2022年9月調査実施）によると、
富士山や東京ディズニーリゾート、USJ、北海道、東京など景観地やテーマパークなど爆買いではなく、日本ならではの体験を出来る場所が、人気の高い観光地だったようです。何を買っている？
化粧品・香水や菓子類、医薬品などが人気の高いようです。最近ではアパレル(衣類)も人気が上がっている。
もっと中国人を日本に呼び込むためには？
最近のトレンドとして、中国人の目的も買い物中心ではなく、日本でしか味わえない景観や観光地を求めているので、東京や大阪、北海道などの定番の観光地以外にももっと中国人を呼び込めるようにしたいですね。
中国人は訪日回数が2回目以上の方の割合も少なくないので、今後はより地方にも中国人観光客は訪れるのではないかと思います。
まだまだ、訪日中国人の数はコロナ禍以前と比べて回復していないので、入国制限が無くなってから初の旧正月でどこまで人数が増えるのか楽しみです。
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